マラコンサーバンシー月末リポート

面積520平方キロメートルのマラトライアングルは、2001年から非利益組織の「マラコンサーバンシー」によって管理されていて、野生動物の保護、雇用、整備、警備、公園料の徴収、運営など保護区管理にまつわるすべてを任されています。
マラコンサーバンシーに雇われているのは、マラトライアングルと隣接するマサイランド(マサイの住むエリア)出身のレンジャー以外にも、アドミニストレーション、自動車修理、道路工事のスタッフも入れ、総勢80人。
レンジャーたちが野生動物を守り、密猟者たちと戦う為には、いろいろなスタッフの助けが必要です。レンジャーの車を整備するメカニック。レンジャーの無線通信をするコントロールタワーのスタッフ。レンジャーの車が通ることが出来る道を作るスタッフ。毎日動物の動きをチェックし、観光客が野生動物の生活を邪魔しないように管理するスタッフ。観光客から公園料を受け取るスタッフ。誰の力が欠けても、保護区とその野生動物を守っていくのは不可能になってしまいます。
日本のみなさんの寄付がなければ、2月の時点でマラコンサーバンシーのレンジャーたちは全員解雇され、マラトライアングルは密猟者の天国になってるのも同然。日本からの支援が始まってからのマラコンサーバンシーの活動は、「マラコンサーバンシー月末リポート」に詳しく載っていますので、ぜひ読んでください!(PDFファイルでダウンロード出来ます)
2008年1月
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「2008年1月の選挙後の大惨事の後の観光客の大幅の減少に伴いマラコンサンバーシーの収入が激減しました。50%の減少だと予想されていた観光客の数は、実際には80%近い減少でした。今後の何ヶ月を生き延びる為に私達はオペレーション経費の大きなカットをせざるを得ません。以下の項目の経費がカットされました。
・資本支出の停止
・新規のプロジェクトの制限
・道路修理用グレーダーの停止
・道路修理用トラクターの停止
・マサイに対する家畜の損害賠償支払いの停止
・コミュニティースカウト(保護区の外をパトロールする人たち)のカット
・アンチハラスメント用の車の停止(3台中、2台停止)
・密猟者逮捕の為の夜間パトロールの全面停止
・密猟対策パトロールのエリアの大幅な減少
・保護区外のパトロールの減少
・正規スタッフ以外、すべてのテンプ・スタッフの解雇
・スタッフの食費カット」
2008年2月
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“We have been very fortunate in receiving support to meet our projected shortfall and would like to thank the following for their support. I would particularly like to single out Dr. Asuka Takita for her support; she has raised US$ 29,000 in three weeks through her articles and blog for the Mara Conservancy. This shows the power of the Internet in raising funds if the message is right. “
「経費の赤字を補う為、いろいろな方からのサポートを受けたことにとても感謝しています。特に3週間のうちにブログや新聞記事を通して29,000ドルの募金を募ってくれたドクター明日香への感謝の気持ちをを伝えたいと思います。呼びかけのメッセージが正しい時のインターネットを通しての募金の威力を知らされました」
2008年3月
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“Dr Asuka Takita has raised US$ 51,000 for the Mara Conservancy in February and March through articles she has written, and through her Blog. This is an amazing achievement and we are most grateful for her support.“
「ドクター明日香は、2月から3月の間に自分で書いたブログと新聞記事を通して合計51,000ドルの募金を募ってくれました。彼女の素晴らしいサポートに感謝します」
2008年4月
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“We banked US$ 23,000 from Wildlife Direct and a further US$ 25,000 from Dr Asuka Takita. I would like to extend our sincere gratitude to Asuka for raising in excess of US$ 50,000 for the Conservancy. “
「今月はワイルドライフダイレクト(http:// maratriangle.wildlifedirect.org)を通して23,000ドル、そして、ドクター明日香からさらに25,000ドルの送金を受け取りました。既にマラコンサーバンシーの為に50,000ドル以上の募金を募ってくれた明日香に感謝します」
2008年5月
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“Dr Asuka Takita who has raised US$ 71,357 (Ksh 4.3 million) and WildlifeDirect through which we have channelled approximately US$ 35,000 (Ksh 2.1 million), we would not have been able to continue operations. “
「総額71,357ドル(430万シリング)の寄付を募ってくれたドクター明日香と、総額35,000ドル(210万シリング)を集めてくれたワイルドライフダイレクトの援助が無かったら、私達の活動は止まっていたことでしょう」
2008年6月
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“Dr Asuka Takita has now raised US$ 90,000 (Ksh 5.9 million), Mr J Kimojino and Mr W Deed have raised US$ 50,000 (Ksh 3.2 million) through WildlifeDirect and Anne Kent-Taylor has pledged another US$ 11,000, bringing her total to US$ 26,000 (Ksh 1.7 million). “
「現在のドクター明日香の寄付の総額は90,000ドル(590万シリンング)、ワイルドライフダイレクトのJ.キモジノとW.ディードの総額は50、000ドル(320万シリング)。そして、アン・ケント・テイラーはさらに11,000ドルの寄付を約束してくれ、彼女の総額寄付額は26,000ドル(170万シリング)になります」
2008年7月
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「日本から寄付して下さった方たちへ
ドクター明日香が始めた「マサイマラ・レンジャー基金」に日本から総額93,000ドルの寄付が集まりました。あなたたちのサポートには感謝してもしきれない思いです。
2008年の1月から、マサイマラへの観光客の数は80%激減しました。これは直接的に私達の収入の激減につながります。私達の通常の経営費は毎月120,000ドルかかっていますが、観光客の激減により毎月25,000ドルまで落ちてしまったのです。
あなたたちのサポートなしでは、私達の日々のオペレーションを続けることは不可能でした。密猟パトロールを停止し、ほとんどのレンジャーたちを解雇するしか選択肢がなかった私達は、あなたたちのサポートでマサイマラ国立保護区を守ることが続けられました。レンジャーたちも解雇されることなく、密猟パトロールも続けられています。そして、1月からは合計44人の密猟者がレンジャーにより逮捕され、これによって何百頭もの密猟される運命だった野生動物の命が助かっています。現在ヌーの大群の大移動がマサイマラに戻って来ています。この時期は(ヌーを仕留めようとする)密猟者が倍増する時期でもあり、私達もパトロールに力を入れなければいけない時期です。
ハイシーズンの間の2ヶ月間は、少し観光客の数が上がると見込まれていますが、残念ながら今年中は去年と比べると収入はずっと赤字状態だという予測がされています。
みなさまのサポートを本当に感謝します。」

