1月29日
昨日の晩、子ヤギが死んでしまいました。最初の一晩は越えて昨日の朝の時点ではミルクを飲む力も戻ってきていたのに・・・。体を立ち上げる力はないが、弱々しいながらも、連れて行った学校の授業中にメーメー泣いたりする元気は少しあった。救急ユニットに行かなければいけなかったので、厩舎に残るクラスメートに「湯たんぽが冷めたら暖めて、ミルクと糖分もやってね」と頼んで行ったが、2時にキャンパスに帰ってきた時、子ヤギを入れたダンボールはレセプションに無造作に置かれていた。38度まで上がっていた体温はまた36度まで下がっていて、子ヤギに意識はなかった。ちゃんと湯たんぽを暖めてと頼んだのに・・・。
急いで家に帰って子ヤギを暖めなおして、1時間おきに暖かいミルクを上げた。けれども、もうかなり弱っていて、ミルクも吐き出してしまっていた。首を持ち上げる力もなく、持ち上げると死体のようにダランとぶら下がるだけ。なんとなくダメだなとは、感じていた。夜中12時、ミルクを温めるために台所に行って戻ってきた時には息をしていなかった。台所にいる時にメェーとか細い声が聞こえたが、多分それが最後の声だったのだろう。静かにロウソクの火が消えるように命が消えてゆき、死は時には激しく、時には静かなものなんだとしみじみ感じてしまいました。