5月13日
今日は、牛の第一胃手術で、私は執刀医。おとといングヒュー先生に口答えして、ブラックリストに乗っていたので、今日は黙って手術しなきゃと思っていたら、あら!ングヒュー自身が麻酔の時にしでかして、今日はずいぶんナイスガイだった。自分で失敗しちゃったら、生徒怒鳴りつけれないからね(笑)。
例のごとく普通の麻酔薬の量じゃ効かないうちらの牛、オサマ・ビン・ラディン。やってくれたぜ、今日も。通常の麻酔じゃケロっとしていました。リグノケイン使った局部麻酔が効かないので、また違う方法で局部麻酔をすることになった。そして、ングヒューが局部麻酔を注射した途端、オサマがドターンとぶっ倒れた!リグノケインが血液内に入ってしまったのか?!と慌ててで抗ヒスタミンやらステロイドやら注射する。でも、いつまでたってもオサマはぶっ倒れたまま。オサマ、いったい、どうしたんだ??
「ケシラミン(鎮静剤)の威力ってすごいですね・・・」
大型動物厩舎のお世話係のカランジャが、びっくりして言った。え・・・、ケシラミン?!そう、ングヒューはリグノケインとケシラミンのボトルを間違えていた・・・(ボトルはそっくりだったけど)。牛はケシラミンにやたら弱い、オサマぐらいのサイズだったら、1.5ml で十分である。リグノケインだと思って注射したので、オサマに投与されたケシラミンは 10ml!!どうりでぶっ倒れるわけだ。局部麻酔じゃなくて、全身麻酔になっちゃった・・・。手術はうまくいったけど、結局、オサマは手術終わって3時間後ぐらいまで舌出して、ぶっ倒れたままでした。外科ローテーション最後の日は、とんだハプニングでングヒューの質問攻撃食らわず無事終わった。ラッキー♪