5月19日
今日もご飯抜きのノンストップ回診、夜8時半まで!死ぬほど疲れた〜。朝は、小動物クリニックで、すっごいもの見ちゃいました。なんと、トタン屋根の鉄板で頭と首を切った犬。首の後ろから目玉の上まで、全部頭皮がそぎ落ちて、たれ下がってた・・・(頭蓋骨全部丸見え)。首の回りも、頸静脈は外に出ているわ、気管支は切れているわで、すごい怪我。それよりもすごかったのは、以前断足した犬と同じで、皮膚が腐り落ちていたこと。

こんな感じに、頭皮と首の回りがすべて腐ってんのよ〜・・・。生きている動物から発する臭いとは思えないほど、すっごい腐敗臭。すげ〜、臭い!飼い主は、「おとといの夜に怪我した」と言っていて、「おとといの夜に怪我したなら、なぜ昨日つれて来なかったんですか?」と聞いても、「昨日は気がつかなかった」(それならなぜおととい怪我したの分かってんだ!)。後でクリニックの人に聞いたら、先週の土曜日にクリニックに「犬が怪我した」と電話した人と同一人物!怪我してから、6日もたってんじゃん!どうりで皮膚が腐り落ちてる訳だよ・・・。頸静脈も腐敗して灰色に変色、首の組織も半分ぐらい腐り落ちているので、怪我したその日ならなんとかなったかもしれないけど、今の状態は手術で治るケースじゃない・・・。その犬は、その場で安楽死されることに。「申し訳ないんですけど、これは手遅れです」と言うと、
「アイ〜、ウ・ドゥンゲ・シンダノ・ア・ポーネ (え〜、注射して治してよ)。」
注射して治せって・・・、ア、アンタ・・・。6日間もほうったらかしにされて、頚動脈腐ってんだよ・・・。魔法の薬じゃないんだから、治るわけないでしょうが・・・。先週の土曜日から6日もの間、生きていただけで奇跡的な犬だと思った。それと同時に、どうして頭と顔の皮が剥がれて首が腐り落ちている飼い犬を放っておける人がいるのか、理解できん。ケニア人に飼われる犬とロバには、死んでも絶対に生まれ変わりたくね〜。