獣の女医 in アフリカ

11月26日

なんとなく自分でも気づいていたんだけど、認めるのがなんとなく怖くて、卒業してからもクリニックに入り浸りの生活続けていた。朝9時から夜9時ぐらいまで、診療や手術に関わっていると、そんなことも考えなくてすんだからさ。でも、日本の実家に帰ったら、糸が切れた凧みたいになっちゃったんだよね。知らない陣地にいるから、クリニックに逃避できるわけでもなかったし、いろいろ考えちゃうわけですよ。いろいろなことを犠牲にしてきたのかなって。バカだから気がつかなかったんだけどさ、生き方のバランスが悪かったってことに。別にすべての私生活をなげやりにしてやってこなくても、もうちょっと器用なやり方があったんじゃないかって。そんな器用な生き方じゃ、私らしくないかもしれないけどさ。

そんなことを考えていたら、急に家の大掃除をしたくなった(笑)。自分の中のもやもやした気持ちの整理をしたくなったのかもね・・・。学生時代のノート、みんな捨てちゃった。と言っても、大事な復習ノート作る時に使った友達のコピーノートだけだけど。それでも、山のような量。なんかやたら勉強部屋がすっきりしたので、すべての部屋からもいらない物を全部捨ててみた。ボンボンいろんな物を捨てていたら、教科書とノートの間にうずもれていた日々の空しい思いも少しだけ整理がついたような気がした。思い出してみれば、勉強で忙しくて病院行けなかったら、テストの前日に食中毒の脱水症状で倒れて救急病院に担ぎ込まれたこともあったし、ストレスから不眠症になった時期もあった。体力的にも精神的にも、いろいろ辛いことがいっぱいだったわ・・・。勉強に身が入らないから、弱くなってしまうからと、今まで振り返らなかったこと。そして、やれなかったこと。いっぱいあったんだな〜と、今更ながら気がついた。回りのことが全く見えなくなるまで一つのことに突っ走るのは、私の性格。これからも、たぶんそれはあんま変わらないと思う。でも、今度からは、もう少しだけバランスのいい生き方も出来るように努力をしたいな・・・。