獣の女医 in アフリカ

12月8日

「昨日の夕方、崖の下にシマウマの死体があったぞ」という報告あり。現場が見下ろせる場所に行ってみると、かなり急な崖で上から降りるのはほぼ不可能。死体もどこにあるのか見えない。結局、崖下の保護区内から死体探しすることになった。けど、やたら暑くて歩くの辛いし、レンジャーと一緒とは言え、保護区内で歩くのはちょい緊張します(だってすぐ傍にバッファローとかいるんだもん)。結局1時間ぐらい丘を登って探したけど、シマウマの死体は見つからず・・・。またハイエナに先を越された(キー!)。

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丘の真中ぐらいに死体があるはずなんだけど・・・。

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車をかなり下の置いてきてます。近くにゃバッファローがいるので、ちょい怖い。

午後は、なぜか「マサイの割礼式」に出席。マニャッタ(村)に着くと、かなりの数のソーダが配られていて、綺麗な洋服を着てたり、つけ毛してる女の子もちらほら(通常マサイの女性はつるっぱげ)。ここから女の子5人と男の子2人が、明日の朝に割礼されるらしい。それにしても、割礼の為に髪の毛を剃られている女の子はみんな洋服着ていて、学校に行ってるっぽい子ばっかり。教育受けているのに女の割礼とかしちゃうのか・・・と、びっくり。教育受けていたら割礼なんかしたくないのかなとか思ってたんだけど、違うのかな。もしくは親に無理やり割礼させられるのか。女の子達は、明日の儀式のために髪の毛を剃られた後も、すぐバンダナ巻いてしまったり、眉毛を剃らないでいる子もいたりするので、あんまりしたくのではないのでは・・・?

しばらくすると、マニャッタの主が、「呼んでおいたドクターが来ない」と困っている。どうやら、自分の娘は学校に行っているし、ちゃんとした衛生が整っている施設で割礼したいらしい。衛星面に気をつけるのはいいことなので、薬箱に入っていたアルコール、イソジン、脱脂綿、手術用メス、傷口用の抗生物質パウダーなど一式あげとくことにしといた。すると、かなり喜ばれて、

「ありがとう!じゃぁ、女の子達の割礼も頼んでいいかな?」(頼まないで下さい!(泣))

「私は獣の医者だから、割礼なんて出来ませんって!」(涙目)

「そうか、それは残念だ。じゃぁ、病院でやってもらうから、一緒に見にくるか?」

「痛そうだから、いいです・・・」(誰が女のあそこ切られるのを見たいんじゃ)

いつも平気な顔して犬猫の去勢してても、人間の女の割礼は痛々しくて見たいとは思いません・・・。なので、明日の朝は男の子の割礼の儀式を見せてもらいに行ってきま〜す!(おほっ)

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割礼の前に髪の毛と眉毛をママ達に剃られる女の子達。