3月7日
今日はカワイという村がある丘の反対側の丘にある、キリンドーニへ。私が昔働いていたムパタの先にある村(よくムパタから往復3時間で歩いていった場所)に行ってきた。その家のヤギと羊、ほとんどがポックスウィルスにかかって、体中ボコボコになって、ヒィーヒィーいいながら息してた。「キリゴリスで薬を買って注射したんだけど、ほとんどが死んでしまった」というので、「どんな薬か見せて」と言うと、ポックスウィルスのワクチンのボトルを見せてくれた。ま、まさか、すでに病状が出ている動物にワクチン打ったんじゃないでしょうね・・・と思って聞いてみると、や、やはり!「ワクチンはすでに病気の動物に打ったら、もっとひどくなるんだよ」と言うと、「えっ?!ど、どうりで打ったら全部死んでしまったわけだ・・・」。2週間で75頭のヤギと羊が死んでしまったそう。「店でこの薬を全部に打ちなさい」って言われワクチンを渡されたんだって。ワクチンって、薬じゃありません・・・。薬やワクチン買うのはいいけど、使い方を知らないってのは、怖いわ。ワクチンは健康な動物に打つもので、病気の動物には打ってはいけないことを説明しておき、飼い主は「ありがとう、次からは気をつける」。

さらに同じ家で、骨を折った子牛の足に木の皮が巻かれていた。そうとう強く締め付けていて、巻かれた場所の上がひどく腫れあがってる。「こんなに強く巻きつけてたら、足が腐っちゃうよ。木の皮取って、消毒して包帯巻き直してあげるから」と言って、木の皮を取り外すことにした。しかし、時すでに遅し。木の皮を取り除くと、うぅっ、足の大部分が腐って骨が全部出てる・・・(涙)。「何日前に折れたの?!」と聞けば、「5日ぐらい前だったかな。なかなか直らないんだ」って・・・(汗)。ただでさえ消毒も何もしないで木の皮を巻きつけていたのに、さらに強く縛り付けて血が通ってないんだもん。腐るでしょう・・・。
