6月29日
今日の朝のフライトで、ワクチンがマラに到着しました!一応今回マラに取り寄せたのは、トライアル期間に使い切れるぐらいの数にしておいた。全部こっちに取り寄せて冷蔵庫とかが使えなかったらすべて無駄にしてしまうとか、いろいろな問題があったから。ワクチンが来て、次にやらなければいけないのは、ワクチン投与の時に犬を捕まえるのとマサイ語通訳をしてくれる地元出身のアシスタント(ドッグハンドラー)をトレーニングすること。ちゃんとしたアシスタントがいるかいないかって、仕事がうまく出来るかにすごく影響してくるのね。アシスタントは、以前から犬のハンドリングが他のマサイに比べるとすごくうまい人に頼むことにした。前から仕事ないかとか聞かれてたけど、ちゃんとキャンペーンが始まるまでプロジェクトに参加してもらえなかったんだよね。
この何日かで、何人かの子供が狂犬病っぽい犬に噛まれています。うちの隣に住んでいるキンパイじいさんの子供も犬に噛まれたらしい。今回のキャンペーンは、ジステンパーと狂犬病のワクチン、両方投与することを予定しています。ジスンテンパー・ワクチン投与を通して肉食獣などが安心して住める野生動物保護を試み、狂犬病のワクチン投与を通して人間の衛生問題を改善(動物から人間に移る病気を防ぐ)を試みようとしています。イギリスの生徒さんが手伝いたいと言って来たのは、その際の血液サンプルのアナリシス(イギリスに送る予定)、村でのベースライン・データ取り、トランスマラ州の病院の狂犬病ケースのデータ取り、など。後、彼女たちが提案したのは、ワクチンを打った犬の識別システム(毎年違う色の首輪をつける)。野原を駆け回るマサイの犬たちだから、いったいどれがワクチン打っているかなど遠目じゃ絶対に分からない。首輪をつけて識別することで、犬の飼い主が分からなくても、狂犬病のワクチンを打ったことがある犬かが一目で分かるようにするシステムです。この後、1週間彼女と過ごすことになるんだけど、毎晩データや質問項目などをコンピューターに打ち込んでくれて、血清サンプルも処理してくれて、大変助かりましたわ。