9月24日
猫皿に続いて、また夕方からジェーンがマサイ話を始めた。今日は、また同じ猫皿でご飯を食べていたアスカリ(何度も言ってるのに!)。そして、犬のトランク(古いボロボロになった犬のブランケットやら、ブラシやら、爪切りやらいろいろ入ってるやつ)に砂糖とウガリの粉を隠して、その上に犬用品をかぶしていたジョン。犬の物だと分かっているらしいが、他のマサイに使われるのが嫌らしい。マサイランドに住んで思うこと。それは、マサイほどケチな部族はいないでしょってこと。ただほど高いものはないって言うけど、マサイランドほどそれを感じることがある場所はないでしょう。マサイが優しくしたら、絶対に後で何か要求してくるからな。最近は誰かに何かされると、「いったい何がくるんだ?!」と恐怖心まで感じるようになった。こないだも藁葺き屋根の草を隣の家の敷地で刈らせてもらったんだけど、「近所同士だし、草なんてお金を要求なんか出来ない」と言っていたが、次の日に草が刈られたら、「お金は要求しないけど、草の代わりにダニ駆除の薬を店で買った借金をどうにかしてくれ」だと。金と借金肩代わりと、どう違うんじゃいっ?!30分も口論して、「分かった。話が難しくなってきたので、こうしよう。お前が店の借金を片付けてくれたら、この話はなかったことにしてやる」って、ふざけんなよっ!最後には切れて、「今すぐ屋根から草取り除いて、牛にでもなんでもやれっ!」と怒鳴り散らしてやった(レシンゴがそんな私にびっくりして、相手のマサイに「やめろ!」と仲裁に入る)。
そして反対側のご近所には、毎週のように「ここはオレの土地だからお金払え」(彼の土地じゃないのに!)と要求してくる強欲キンパイじじぃが健在。訳分からない手紙(脅迫状?)みたいなの来るし、嫌がらせで「ムズングの道を通れなくしてやる」と通り道に木を置いてみたり、うちのフェンスに牛を突進させてみたり(ムサシ、ぶち切れ)、毎週違うことをやってくるので「今週は何をしてくるか、キンパイ?!」と、うちのみんなはドキドキよ。本当の大家がキンパイに「うちのムズングに嫌がらせするのをいいかげんにしないと裁判所で訴えるぞ」と脅迫したので、この2週間ほど静かだけど。マサイランドに毎日住んでいるムズング(もしくは他の部族)同士の集まりになると、いつもどうやってマサイにしてやられたかって話がもっぱらの話題ですわ・・・(苦笑)。