獣の女医 in アフリカ

3月23日

去年の国会議員選挙からずっともめにもめている、トランスマラ州のマサイとキプシギス(ジェーンの部族のカレンジンの氏族)たち。先祖代々のマサイの土地であるトランスマラ。でも、マサイがキプシギスに土地を売ったりしてきたことにより、キプシギスの人口もかなり増えている。よって、「マサイの国会議員が当選するか、キプシギスの国会議員が当選するか」、「キプシギスを追い出すか追い出さないか」などで、しょっちゅうもめているのである。「先祖代々のマサイの土地をカレンジンに取られる!」と騒ぐなら、最初っからカレンジンに土地なんか売るなと思ってしまうのは、気のせいか・・・?「じゃあ、また売った土地をカレンジンにお金を返して、土地を取り戻せばいいじゃん」と言ってみたが、ジャイアンたちは一度もらった金は返す気はないらしい。

先週もキリンドーニというエリアで、マサイとキプシギスが牛を盗み合ったことから始まり、しまいには銃撃戦になるという事件があった。最後には、「GSU」(ジェネラル・サービス・ユニットという軍隊みたいな機関)を呼ぶ呼ばないの大騒ぎにまでなり、マラコンサーバンシーの車でGSUを丘の上まで連れて来てくれと村長が助けを求めていた。でも、結局GSU自体が「人手が足りないので行きたくない」という理由で、戦闘の干渉を断ったらしい。そして、その日の午後は大雨になり、「雨が降ったから戦いは収まるから干渉は必要ないだろ」と、みんな。雨が降っただけで銃撃戦が終わるのだろうかと不思議だったが、みんなの言う通り、銃撃戦は雨天中止になった・・・(汗)。

そんなマサイとカレンジンのゴタゴタが続くエリアの中でもエマルティとシャルトゥカは、マサイとキプシギスが土地問題でいつも戦っていて特に問題になっているエリア。エマルティ出身のマサイのレンジャー、キモジノも「弟がキプシギスに射殺された」と昨日お葬式に行ったそう。残念ながら、マサイとキプシギスの戦いはしょっちゅうやっているので、トランスマラの人間でさえ「また奴ら戦ってるの?」というぐらいの出来事。でも、最近知り合った日本人カメラマンさんがなんとその戦いの写真を撮っていたと聞いて、びっくり。いや〜、よく聞いていたけど、実際に写真を見るのは初めて。弓矢での戦争は、まるで戦国時代・・・。弓矢が顔に刺さっている写真を見て、レシンゴが「ヒィェー!」と声を上げていました。


We cannot lose the Mara


● マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

★★★★★現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額★★★★★
4、685、274円(47,326ドル)@99円 

★ すでに渡された金額(3月分) 24,000ドル

★ まだ渡されていない金額(来月渡す分)23,327ドル

★目標金額  15,900,000円 (150,000ドル)

★合計金額は日本から週一で更新されてくる金額です★


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先


●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889