獣の女医 in アフリカ

7月21日

早朝から11時までナイロビでの買い出しを終わらせ、マラへ出発です。こないだ単なるいちゃもんで警察から賄賂3000シリング(約50ドル)取られた高速のポイント。迂回してそこを避けようかと思ったけど、あまりにも迂回ルートが遠いので、ヤメた。すると、案の定、同じ場所で車を止められ、またいちゃもんつけられた。今度は、「左の後輪が、すりきれていて古いから、これは違反だ」と言う。どう見ても、他のタイヤと何も変わらない。「外に出て、タイヤを見ろ」と車の外に出され、二人のいかつい顔した警察に怖い声で、「これは違反だ、分かるか?」。もう賄賂払う気はなし、前回賄賂払ったことでケニア人友達に「お前はバカだ!チケット書けって言えば絶対に書かないのに!」と言われていたので、今日は絶対に警察の言いなりにはならん!

「分かった。違反なら早くチケット書いてちょうだい」

すると、豆鉄砲食らった鳩みたいな顔になる警察。「小さな違反だから、チケットを書かなくても、ここで対処してやるぞ」。

「いいから、早くチケット書いてよ。急いでるんだから」

ず〜っと、「なんでそんなにかたくなに断るんだ。助けてあげようと思っているのに」、「ここでおしまいに出来ることなんだぞ」、「チケットをくらうほどのことじゃないだろう」と、全くチケットを書こうとしない警察。いい加減切れて、声をあげる私。

「このステーションで、前にもくだらないことで賄賂払わせられてるんだからね!前回から、賄賂、賄賂って、もういい加減頭きてるんだから!違反なら違反で、さっさとチケット書いてちょうだい!そして、私のライセンスのディテール取って。その代わりに、あなたたちのポリスライセンスと証明書のディテールも取るし、その「すり切れていて違反」だというタイヤもデジカメで写真撮るからね」

嫌ぁ〜な顔になる警察。まだチケットを切る様子がないので、せかす。

「カタ・ティケティ、トゥタ・マリザナ・ンベレ(チケット切って、前で終わらるから=「裁判所で終わらせよう」という意味)」

すると、一人は最後まで「ランチをおごってくれたら許してやる」とグズグズ言っていたが、もう一人は、「ワチャ・アエンデ(とりあえず、いかせろ)」と免許書を返してくれた。

「勝った・・・!!」

こないだは、3000シル取られてめっちゃ気分悪くさせられたけど、今日は警察の賄賂攻撃に反撃して勝ったことに、めっちゃ嬉しかった。


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