獣の女医 in アフリカ

3月1日

レンジャーが、足の骨が折れた子ゾウの安楽死をするのに同行して来ました。政府の野生動物獣医さんに電話をしたら、「骨折しているなら、様子を見て安楽死を実行して欲しい」ということで、レンジャーたちが出動しました。子ゾウはひどいびっこを引いていて親についていくのもかなり苦労していて、治る見込みは少ないことから、その場で射殺されました。銃声が響きまわった瞬間、脳みそ撃ち抜かれた子ゾウがドサッと倒れ、一秒とも送れることなく母親と家族が倒れた子ゾウの回りに集まり一生懸命抱き起こそうとしてた。

ヘリコプターがないので、家族と子ゾウを引き離すことも不可能だったのは分かっているけど、家族の目の前での射殺は見ていて心が痛んだ。でも、映像で見た事のあるヘリコプターからの間引きのようなシーンではないことに驚いてしまった。静かに怖がせないよう車で追跡して、脳みそを撃ち抜く一発で仕留めたので、思ったよりゾウが驚いていなかったから。銃声がした後、子ゾウが倒れて、そこに集まってくるゾウたち。そして、1時間ほど子ゾウの回りを囲んでいたけど、リーダーが「レッツゴー・ランブル」(移動する時のかけ声(音))を放つと、静かに群れは子ゾウの元を離れて行った。最後に5分ほど母親と兄弟が残っていたけど、リーダーが戻って来てもう一度レッツゴー・ランブル音を出すと、みんなその場を去って行った。その後30分ほど近くで見ていたけど、群れは戻ることなく岩場の中に消えて行った。

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家族のメンバーが、むしった草を子ゾウの死体の上に置いていた。


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