今日も夜9時まで回診。あ〜、疲れた・・・。今日の印象に残った患畜は、オウム!アメリカ人のおばちゃんが飼っている2羽のオウム。食べ物は、すべてアメリカで購入された物、ケージもアメリカ製、ケージの中はおもちゃでいっぱい!と、すっごいかわいがられよう・・・。しかし、このオウム達、賢すぎです。飛べないように羽を切って、後は虫下しを飲ますだけだったけど、びっくりしました。虫下しの錠剤を水で溶いてスプーンであげるんだけど、メードさんに「ちゃんと薬、飲みなさい」と言われると、ヨチヨチ歩いてスプーンに近寄ってくる。ジッとスプーンを見て、一口薬を舐めてみる。マズイらしく、いきなり後さずりを始める。そして、後さずりをしながら首を振り、
久々のツボに入る笑いっすよ。こりゃ、一本取られたぜぃ・・・(笑)。すっげ〜頭いい、このオウム!その後も、飼い主さんが、「ダンスしないの?」と言うと、頭をカクカクさせながら踊り始める。「音楽がないじゃない」と言われると、「ヒューヒューヒュー♪ピーピーピー♪」と口笛吹きながら踊る。かなり笑わせていただきましたよ。素敵なオウムさん達でしたわ。
10月2日
日本に行くと聞いて、マトレから、「日本のクリニックの施設の写真撮ってきて!」と頼まれた。うちの近所にもクリニックあるけど、あんま行きたくないんだよな・・・。何年か前に一度だけ中に入ったことがあるんだけど、なんとなく嫌な思い出が・・・。
「ワンちゃんをお飼いですか?それともニャンちゃんですか?」(受け付けの姉ちゃん)
「はっ・・・・?ワ、ワンちゃん??」(私)
「はい、ワンちゃんの飼い主さんですか?それとも、ニャンちゃんですか?」(受)
「い、家には、犬がいますけど・・・」(私)
「ワンちゃんですねっ」(受)
「い、犬ですけど・・・」(私)
「ワンちゃんですねっ!」(受)
「は、はいっ・・・。ワ、ワンちゃんです・・・(泣)」(私)
なんだよっ、日本のクリニックって犬をワンちゃんって呼んで、猫をニャンちゃんって呼ぶのっ?!身内の間で呼ぶならいいけど、クリニックでその呼び方って、いくらカスタマーサービスと言っても、変じゃないっすか・・・?アメリカやケニアだと患畜は名前で呼ぶけど、それ以外で特別なことって言ったら、動物に「It」を使わないで、「He」や「She」を使うぐらい。ワンちゃん、ニャンちゃんって・・・??
「Hi, how may I help you? Do you have a woof woof or a meow meow??」(reception)
「Oh, I got my woof woof with me」(client)
「Okay, can you bring your woof woof inside?」(vet)
あ、ありえんっ!っつ〜か、そんなクリニックあったら、気色悪くて誰も来ないと思う〜。

マイ・ミャウミャウ♪

マイ・ウッフウッフ♪
10月1日
先週、今週は、週末もずっと夜までクリニックで忙しかったので、今週はまったりとした土曜日を過ごそうとクリニックは行かなかった。来週、乳牛の牧場に遊びに予定なので、週末はちょっと牛さんの病気の復習をしようかなと思って。だって、最近、小動物の勉強しかしてなかったし、何か聞かれて分からなかったら、恥だも〜ん。
日記でマタタビのことを読んで、「おもしろいサイトがあったわよ!」と母からメールがあった。マタタビを使った猫実験をした変な人達のサイトなのだ。マタタビをやって、どのように猫達が酔っ払うかっていう実験なんだけど、やっている人達は獣医学生か動物学生なんじゃないかと思われる。マタタビには「マタタビラクトン」と「アクチニジン」という猫を引きつける不思議な物質があるのだそうだ。マタタビラクトン〜??(すげ〜半信半疑)ホントかよ・・・、なんか適当な物質、作ってないっすか・・・?マタタビはアジアにしかない野生のツル系の木らしく、メスよりオス猫の方が効果があり、子猫などには効き目はあんまないらしい。そうかっ!それで、ずいぶん前にうちにいた子猫達がマタタビに何の反応も示さなかったのか・・・。私ゃ、てっきりアフリカの猫だから興味ないのかな〜と思ってたよ。

へべれけ状態の猫さん達・・・(画像拝借)。
へべれけな猫さん・・・、わ、笑える・・・。い〜な〜、私も実験した〜い!とてつもない凶暴な猫とか、鎮静剤注射よりマタタビあげておとなしくなるなら、静脈注射もしやすいじゃないっすか。シェルターでの野良猫の不妊手術の時も、網を振りかざして猫達を捕まえるより、マタタビ巻いておいたら楽そ〜。日本の猫みたいにおとなしくないワイルドなケニアン猫さん達、マタタビの使い道はいっぱいありそう・・・(?)。

さらにマタタビでいってしまってるデブ猫の画像ゲット(ある獣医さんのサイトから)。
う・・・、目が完全にすわってます・・・。ただの酔っぱらいオヤジ・・・??(汗)
9月30日
今日、友達が飼い犬・マイシャをクリニックに連れてきた。中耳炎になっており、頭を振りすぎで耳に Hematoma (耳たぶに血が溜まったもの)が出来てた。その手術と後は不妊手術をしたんだけど、マイシャ太りすぎだよ〜。庭にあるアボガドが大好物なんだって。ケニアの犬ってアボガド大好き犬が多いのよね(たぶん日本じゃ高価だから食べないと思うけど)。うちの犬達もアボガド大好きです。シーズンになると大量に落っこちてくるし。アボガドって、「森のバター」でしょ。食べ過ぎはデブになると思うよ。ちなみにアボガドで胃腸炎起こす犬もいます→うちのヤマト。アボガド食べると、必ず血の混じった胃液吐き出すのよね。これも原因が見つかるまで大変だったっすよ。だって、あげてる食べ物じゃなくて庭に落っこちてくる食べ物だったから、分からなかった・・・。とにかく、マイシャの内臓のまわりの脂肪は、すごい・・・。手術中、内臓はベトベトで滑るし、脂肪で血とかギラギラ反射してたほど。マイシャは、ダイエットが必要です。というより、アボガド食わせない努力が必要かも・・・。
マイシャの飼い主は、私の友達の宮城さんという方。今日は、彼女が書いた本もゲットしてしまいました。スワヒリ語の本なんだけど、とてもイラストもかわいいし、使い安くて、スワヒリ語初心者にはおすすめの本。簡単な会話だけかと思ったら、難しい単語とかも出てきて、読んでておもしろいです。
「旅の指差し会話帳・ケニア・スワヒリ語」(情報センター出版局)
著者・宮城裕美子「ISBN4-7958−2893−8」

動物の名前も、スワヒリ語。普通のケニア人に聞いても知らないような名前まで調べていました。

ケニアの代表的なご飯(通称・ケニ飯)。
こんなに楽しい会話本だったら、スワヒリ語覚えたくなるかも!ケニアに遊びにいらっしゃる人には、ぜひお勧めです!
9月29日
おとといクリニックで去勢した猫の飼い主が、昨日の朝に猫を迎えにきた。「私が呼んだら、いい子だから、ちゃんと来るのよ」と言いながら、「プーちゃん、プーちゃん」と猫に呼びかけるインド人のおばちゃん。「クマのプーちゃんだから、プーちゃんなのよ」、なんだと。その飼い主が帰ってから30分後ぐらいたつと、マトレが回診から帰ってきた。
「昨日、去勢した猫さぁ・・・」
「あ、さっき飼い主が迎えに来たので、帰りましたよ」
「いや、そうなんだけどね。あの飼い主、クリニックの近くであの猫を捨ててたんだよ・・・」
「えっ????!!!!」
「道端に猫を捨てて帰ろうとするから、捨てるんならクリニックに置いてってくれと言って、もらってきたよ」
「だって!!さっき、ここでプーちゃん、プーちゃんとか言いながら猫を抱きかかえて帰ったんですよ!」
「でも、車から猫を捨ててたんだよ。もう、あの猫は、いらないんだって」
いらないって・・・?さっき、私の前で猫を大切そうに抱えてたじゃん・・・。あれは、自分が悪い人に見えない為だけのジェスチャーだったわけ・・・?ゆ・・・、許せんっ!!グッ・・・・。思わず、怒りが込み上げてきて、言葉が出てこない。ど〜いう飼い主だよっ?!ムカツク、ムカツク、ムカツクッ!あ〜、もう、無責任な奴っ!!
「プーちゃん、アンタの飼い主、アンタのこと、もういらないんだって・・・」
猫のプーは、何も分かっていない様子。抱っこしてあげると、ゴロゴロいいながら、顔を押し付けてくる。あぁ・・・、かわいそうすぎる・・・。
ところがっ!2日もすると、プーは、すっかりクリニックの猫になってしまった。クリニックの中を適当に歩き回って、患畜がいないと診察室の机の下でお昼寝。患畜が来ると、受け付け室に移動して、受け付け机でお昼寝と、いたってマイペースなプー氏。
「こいつ、すっかり、うちの秘書気取りだな・・・」(byマトレ)

「ニャンか、ご用かニャ??」