獣の女医 in アフリカ
10月24日

自家に帰ってくるのに迷子になった・・・(涙)。夜中に地下鉄の駅から帰ってくる時、実家までの道が分らなくてグルグルいろんなところをさ迷うこと、なんと30分。いつもはJRの駅を使ってるんだけど、地下鉄を使うと駅から毎年必ず1回は迷う。今回も、全く分らなくなって午前1時に親に迎えに来てもらいました(恥)。私は外人かい・・・?



10月23日

なんか、まだ時差があります。夜中、寝れたり寝られなかったり。夜中眠れない時の強い味方は、ケーブルテレビ。私が昔から大好きなチャンネルは、ディスカバリー・チャンネル、アニマルプラネットとナショナル・ジオグラフィックス。私ゃ、自他と共に認める、動物・自然オタクなのね。夜中に人間の整形手術の様子を見ている人も珍しいだろうなぁ。鼻の形の直し方とか、脂肪吸入後の皮膚のたるみの綺麗な直し方とか、見てていろいろ参考になった。しかし、なんざんしょ。平気で動物で骨折手術とかで骨ガリガリ削ってたけど、人間の鼻の骨をゴリゴリ削ってるのを見るのは、痛そうなのよね・・・。



10月22日

今日、渋谷で友達と待ち合わせしていたら、うさぎの衣装を着た若い女の子とすれ違った。ハローウィンもまだなのに、なぜ仮装しているのかと思っていると、「はやり」なのだそう。う〜ん、日本のファッションって、不思議・・・。牛のかぶり物着て治療でもしたら、ケニア人どういう反応するかしら・・・。



10月21日

「夜中になると、窓の外からうめき声みたいのが聞こえるんだよ」

弟によると、この1年ぐらいずっと2時ぐらいになると、ピアノが少し鳴った後にうめき声が聞こえるらしい。なんだよ、それ・・・?半信半疑だったけど、実際に聞いてしまいました。夜中2時ぐらいに、窓を開けると遠くからピアノのポロンポロン・・・って音が聞こえてくる。そして、その後に、ひく〜ぃうめき声らしき声がっ!

「うぅ〜・・・、うぅ〜・・・、うぅ〜・・・。うぅ〜・・・、うぅ〜・・・、うぅ〜・・・」

そして、またかすかにポロンポロンポロン・・・と、ピアノ。

「うぁ〜・・・、うぁ〜・・・、うぁ〜・・・。うぁ〜・・・、うぁ〜・・・、うぁ〜・・・」

まじで、気持ち悪ぃ〜っ!!なんなんだよ〜、これっ?!

「あぅ〜・・・、あぅ〜・・・、あぅ〜・・・。あぅ〜・・・、あぅ〜・・・、あぅ〜・・・」

ポロンポロンポロン・・・・。

「あぁ〜・・・、あぁ〜・・・、あぁ〜・・・。あぁ〜・・・、あぁ〜・・・、あぁ〜・・・」

シャレにならんぐらい怖いから、やめてくれ〜〜〜〜!!誰かが拉致されて拷問受けてるんじゃないでしょ〜ね?ピアノだから、たぶん声低い人が音声練習しているらしいんだけど、怖いよぉ〜!!っていうか、夜中の2時に音声練習なんて、やるなっ!アメリカだったら、絶対に近所から「誰かが拷問されてる」って、警察に通報されてるよ・・・。(実際に小さい時に夜中に弟が従弟をくすぐって、従弟が大声で奇声を上げたら「子供が虐待されてる」と近所の人が通報して、警察が来てしまったことがある)。



10月20日

全然関係ないんだけど、毎回ケニアから帰ってくるたびに町を歩いているいろんな犬に振り返られるのは気のせいだろうか。ケニアから来てきた私の服って、犬やら猫やらいろんな獣の臭いが染み着いているんだと思う。日本で犬とすれ違うと、必ずと言っていいほど、通り過ぎてから犬がびっくりして振り返って、3秒ぐらい私をじっと見てるのよね・・・。まるで、何かを考えこんだようにじっと動かない(なんか用?)。ワイルドな獣の香りプンプンさせている私から目が離せないらしい。「またなんか犬が振り返って見てるわよ・・・。毎回あなたは犬に振り返られるわよね」と、母も不思議そう。帰って来てから、もう10匹ぐらいの犬が、私とすれ違うと振り返ってフリーズ状態になってます(笑)。日本でヌクヌクと育ったワン子達よ、どうじゃ、アフリカンな獣臭は?!(ははっ) 



10月19日

日本は・・・・、

人が多いっ!!

す、すごい人並みで、目眩がする・・・(クラクラじゃ)。ナイロビでさえ、人間が多いので、ほとんどいかない私。突然都会につれて来られてしまった野生動物のように、ほげ〜っとしてる。まるで、田舎もんだ。早くもケニアの田舎生活が恋しくなった・・・・。う〜う〜、犬と猫達に会いたい〜。



10月18日

2日近くかかって、やっと日本に着きましたよ。いや〜、疲れた・・・。今回の乗り継ぎは最悪で、なんとバンコクでトランジットが12時間!親友エミコのお姉ちゃんがバンコクに住んでいるので、お邪魔させてもらいました。もうすぐ出産予定のお姉ちゃんは、大きなお腹を抱えて一緒にディナーにまで行ってくれたのね。確か夜8時ぐらいに空港に行ったのだが、日本に帰ってから聞いた話によると、なんとその晩3時に赤ちゃんを産んだらしい(おおっ!)。ご出産、おめでとうございます!そして、出産何時間前なのに引っ張りまわして、すみませんでした!



10月17日

ケニア航空、最悪!さすが、「飛ぶマタトゥー(乗り合いバス)」と呼ばれるだけはある・・・。まず言いたいのが、「スチュワーデスさんよ、ちゃんとトイレを掃除しようよ」ってこと。もうトイレが汚いのなんのって(乗った最初から汚かった)。トイレ流されていないし、オシッコが床に飛び散ってるは、まるでケニアの公衆便所状態(サイテー)。ケニア航空からタイ航空に変った時、その違いに気がついたんだけど、タイ航空のスチュワーデスは、ちゃんとトイレの掃除とかしているから、タイ航空のトイレはとっても綺麗。ケニア人って、仕事しないわりには変なプライドだけ高いから、ナイロビでも「みんなのオフィスだから交替で綺麗にしよう」とか言っても、どんなにトイレが汚くても掃除夫が来ないと誰も掃除しない。「そんな仕事のために雇われたんじゃありません」とか言って、絶対にやらない。トイレの使い方が汚い上に、スチュワーデスがトイレの掃除なんてしないときた。汚いわけだ。トイレに行くのが嫌になった・・・。

おまけに隣に座ったのは、かなりうざいコンゴ人のおっちゃん。おっちゃんのテレビだけ壊れていたらしいが、英語がわからないのでひたすら「I want my TV !!」と叫びまくる(うっせ〜)。寝れば、グイグイ人の陣地に入ってくるし、ね、寝れんわっ・・・。起きれば起きたで、朝ご飯も、「I am big, I want two sausage」(いくら図体でかくても、ワガママ言うなぃ)。スチュワーデスは、びっくりして、「あまったら持ってきます」。すると、私がトイレに行って帰ってきたら、おっさん、人のクロワッサン食ってた(!)。確かにクロワッサンを残したが、誰もアンタにやるとは、言っとらん・・・。何もないような顔して人のクロワッサンに食いつきながら、スチュワーデスがトレーを下げようとすると、「あ、そのジャムもちょうだい」(・・・・)。バンコクまでの9時間、おっさんのせいで、ほとんど眠れなかった。ご、拷問だ・・・。



10月16日

日本へ行ってきます!1年以上ぶりの日本です。秋か〜、いっぱいうまいものあるんだろ〜な〜。え〜と、日本に帰っている間、何か用がある人は、asukafrica@yahoo.co.jp にメールくださいませ♪(HPに載っているアドレスはケニア内でしか使っていません)。

弟が、「アンタ、19日に帰ってくるんでしょ?」。え?18日の朝に日本に着く予定なんすけど。「だって、お袋さんが19日に帰ってくるって言ってるから」、え?私の間違い?おかしい・・・。すると、「あ、ごめん。テレビのケーブル修理する人が来る日が19日だって・・・」(おい!)。1年ぶりに日本に帰ってくる娘とケーブルの人、間違わないでくれ・・・。やめてよね、ドアの前でずっと待たされたあげく、「え、あなた、明日帰ってくるんじゃなかったの?」っていうのは〜(実際にロンドンの叔母に同じことを昔された)。

あぁ、毎度のことながら家を離れるのは、とっても寂しい・・・。ヤマト、コユキ、ムサシ、マイレ、マリモ、シノ、福ちゃん、トラちゃん&金魚さん達、私が帰ってくるまで病気しないで元気にしていてねっ!



10月15日

おととい、福ちゃんとトラちゃんに猫タワーを作ってあげました(しかも、一人で!)。以前あった猫タワーを改造したんだけど(マットレスとスポンジをつけ、適当にジャラジャラつけてみた)、結構工作がおもしろくなってきて、半日なんちゃって大工さんやってました。

nekotower1.jpg
物色〜♪ちょっとプロ的(?)な出来上がりに感動。

棚の足の部分には縄を巻きつけて爪磨ぎにしてみた。猫達のお気に入りは、下にあるジャラジャラみたいです。2階と3階の間を通過出来る穴は、あんまり興味ないみたい(残念)。固形ブイヨン食って下痢してたけど、もう下痢は止まったようです。でも、ブイヨンが包まれていた銀紙がまだ出てこないんだよね・・・。あんまり硬い紙じゃないけど、ちゃんとウンコで出て来てくれると安心できるんだけどな〜。



10月14日

今日は、ナイロビ大学の卒業式なのだ!クラスメート達は、「両親が来る!」、「親戚が来る!」、「村のチーフが来る!」と、かなりのはりきりよう。でも、私の家族は日本。おまけに、この歳にもなれば、友達もみんな社会人。平日は仕事で誰も卒業式なんて来てくりゃしません。かなりヒートアップしてバカ騒ぎ状態の卒業式に、なんと一人で出場・・・(涙)。駐車場に着くと、お花売りや卒業祝いのネックレスなどの売り子がいっぱい。「卒業プレゼントに買いなよ!安くしとくよ!」って言われてもね・・・、私も一応は卒業生なんすよね・・・。ケニアの卒業式なんて家族の為にあるようなもの。一人で出ても、なんもおもしろくありません。終わってからちょいクラスメートとお喋りして、その後はさっさと電気代払いに帰りましたわ。でも、夜は、ちゃんと友達と卒業祝いのお食事に行って来ました。

「卒業式はケジメだから行くように」と言われたけど、来ていないクラスメートが2人いた。サボってる奴いるじゃん・・・。感動しにくいたちなので、別にジーンとした訳でもなく、ひたすら炎天下で暑い思いしながらお偉いさんのお話を聞かされたってのが印象に残ったかも。しっかし、ケニア人、まじ話長ぇ〜。「偉大なる○○様のお話です」とか、「このすばらしい大学をサポートしていただいている政府のすばらしさ」とか。つまんないから、ほとんど何も聞いてなかった(隣の子は携帯でゲームやってたし)。ちゃんと内容あるスピーチならいいけど、お偉いさんの自慢話ばっかは、つまらんっす。

今まで大学の卒業式って出たことなかったんだど、ケニアの卒業式は色とりどりでおもしろい衣装がいっぱいだった。卒業生でマサイの格好した女の子がいて、みんなの注目集めていた。ガウンの下には、マサイの衣装。そしてガウンの上には、マサイのビーズネックレスいっぱい。頭にはマサイのビーズの頭飾りをつけて、タイヤのサンダルまで履いてたよ。かなりカッコい〜。一人で、すごい目だってたわ。後、イギリス風なのかしら、博士号取った人の帽子とか、アメリカじゃ見たことなかったので、びっくりした。

grad2.jpg
お偉い方たちの行進。青い服着てるのは、教授レベルの人(ちなみに病理学の教授)。

grad1.jpg
暑い、とてもつなく暑い・・・日射病になった・・・。実習グループ一緒だったカレンと一緒にグロッキー。顔に疲れ出すぎだわ、超ブス・・・。



10月13日

昨日の夕方、家に帰ってきてみると、猫達がまたとんでもないことをしでかしてた。台所の戸棚の中に進入して、ビーフとチキンの固形ブイヨンを合計10個ぐらい食べていた。野菜ブイヨンには手もつけてなかった。しかも、銀紙も全部一緒に食ったらしい!(紙一枚見つからないの)。どれだけのスパイスと塩分が入ってると思ってるんだ〜。ただでさえ化学物質に反応して大腸炎起こすのに・・・。案の定、福ちゃんとトラちゃん、昨日からひどい水下痢です。後何日かで日本に帰ると言うのに、な、なんでまた病気になるかな・・・?このごろは下痢問題もかなり解決してて、せっかく健康なウンコしてたにぃ〜。



10月12日

「しばらく、ご飯を食べてないんです」と言って、動物を連れてくる人が多い。「しばらくってどのぐらいですか?」と聞くと、「う〜ん、5日ぐらいかな・・・」とか。5日も食べてないのっ?!動物は1日でも食べないのは、具合の悪い証拠なんだから、すぐ連れてこよ〜よ・・・。昨日来た猫の飼い主さん、「うちの猫ちゃんはね、私の手からじゃないとご飯食べないのよ」と、自分で猫にエサをやりに来た。「この子はね、食べ物をちゃんと床から拾えないの」とか、「私がブラッシングしてあげないと、この子は自分で毛づくろいが出来ないの」とかいろんな言ってるわりに、ご飯を食べた直後にすぐ吐き戻してしまうから5日間もご飯食べていない猫を6日目になってクリニックに連れてきた。そんなにかわいがってるんなら、もっと早くクリニック連れて来てあげようよ・・・。

「うちの子はかわいがってます」と言う飼い主ほど、本当の意味で動物に気にかけてあげていないのは、気のせいだろうか?都合の良い時だけ猫かわいがりとかしているくせに、動物が気分悪い時のシグナルなどは見逃しているんだよな〜。動物は喋れないから、飼い主からの情報が診断にとってとても大切になってくる。Ultrasoundとか便利な機械なんかないケニアなんて、特にそう。うちらは実際に毎日その動物と接している訳じゃないから、普段どんな感じなのかなんて分からないんだよね。だからこそ、飼い主がちゃんといろんなことを注意して見ててくれると助かるんだけどな〜。この国はメードさんやらボーイさんがいるから、飼い主があんまりよく動物を見ていない。おまけにメードやボーイは、ペットなんて観念ないから、「イメ・ゴンジェカ(病気です)」ぐらいしか言ってくれないのよね。「食わない」以外は、「ハイコ・サワ(普通じゃない)」んだと・・・(はひぃ〜〜)。



10月11日

今日は、「モイ・デー」でございます。ケニア2代目大統領モイの日で、祝日っす。初代大統領の「ケニアッタ・デー」もある。3代目大統領の「キバキ・デー」は、作らないのだろうか・・・?祝日が増えるのは、大歓迎なんだけどね。今日は、祝日でしたが、クリニックは開いてたので、普段と変わらない日でした。夕方作った大根とベーコンのサラダが最高級にうまかったのは、嬉しい。

ところで、今、コユキとマリモが発情しております。はっきり言って、生理中の女みたいに moody で、やってられません。2匹で、ちょっとしたことでキレて、ずっとお互いに向かってキャンキャン吠えてる(いつもはうざいそんな吠え方しないのに)。おまけに、やたら snappy になってるし(前触れなく噛み付く)。お互い相手にちょっかい出しまくるくせに、次の瞬間にはキャンキャン吠えながらガシガシ噛み付き合い。マジで、うぜぇ〜・・・。女の嫌な面、丸出しだよ・・・。超 bitch ってこのことを言うのね・・・(bitch=「メス犬、あばずれ女」)。喧嘩の理由もないくせにギャンギャンとメスっぽい吠え声続けられると、こっちまでキレそ・・・。

「コユキッ!マリモッ!うるさいっ!!!」

(ムサシ、ヤマト、シノは、びっくりして自分達が悪いんじゃないのに、コソコソと逃げていってかわいそう・・・) 

う〜ん、発情メスの性格悪さは、耐えがたいものがあるわ。前回は4匹が一度に発情して、メス同士で殺し合いの喧嘩になったんだよね・・・。犬のメスであれ人間のメスであれ、ホルモンバランス狂うと、見苦しい行動に走るのは同じらしい・・・。



10月10日

最近、嗅覚が鈍ってるのかもしれない。臭い物をあまり臭いと感じることがなくなっております・・・(涙)。「ねぇ、なんか臭くない?」と聞かれても、「あんま・・・」。だって、クリニックにいりゃ、いろんな臭いするし、家に帰っても、人間の人口より獣の人口が多いから、獣の臭いする家だしなぁ(庭には犬3匹、室内には犬3匹寝てりゃ、ベットには猫2匹寝てる)。すっかり、鼻がばかになってしまって、獣臭い女医まっしぐらですわ。やっぱ、獣医師やってると、すっげ〜臭いに遭遇するからなぁ。犬の肛門線分泌液臭、腎不全の口臭、牛の Retained Afterbirth Removal (日本語じゃ「胎盤停滞用手除去作業」と言うらしい。漢字がいっぱい並び過ぎて眩暈する)、検死の腐敗臭などなど・・・。まさに、血まみれ、ゲロまみれ、ウンコまみれ、泥まみれの生活だもんな〜・・・。

獣医の仕事って、「K」がやたらつく職業。通常の「キツイ」、「キタナイ」、「キケン」の「3K」かと思いきや、ついでに「クサイ」と「キモイ」も追加した「5K」だってさ・・・。今日、友達の猫が下痢してたので、肛門の回りについたウンコ臭チェックしてたら、「えっ?」って、かなりひかれた(やっぱ、クサイにキモイは健在)。女30代、やっぱ猫の尻の臭いなんて嗅いじゃぁいかんらしい・・・(仕事熱心と呼んで♪)。そんな獣な女医の愛用香水は、Giorgio Armani の「Acqua Di」♪(10年以上愛用)でも、「臭いニオイ」+「良いニオイ」=「ものすごいニオイ」なので、最近はあんま出番ありましぇ〜ん(涙)。



10月9日

「ボランティア」ということを断っておけば、HPに画像を載せてもい〜んじゃないかと思うので、モンバサでやった政府の野生動物獣医さんのプロジェクトのボランティア写真を載せてみることにした。しかし、売名行為をされるとかされないとか、メディアをコントロールするとか、いちいち面倒くさいなぁ・・・。しないっすよ、そんな外道なこと。まぁ、そこまで厳しくするってのは、誰かいるんでしょうね、実際に過去に売名行為なんてことした外人獣医が。おかげで関係ない他の人が迷惑しますよ、まったく。この国では野生動物治療をやっているのはケニア人の政府獣医で、それ以外の人は腕がいい獣医(白人系&インド人系ケニア人)ぐらいしか許されていません。私が知る限り、この国でまともな野生動物治療に関わった外国系ケニア人獣医さんは、ドイツ系、イギリス系、インド系の先生だけです。その他の外人獣医はプロジェクトにお金を寄付するぐらいで、実際は見学しかしていないのが現実なのです。

というわけでっ!「ボランティア」で行ってきました、象のトランスローケーションの。「アフリカ最大級のトランスローケーション、象400頭を象が増えすぎたコースト地区の国立公園からツァボ国立公園に移動」と、新聞やらでも「政府のプロジェクト」として大々的に取り上げられていました。参加した政府の獣医さんは合計6人、レンジャー達は総勢40人近くです。なんか政府政府ってやたらポリテックスが多いので、私からのこのプロジェクトに関するコメントは控えさせてもらいます。後、画像も勝手に使わないでね、お願い〜!

zou1.jpg
麻酔で眠っている象。ベスト着ている人は、マニンベ先生。右は獣のような女医(私じゃ)。

zou7.jpg
帽子かぶってるのは、ンデェーレ先生。麻酔が効いた象のモニタリング。

zou3.jpg
12トン耐用のクレーンで6トン近いオス象をクレートに入れる。マニンベ先生(右)

zou10.jpg
ツァボで象を放す。お調子もんの私は、クレートの上に乗っかっちゃっております(高所恐怖症なので、象にクレート揺らされると泣きそう・・・)。私の後ろでしゃがみ込んでるのは、ミゲレ先生(学生時代からの友達)。



10月8日

もらい手がいなく、なんとなくうちの家の一員になった子犬(シノ)の紹介です。今まで飼った犬の中で、かなりのおバカかも・・・。6ヶ月にもなるのに、オシッコのしつけがまだ出来ていないのよ。だから、もっぱら外犬。ずっと外にいてもオシッコしないのに、家に入ると台所で必ずオシッコすんの。他の犬は、みんなすぐ覚えたのにな・・・。シノはどんなに怒られても、次の瞬間に怒られたことを忘れてしまいます・・・(ため息)。弱虫だから、怒られるとやたらギャンギャン騒ぐんだけど、1分もしないうちにすっかり忘れて連続ジャンプしながら尻尾フリフリ。放っておくと、永遠と連続ジャンプしているから、理解不明な犬っす。そう言えば、Yちゃんちのバカ息子のプリンも、オウムの小屋の前で1時間ぐらい連続ジャンプしてて、気持ち悪くなって吐いてたよなぁ・・・(それでも一日中ジャンプしてんの)。シノちゃんも、プリンと同じぐらいバカなのかも・・・。シノがトイレを覚える日は、いつになることやら・・・。

shino1.jpg
へへっ♪僕ちん、シノちゃんだよ〜ん♪(顔は天使)

shino.jpg
「カメラがピカって光って、怖いよ〜・・・」(シノ)。「バカじゃん!あたしは怖くないよっ!」(トラ)

shino2.jpg
ママ(ヤマト)とお姉ちゃん(コユキ)がいない間に、大人のベットに乗ってみたよ!(後でコユキに怒られた)。



10月7日

今年の初めぐらいに、狂犬病チックになってしまった自分の子犬に噛まれた日本人がいた。犬はヨダレだらだらたらしていて、カラ咳してて、何も食べれなく、そこいら辺の物(自分のつながれたチェーンとか)に食いつきまくってたらしい。おまけに飼い主さんは、その犬に噛まれたとかっ!(怖) 最初は飼い主が噛まれたことを対したことと思っていなかったらしく、話の最後の方に「あ〜、そうだ。昨日の夕方、僕も噛まれたんですけど、消毒しなきゃいけないですよね?」みたいな感じに言われた(きゃ〜)。昨日の夕方・・・、もう20時間近くたってんじゃん・・・(24時間以内にワクチン・シリーズを受けなければいけない)。やばいよ、まじで・・・。即、飼い主にワクチンを受けなければいけないことを告げた。「この町では、そんなのないと思います」って、アンタ!命に関わる問題だよっ!「即、ナイロビに戻ってきてください!」 飼い主には、即効に狂犬病ワクチンの post-exposure シリーズをナイロビで始めてもらいました(0日目、3日目,7日目,14日目,30日目,60日目,90日目にワクチンを打たれる)。

キチガイ状態になった犬が人間を噛んだ場合、狂犬病の可能性が大なので、法律で安楽死が命じられる。ド田舎に住んでいた人なので、「その犬は安楽死させて、検査の為にナイロビまで死体を持ってきてください」とアドバイスした。すると、なんと、その人は自分で子犬の首締めて殺し、ナイロビまでマタトゥー(乗合バス)に犬の死体乗せて持ってきてた・・・(驚)。「危険なので犬に近寄らないで、そこいら辺に住んでいる猟師かなんかに遠くから弓矢で殺してもらってください」とアドバイスしたのだが(安楽死の薬持ってる獣医なんていない町だから)、「かわいがっていた犬だったので、人に任せるのは嫌だったので・・・」と自分でやったそうな・・・。棒でロープを首にかけ、2人ががりでロープ引っ張ったんだと。う〜ん、狂犬病になってしまった自分の愛犬を自分の手で殺せるかと考えたが、いくら法律でも、私にゃ絶対できないっす・・・。さらに首締めるなんて、マニュアルな殺し方なんて、死んでも出来んわ・・・。

どうやら、その犬は日本に連れて帰るつもりで、狂犬病のワクチンをちゃんと打っていたらしいが、なんかダメになったワクチンを打たれていたっぽい。ワクチンカードにサインされた名前を見ると、なんと知っている獣医・・・。後日、そのことをその人に話したら、「サプライヤーが冷蔵庫にキープしてなかったのかもしれない。うちでは冷蔵庫にキープしてたし」とか言ってたけど、今だにどっちが本当なのか分からない。そして、犬の脳みその検査の結果は、「陽性」〜〜〜っ!(きゃ〜っ!!) う〜、残酷でも適切なアドバイスが出来て良かった・・・。陽性の犬の安楽死を遅らせて他の人まで噛まれてたら、とんでもないことになってたよ〜。

発病したら致死率100%の狂犬病。まじで、怖い。ちなみに今までで4回狂犬病患者と接したことがあります。「魚の骨が咽に詰まったらしいんですぅ〜」とか、「急に凶暴になって」とか、「最近狂犬病のワクチンを何年も忘れてね」とかいう犬を持ってこられると、はっきり言って、獣医師の背筋は凍ります。狂犬病の犬は、一度見たら怖くて絶対に忘れられません(私はまだ犬しか見たことないけど)。牛の狂犬病の症状とかは、後ろ足が麻痺してフェンスとか倒れてぶっ壊しちゃったり、車とか物に対してマウンティングしたりして、かなりワイルドで近寄れたもんじゃないらしい。ちなみに昨日の狂犬病チックだった犬は、今日は小屋の中で寝転がった状態で、なにやら見えない物に対して遠吠えを続けてるらしい(やばいっすね)。今晩か明日ぐらいが峠でしょう。狂犬病ワクチンなんてコストが、たったの40シリング(90円)なのに、ケニアから狂犬病がなくなる日は、いつの日になるやら・・・。



10月6日

クリニックに狂犬病の疑いがある犬が連れてこられた。生まれた時から狂犬病の予防注射していなく、ボーっとして意識もうろう、よだれダラダラ、アゴが閉まらない、と、狂犬病の Dumb form と呼ばれる症状が出てる。日本とかでは撲滅されていてあんまり見ることのない狂犬病、ケニアではそんな珍しいケースではない。一般的に狂犬病と聞いて人が連想するのは、「凶暴な犬」。でも、狂犬病は furious form (凶暴性が増すやつ)と Dumb form (ボェーっとするやつ)があるのです。どちらにも共通するのがヨダレがダラダラって症状。凶暴性が増すものは、ジステンパーの通称 Old Dog Encephalitis と呼ばれる症状と似ているので、注意しなくてはならない。日本とかでは普通ジステンパーの予防注射はしていると思うけど、ケニアではしていない犬もいるので、ややこしかったりする。実際、80年代ぐらいにジステンパーの Old Dog Encephalitis の症状が出て、狂犬病かと間違えられたケースがいくつもあった。キチガイになった犬達は、みんな狂犬病の予防注射を受けていた犬であり、脳を検査に出して狂犬病じゃないことが発覚されてから、ケニアの法律で犬がジステンパーの予防注射を受けなきゃいけなくなったそう。

凶暴になる、ヨダレを垂らしている、食べ物や飲み物が飲み込めないなどの症状が見られる犬は、法律で政府の獣医施設で10日の検疫期間が命じられ、そのような症状の犬の治療は法律でやってはいけないことになっている。後、もしそのような症状が出た犬が人間を噛んだ場合、その犬は安楽死され、脳みそが検査に出される。という訳で、今日の犬も10日間の検疫の為、政府施設に持っていきました。その検疫小屋に連れて行かれ、思わず絶句・・・。小屋自体はでっかいんだけど、目に入るのは、床に転がっているほぼ化石化されたウンコ達・・・。

「こ、このウンコは、1960年代の物ではっ?!」

私の驚きの言葉に、係りの人は、

「そんなもんだろ〜ねぇ・・・(苦笑)」

ひぇ〜、ウ、ウンコが風化しとるのは、初めて見た・・・(汗)。こ、こんな所に入れられてしまって、絶対にご飯なんかもらえないような気がするんすけど・・・(牧場の中にポツンとある誰も近寄らない建物)。いくら法律とはいえ、こんな所に入れるのは、かわいそすぎる・・・。マトレのドッグハンドラーのマイナと、

「10日後に死ぬのは、狂犬病とかいう以前に、餓死じゃないの・・・?」



10月5日

友達が家に遊びに来た。うちは田舎なので、あんまお客さんが来ない。たまにお客さんがやってくると、犬達が興奮して収拾つかない状態に。最近は、猫も増えて、もうすっかりシャンバ・ラ・ワニャマ(アニマル・ファーム)状態。愛されるコツを知ることで有名なヤマトは、犬好きの膝の上を一早くゲット。トラちゃんもウルウルお目め&咽ゴロゴロ攻撃で、アイフルのチワワ状態。すっかり、みんなの人気者。アホ・コユキは発情してて、プリン(Yちゃんの愛犬)と一緒に交尾の練習に励んどるし(コユちゃん、今だに処女犬)。玉なしプリンは、すっかり当て馬状態・・・(汗)??

「あれっ?あの猫の福ちゃんっていたけど、どこにおんの?」(Mちゃん)

「Mちゃんの後ろにさっきからいるんだけど・・・」

後ろを振り返えるMちゃんの視界に入った福ちゃん。他のみんなが人間様にコビを売るのに忙しいのに、マイペースでそこいら辺の物に飛びついては破壊。

「なんやっ、福ちゃん!!アンタ、おっきくなったな〜!ま〜、誰か分からんとったわ・・」

福ちゃんの成長にみんな、びっくり。まぁ、びっくりするのも仕方ない。なんせ、Mちゃんが福ちゃんを見たのは、こういう時代だもんな・・・↓

neko5.jpg
妖怪・福ちゃん(生後3週間)。

fuku.hi.jpg
今では、すっかりふてぶてしいオヤジ顔(?)の子猫に・・・(でも、女の子)。



10月4日

今年の始め高級住宅地に住むケニア人弁護士にもらわれていった、うちの元・でか犬ランマちゃん。今日、やっと何ヶ月ぶりに再会をしました(いつ行っても飼い主がいなくて家に入れなかった)。

なんとっ!

ranmapreg.jpg
ご懐妊〜っ♪(ムチムチ)

不妊症ランマがっ〜?!びっくりじゃ〜。しかし、スリムなランマが、すっかり豊満ボディーになってました・・・。

ranma.jpg
うっ・・・、以前はナイスバディーだったのに・・・(殺犬未遂の時代)。

で、お父さんは誰?ということなんだけど、てっきりハンサムボーイのスルタン(でっかいグレートデンのオス)かと思っていたのだが、違うらしい。スルタンは何ヶ月か前になんと胃捻転で死んでしまったんだと(南無・・・)。旦那は、ジャーマンシェパードとグレートデンのミックスのスルタンの息子さんらしい。え〜・・・、純血種じゃないんすか・・・?そうすると、1/4 がジャーマンシェパードで、3/4 グレートデンってことになるのか。なんか、ややこしいな・・・。

久しぶりに会ったけど、ゲートの前で車のホーンを鳴らしただけで、ランマの吠え声が聞こえてきた。何ヶ月もたったのに、ちゃんと覚えてくれてるんだ・・・(涙)。ランマも私を見て、興奮してジャンプして顔を舐めようとするわ、怪力でリードを持っていた人を引きずりまわすわ(ランマ=55キロ)、大変。それにしても、犬同士で殺し合い喧嘩さえしなければ、うちの犬をよそにあげなきゃいけないなんてことなかったのに・・・。マイレが殺されてしまうか、ランマをよそにあげるか、どちらかに一つしかなかった当時。ごめんね、ランマ・・・。帰りに一人でしんみりしてしまって、「ランマ、バイバイね〜!!」と大きな声で叫んだけど、小屋の中で飯食ってて顔も上げてくれもしませんでした・・・(涙)→大食いランマ。



10月3日

今日も夜9時まで回診。あ〜、疲れた・・・。今日の印象に残った患畜は、オウム!アメリカ人のおばちゃんが飼っている2羽のオウム。食べ物は、すべてアメリカで購入された物、ケージもアメリカ製、ケージの中はおもちゃでいっぱい!と、すっごいかわいがられよう・・・。しかし、このオウム達、賢すぎです。飛べないように羽を切って、後は虫下しを飲ますだけだったけど、びっくりしました。虫下しの錠剤を水で溶いてスプーンであげるんだけど、メードさんに「ちゃんと薬、飲みなさい」と言われると、ヨチヨチ歩いてスプーンに近寄ってくる。ジッとスプーンを見て、一口薬を舐めてみる。マズイらしく、いきなり後さずりを始める。そして、後さずりをしながら首を振り、

「NO〜〜〜〜〜〜〜〜!」(あすかさん、大爆笑)

久々のツボに入る笑いっすよ。こりゃ、一本取られたぜぃ・・・(笑)。すっげ〜頭いい、このオウム!その後も、飼い主さんが、「ダンスしないの?」と言うと、頭をカクカクさせながら踊り始める。「音楽がないじゃない」と言われると、「ヒューヒューヒュー♪ピーピーピー♪」と口笛吹きながら踊る。かなり笑わせていただきましたよ。素敵なオウムさん達でしたわ。



10月2日

日本に行くと聞いて、マトレから、「日本のクリニックの施設の写真撮ってきて!」と頼まれた。うちの近所にもクリニックあるけど、あんま行きたくないんだよな・・・。何年か前に一度だけ中に入ったことがあるんだけど、なんとなく嫌な思い出が・・・。

「ワンちゃんをお飼いですか?それともニャンちゃんですか?」(受け付けの姉ちゃん)

「はっ・・・・?ワ、ワンちゃん??」(私)

「はい、ワンちゃんの飼い主さんですか?それとも、ニャンちゃんですか?」(受)

「い、家には、犬がいますけど・・・」(私)

「ワンちゃんですねっ」(受)

「い、犬ですけど・・・」(私)

「ワンちゃんですねっ!」(受)

「は、はいっ・・・。ワ、ワンちゃんです・・・(泣)」(私)

なんだよっ、日本のクリニックって犬をワンちゃんって呼んで、猫をニャンちゃんって呼ぶのっ?!身内の間で呼ぶならいいけど、クリニックでその呼び方って、いくらカスタマーサービスと言っても、変じゃないっすか・・・?アメリカやケニアだと患畜は名前で呼ぶけど、それ以外で特別なことって言ったら、動物に「It」を使わないで、「He」や「She」を使うぐらい。ワンちゃん、ニャンちゃんって・・・??

「Hi, how may I help you? Do you have a woof woof or a meow meow??」(reception)

「Oh, I got my woof woof with me」(client)

「Okay, can you bring your woof woof inside?」(vet)

あ、ありえんっ!っつ〜か、そんなクリニックあったら、気色悪くて誰も来ないと思う〜。 

fukutora3.jpg
マイ・ミャウミャウ♪

yamakoyu.jpg
マイ・ウッフウッフ♪



10月1日

先週、今週は、週末もずっと夜までクリニックで忙しかったので、今週はまったりとした土曜日を過ごそうとクリニックは行かなかった。来週、乳牛の牧場に遊びに予定なので、週末はちょっと牛さんの病気の復習をしようかなと思って。だって、最近、小動物の勉強しかしてなかったし、何か聞かれて分からなかったら、恥だも〜ん。

日記でマタタビのことを読んで、「おもしろいサイトがあったわよ!」と母からメールがあった。マタタビを使った猫実験をした変な人達のサイトなのだ。マタタビをやって、どのように猫達が酔っ払うかっていう実験なんだけど、やっている人達は獣医学生か動物学生なんじゃないかと思われる。マタタビには「マタタビラクトン」と「アクチニジン」という猫を引きつける不思議な物質があるのだそうだ。マタタビラクトン〜??(すげ〜半信半疑)ホントかよ・・・、なんか適当な物質、作ってないっすか・・・?マタタビはアジアにしかない野生のツル系の木らしく、メスよりオス猫の方が効果があり、子猫などには効き目はあんまないらしい。そうかっ!それで、ずいぶん前にうちにいた子猫達がマタタビに何の反応も示さなかったのか・・・。私ゃ、てっきりアフリカの猫だから興味ないのかな〜と思ってたよ。

matatabi.jpg
へべれけ状態の猫さん達・・・(画像拝借)。

へべれけな猫さん・・・、わ、笑える・・・。い〜な〜、私も実験した〜い!とてつもない凶暴な猫とか、鎮静剤注射よりマタタビあげておとなしくなるなら、静脈注射もしやすいじゃないっすか。シェルターでの野良猫の不妊手術の時も、網を振りかざして猫達を捕まえるより、マタタビ巻いておいたら楽そ〜。日本の猫みたいにおとなしくないワイルドなケニアン猫さん達、マタタビの使い道はいっぱいありそう・・・(?)。

butaneko.jpg
さらにマタタビでいってしまってるデブ猫の画像ゲット(ある獣医さんのサイトから)。

う・・・、目が完全にすわってます・・・。ただの酔っぱらいオヤジ・・・??(汗)



9月30日

今日、友達が飼い犬・マイシャをクリニックに連れてきた。中耳炎になっており、頭を振りすぎで耳に Hematoma (耳たぶに血が溜まったもの)が出来てた。その手術と後は不妊手術をしたんだけど、マイシャ太りすぎだよ〜。庭にあるアボガドが大好物なんだって。ケニアの犬ってアボガド大好き犬が多いのよね(たぶん日本じゃ高価だから食べないと思うけど)。うちの犬達もアボガド大好きです。シーズンになると大量に落っこちてくるし。アボガドって、「森のバター」でしょ。食べ過ぎはデブになると思うよ。ちなみにアボガドで胃腸炎起こす犬もいます→うちのヤマト。アボガド食べると、必ず血の混じった胃液吐き出すのよね。これも原因が見つかるまで大変だったっすよ。だって、あげてる食べ物じゃなくて庭に落っこちてくる食べ物だったから、分からなかった・・・。とにかく、マイシャの内臓のまわりの脂肪は、すごい・・・。手術中、内臓はベトベトで滑るし、脂肪で血とかギラギラ反射してたほど。マイシャは、ダイエットが必要です。というより、アボガド食わせない努力が必要かも・・・。

マイシャの飼い主は、私の友達の宮城さんという方。今日は、彼女が書いた本もゲットしてしまいました。スワヒリ語の本なんだけど、とてもイラストもかわいいし、使い安くて、スワヒリ語初心者にはおすすめの本。簡単な会話だけかと思ったら、難しい単語とかも出てきて、読んでておもしろいです。

「旅の指差し会話帳・ケニア・スワヒリ語」(情報センター出版局)
著者・宮城裕美子「ISBN4-7958−2893−8」

hon1.jpg
動物の名前も、スワヒリ語。普通のケニア人に聞いても知らないような名前まで調べていました。

hon.2.jpg
ケニアの代表的なご飯(通称・ケニ飯)。

こんなに楽しい会話本だったら、スワヒリ語覚えたくなるかも!ケニアに遊びにいらっしゃる人には、ぜひお勧めです!



9月29日

おとといクリニックで去勢した猫の飼い主が、昨日の朝に猫を迎えにきた。「私が呼んだら、いい子だから、ちゃんと来るのよ」と言いながら、「プーちゃん、プーちゃん」と猫に呼びかけるインド人のおばちゃん。「クマのプーちゃんだから、プーちゃんなのよ」、なんだと。その飼い主が帰ってから30分後ぐらいたつと、マトレが回診から帰ってきた。

「昨日、去勢した猫さぁ・・・」

「あ、さっき飼い主が迎えに来たので、帰りましたよ」

「いや、そうなんだけどね。あの飼い主、クリニックの近くであの猫を捨ててたんだよ・・・」

「えっ????!!!!」

「道端に猫を捨てて帰ろうとするから、捨てるんならクリニックに置いてってくれと言って、もらってきたよ」

「だって!!さっき、ここでプーちゃん、プーちゃんとか言いながら猫を抱きかかえて帰ったんですよ!」

「でも、車から猫を捨ててたんだよ。もう、あの猫は、いらないんだって」

いらないって・・・?さっき、私の前で猫を大切そうに抱えてたじゃん・・・。あれは、自分が悪い人に見えない為だけのジェスチャーだったわけ・・・?ゆ・・・、許せんっ!!グッ・・・・。思わず、怒りが込み上げてきて、言葉が出てこない。ど〜いう飼い主だよっ?!ムカツク、ムカツク、ムカツクッ!あ〜、もう、無責任な奴っ!!

「プーちゃん、アンタの飼い主、アンタのこと、もういらないんだって・・・」

猫のプーは、何も分かっていない様子。抱っこしてあげると、ゴロゴロいいながら、顔を押し付けてくる。あぁ・・・、かわいそうすぎる・・・。

ところがっ!2日もすると、プーは、すっかりクリニックの猫になってしまった。クリニックの中を適当に歩き回って、患畜がいないと診察室の机の下でお昼寝。患畜が来ると、受け付け室に移動して、受け付け机でお昼寝と、いたってマイペースなプー氏。

「こいつ、すっかり、うちの秘書気取りだな・・・」(byマトレ)

poo.jpg
「ニャンか、ご用かニャ??」