獣の女医 in アフリカ
1月29日

では、獣の女医、しばし野生に帰りますっ!

「行ってきま〜す!」と元気に車でゲートを出たら、いきなりムサシとマリモがゲートの横から外に飛び出て、逃亡・・・。ぐぇ〜、ドーベルマンの血にゃ敵わね〜。一瞬のうちにかなり遠くまで走り去る犬ども。そして、バカみたいに「ムサシー!マリモー!」と大声を出しながら犬を追いかけて走るパトリックと私(デブなジェーンは家で待機)。つ、疲れる・・・。これからサファリに出るって言うのに、朝っぱらからなんてことしてくれるんじゃい。今回こそ早くナイロビを出るつもりだったのに、結局出発は9時半に。前回と30分ぐらいしか違わないじゃん!(泣) 向こうでは大きいテントを借りるはずだったけど、今日は夕方になってしまって風が強過ぎて組み立てられなかった。仕方ないので、また私の小さいテントでいつもの木の下でキャンプ。先週から続いている引越しとサプライ集めの疲れか、逃亡犬を追いかけた疲れか、今日はマラまでの運転がめちゃくちゃキツかった・・・。テントを張るゲートに着いた時は、かなりグッタリ。そして、ゾウやバッファローの心配をする余裕もなくチビ・テントで爆睡・・・。夜中に動物が来たのかどうかも知りませ〜ん(ふげ〜っ)。

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ゾウさんが道の真中をふさいでいるので車が通れましぇ〜ん。




1月28日

明日からフィールドです。え〜と、2週間マラにいて診療。途中でヤボ用で2週間アンボセリとツァボのゾウさん達を見に(「診る」じゃなくて「見る」ね)行かなければいけません。その後、ツァボから直接マラに戻ってまたまた2週間診療。ってな訳でナイロビには6週間いないことになります(げげっ!)。ワン子達とニャン子達がめっちゃ恋しいし、みんなが元気にやってくれるか心配。新しい家だし、フェンスもまだ出来ていないし、かなり心配だ・・・。そして、日記更新6週間サボります。



1月27日

この日はたぶんもう一度古い家に行かなければいけないと思う。まだ庭の物をすべて運んでいない・・・。



1月26日

しばらくネットカフェに忙しくて来れないので、またまた未来日記です(笑)。この日は車のキャリアーをピックしに行ってきます。それにしても、最近めっちゃ暑い・・・(特にインダストリアル・エリア死ぬほど暑い)。



1月25日

今日はサプライトラックで薬関係を送ります。結構な量になってしまい、自分の車ではフィールドには絶対もっていけない。古い家の電気代も止めなきゃいけないし、今日も忙しくて、ギャー!って感じ。



1月24日

カルビンに頼んでおいた薬関係をピックした。なんか、結構かさばる物が多い。最後に古い家に庭の物を取りに行ったけど、車に入りきれなかったから明日も来なきゃいけないらしい。面倒臭い・・・。私が一日中外で走り回ってるので、家の片付けはジェーンに任せっきりだ。でも、ずいぶん頑張ってくれて、だんだん人が住んでいる家らしくなってきた。昼はナイロビ市内のビルが倒れたらしく、すっごい渋滞。コンクリートのセメントとか盗んで適当に作ったらしく、6階建てのビルが崩れ落ちたらしい。ラジオで、「ケニアッタ病院のスタッフ、全員仕事場に戻るように!」とか流れていた。ビルが崩れてすごいことになっているのは、日本にいる弟からの電話で初めて知った。インダスティアル・エリアを運転してたので知らんかった。CNNのニュースがナイロビ市民の情報より早いっていう噂・・・。



1月23日

朝一番で新しい家に電話回線を引く手続きをしてきた。1週間ぐらいかかるらしいけど、電話回線が入ったころにはフィールドだよ。車のキャリアーのメジャーメントを取るため、今日は車なしの一日。16歳から車生活してる私には、車なしは非常にツライ・・・。



1月22日

昨日運びきれなかった庭の荷物がまだあるので、今日は自分の車で3回荷物運びをすることに・・・。新しい家で一晩過ごしたけど、前の家の時のように夜寝るのが怖くはなかった(前回は初めて一軒家で寝てすごく怖かったから)。



1月21日

キチガイのようなスケジュール、トラックを借りて、自分の車でも4回荷物を運んだ。最後の物は、後ろに大きい犬3匹、私の膝に小さい犬3匹、ジェーンの膝に猫2匹入った籠。ムサシは車酔いして吐くので鎮静剤で寝かせて運んだ。引越しなんて、嫌いだ〜!



1月20日

引越しが始まりました。はっきり言って、キチガイのようなスケジュールです。今日はッ早朝から引越しの荷造り、昼にこの家の電話回線を月曜から切る手続き。午後はいっぱいフィールド用の薬のサプライをピック、ラボ用の道具をゲット、そして夕方まで引越しの続き。明日もキチガイのような日が続きます。腰がおかしくなる・・・。



1月19日

いきなり今週末引越しすることになりました!(今日決まった)っつ〜ことで、めっちゃくちゃ忙しいです。明日うちの家のフェンスを取り外して、あさって新しい家でフェンスをつけて、その土曜と日曜で荷物運び。日曜からは新しい家に移るので、電話線が入るまで日記更新はネットカフェでしか出来なくなります(うざっ)。え〜、メールもネットもなしの生活ってキツイかも・・・。っていうか、それより引越しして1週間後にフィールドに出るので、どっちにしろネット出来ないんだけどね・・・。午後ずっと荷造りして、今もう夜だ。腰が痛い、埃がすごい、荷物多すぎ、助けてくれ〜・・・。



1月18日

荷物をサプライトラックに乗せました。後、薬品は金曜日にピックする予定。今日は、突然午後になって、「家を見にきて」という電話がありました。今の家と同じぐらいの大きさで、庭で犬も飼える。家賃もほぼ同じぐらい。明日その家の大家と話してきます。もし話し合いが上手くいけば、フィールドに出る前の2週間で引っ越さなければいけないかも・・・。それって、めっちゃ急だと思うんだけど。な、悩むよぉ・・・。家はいいんだけど、今引っ越すとフィールドに出る日と重なることやら、犬猫のことやら、フェンス強化のことやら、悩み過ぎて頭が痛くなっちゃった・・・(泣)。



1月17日

うふふっ♪今日はあすかさん、めっちゃご機嫌さんです♪

フィールドに出る用意が少しずつ出来てきたんです。うれしい〜、やっと野生に戻れる〜♪じゃなくて、フィールド治療に出れる〜♪それにしても、荷物多すぎ!やばいよ、車小さいのにめちゃくちゃスペースくう物ばっかだ。顕微鏡とかもあるし、手術道具とか、薬品とか、教科書(難しいケースにぶち当たった時の助っ人)とか、やたら物が多い。来週サプライトラックに乗せて持って行こうと思っていたけど、今週のサプライトラックにも半分持って行ってもらわないと、たぶん無理。なので、夜遅くまで荷物の整理してた。明日の朝は早起きして車のタイヤにチューブ入れて屋根にキャリアーつけてもらわないといけないの。そして、こないだポールと一緒に行ったダウンタウンの大型動物器具売ってる怪しい店に行かんといけないのよね。暑いし人多いし、マジで行きたくね〜・・・(ダウンタウン嫌い)。それをすべてをやって午後4時のサプライトラックに乗せることが可能なのかは、まだ分からん。



1月16日

友達のMちゃんにかき揚げの揚げ方を伝授してもらいました(横で見ててもらっただけだけど)。以外と難しいのね、綺麗な形に揚げるのって。揚げ物なんてしないから、知らなかったわ。最近、2ヶ月ぐらい断水してるので、ほとんど料理してない。断水の前も最後のテストで忙しかったりフィールドに出たりしてたので、ほぼ1年ぐらいまともな料理なんてしてないって噂(!)。やべ〜、終わってるぅ〜。昔暇な時とかは肉まんとか餃子とかも生地や皮から作れたんだけどな〜。そろそろ主夫でももらわんといかん次元まで女捨ててるかもしれん・・・。あぁ、誰かお嫁に来て♪(違うだろ)



1月15日

何年か前にクラスメートの野郎達が集まって、うちでバーベキュー・パーティーをした。その時の写真が出てきたんだけど、あんま写真なんて撮ることないからみんなやたら気合入ってて、かなり笑える。っていうか、写真見てて、な〜んか不自然なんだよね〜・・・。

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居間でクラスの記念写真なんだって。嫌がるヤマトも無理やり入れられる。

左上から→ブリー(マトレのところの獣医)、アイゾー(落第して消えた)、オレンゴ(なぜかビジネスマン)、サイナ(マラウィの獣医)、左下から→カルビン(薬品会社)、ポール(薬品会社)、トニー(飼料関係)、ムトゥリ(なぜかセキュリティー会社)。これは全員、「バックベンチャー」。教室の後ろのベンチに座って講義聞いていなかった連中っす(私を含む、うふっ♪)。

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台所でもクラスの記念写真(??)。またまたヤマト無理やり押さえつけられる。

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何故みんなそろって斜めに並んじゃってるのっ?!き、気になる・・・。

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片手にグラス、片手にヤマト♪不自然極めつけないっす。



1月14日

うれしいことがありました♪フィールドに出るのが遅れていたけど、ちょっと目安がついた〜。思ってもいなかった方達からの助けで、持っていく薬の量がどっと増えました。来週から、薬のパーチェスです!薬はクラスメートのポールとカルビンが働く薬品会社から買うと前々から約束していたので、今日は彼らと一緒にパーチェス・オーダーしてた。来週中に薬と器具を揃えないと、さ来週のサプライトラックに乗らないので、来週は大忙しだ〜。

こないだ「子犬の尻尾の切り方を図を描いて欲しいから、今すぐ来て!」と自分の都合だけで電話してきたあげく、私が用事あって電話に出れなかったら、「あなたにはギブアップだわ!」とか言いおったクリスティーン。ポールに聞いたら、「月曜日に一緒にやってくれって言われた」と言う。「やってあげるの?」と聞くと、「オレの取り分が2/3だったらやってやると言っておいた」だって。さすがっ!クリスティーンを含むクラスの女達は、何もしやしない。キャーキャー騒いだり余計なことばっかするから、助手をしてもらっても悪いけど邪魔になるだけだと思う・・・。ポールに全部手術やらせて自分は血をガーゼで拭くぐらいしかしないのが目に浮かぶようだ。最初はポールが「2/3取る」と言った時にギャーギャー騒いだクリスティーンだったけど、「じゃあ、自分でやれば?」と言われて仕方なく了解したっぽい(絶対一人じゃ手術出来んから)。ポールがすべてやることになるんだから、その2/3でも高いと思うんだけどな〜。

最近、めっちゃ家の回線の調子が悪くてネット状況が最悪。日記の更新するのもすごい時間かかるし、画像をアップするのは家からは不可能に近い。文章だけでもずっとネットのつながりが悪くて、後で見てみると日記がダブってることもしょっちゅう。画像は、ほとんど外に出た時にネットカフェがあった時にアップしてるから、面倒くさい。前はもうちょっとマシだったのに年末ぐらいから、ひどくなった。コンピューター自体もフリーズしたりして調子よくないのでそれが原因なのかネットが原因なのか、よう分からん。しかし、ネットちゃんとつながらないと、かなりうざい。

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ヤマトとコユキ、フリーズ状態。このポーズ見たら、必ず壁にヤモリがいます。1時間でもこのままフリーズしてて、ヤモリが安心して降りて来たところをキャッチ!ハンティング・スタイルが犬というより、まるで猫。



1月13日

レイちゃん、トラちゃんとのレスリングで暴れすぎて鼻血出しよった。捨て猫だったから健康管理されてなかったし、時々クシャミしてるから、軽い cat flu にかかってると思うのね。まだ小さすぎてワクチン打てないので、抗生物質の注射やってるんだけどさ。なのに気が強くていつも暴れてるから、今日は度が過ぎて鼻血出した。バカ猫〜!

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鼻血は拭いてもらったにゃ。でも、勝手に鼻触られてムカつくから、ばばぁの指思い切り噛んでやったのにゃ。ざまあみろにゃ!

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トラのせいじゃないにゃ、チビ猫が調子乗ったからにゃ。

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おとなしく仲良く寝てりゃ〜いいのに・・・。



1月12日

今日、元クラスメートのポールからカルビンのお母さんが亡くなったと聞いて、みんなでハランベー(助け合い)をした。腎不全で亡くなってしまったと聞いたけど、カルビンはまだ24歳ぐらい。お葬式から何からすべてやらなければいけないので、あさってからウェスタンに帰るらしい。クラスメートが集まってお金を出し合って、中には給料1万5千円ぐらいなのに4千円近く出していた子もいた。そして、お母さんが3日前に亡くなったのに、悲しい顔一つ見せないでちゃんと人と接しているカルビンの姿を見て、すごいと思った。ポールが、「カルビンは強いよ、尊敬するよ」と一言。私なんかよりずっと若いのに、ホントにホントに強いよ、カルビン・・・。



1月11日

サファリに出る前に家の物を片付けておきたくて、今日は家の大掃除です。一人で暮らしているのに、何故かうちは帰国した人などから受け継いできた家具や食器がいっぱい。今度引っ越す時は今よりも小さい家を探す予定なので、持っていけない家具はお友達に預かってもらう予定です。ほとんど使っていないダイニングテーブル(以前は勉強机だったけど部屋に入らないのでダイニングテーブルになった)や、ソファーセットや戸棚などなど、分かりやすいように一つの場所にまとめて置いておくことにした。結構いっぱいあるわ・・・。家具よりもやたら多く感じるのは、何年もかけて集めた植木鉢コレクションと本のコレクション(動物学の本と医学書)。ずっと断水で水やってないので植木自体は枯れちゃったので、植木鉢だけ土を出して綺麗に洗った。そして、めっちゃ重いのが本。昔っから英語の動物関係の本ばっかり持っていて、それと医学書を入れると、すげ〜数。しかも一冊一冊が2キロ以上あって、重すぎ・・・(汗)。とりあえず、リビングルームと勉強部屋の整理は終わった。インターナショナル遊牧民の私。引越しも生まれてから22回もやってるので、慣れたもの。あっという間に部屋がガラガラになって、昨日引越したみたいになっちゃった。まだ3月末まで引っ越さないのに気が早いとしか思えない・・・(笑)。

今日クラスメートのクリスティーンから電話があった。「子犬の尻尾の切り方教えて!」って、あなたも同じ獣医っしょ。電話で説明してあげたけどなんか分からなかったみたいで、「紙に絵を書いて欲しいから、今すぐ来てよ!」って、いきなり言われても、私にも予定があるんだから、今すぐなんて無理っすよ・・・。「今すぐは、ちょっと無理」と言うと、「も〜、あなたにはギブアップだわ!」。おいおい、こっちこそ君にはギブアップですよ・・・。教科書でも講義ノートでも、自分で読めばい〜じゃん。学生の時から何でもかんでも手取り足取りやってもらわないと文句ブーブーなクリスティーン。めんどくせぇ・・・。他のクラスメートの女も、み〜んなそういう感じなんだもん。自分らじゃ動物の補定なんぞしない。体温やら心拍数やら、他の人に取らして、それを記入するだけ。ナイロビのケニア人女はかなりタカビーが多いので、やってられん。だから、私の友達は、みんな野郎♪(自分も野郎だし)

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せっかく日本で買って来てあげたのに、福ちゃんもトラちゃんもほとんど使ってくれなかった猫ベット。最近はチビ猫ベットになってる。同じく使われたことのない猫ハンモックも、レイちゃんの物になったらしい。→(よくハンモックの上で昼寝してる)

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にゃにか文句ある?(ガン飛ばし)



1月10日

昨日の「安楽死させるから取りに来い」っていう子猫を見に行った。電話主の話だと、勝手に庭に住み着いた野良猫らしい。実際に子猫を見て、驚いた。知ってる〜、この子猫〜。何ヶ月か前にマトレのところに持ってこられた子猫に間違いないんだけど・・・。飼い主が、「かわいくない子猫だからいらない。誰かにあげて」と言って持ってこられた子猫。確かに顔がブサイクで、クリニックにいた間も誰も欲しがらなかった。ずっともらい手がつかないので、クリニックの猫になって、庭とか歩いていたのを見たことがある。その後、誰かにもらわれて連れていかれたと聞いていた子猫が、何故ここにいる?野良猫になってるんだから、そのもらっていった人が捨てたんだろうな〜。散々たらい回しにされて野良猫になった後は、安楽死かい・・・。ふ、不憫じゃ・・・。それにしても、福ちゃんのポスターを見て「ポスターそっくりな猫だ」って言ってたけど、全然違うぞっ!福ちゃんは美人さんだったけど、この子猫は獣医の目から見ても、ブ・サ・イ・クさんなのに・・・。

このブサイク猫さんは、KSPCAに持っていってあげました。猫の係をしているのは、ブラックマン(肌がやたら黒いからついたらしいあだ名)っていう人。ブラックマンは、前世は猫じゃないかと言われているほどの猫好き。というか、猫の化身だと思う(笑)。彼に子猫の身の上話を聞かせてあげると、子猫をジッと見てから、「じゃあ、今日からこいつはブラックマンの猫だ!」と言いながら、ブサイク猫ちゃんを抱いて持っていってしまった。ブラックマンが世話をしている100匹ぐらいの猫の大群の一員となるだろう。そして、かわいくないからたぶんもらい手はつかないだろうから、シェルターの中を自由に歩き回っている猫集団の仲間入りするんじゃないかと思う。

今日はシェルターに行った理由がもう一つ。知り合いの犬の太郎が死んでしまったので、埋めに行ったのね。昨日の夜に庭から逃亡して、今朝車に跳ねられて死んでいたのを発見したらしい。体重50キロのグレートデン・クロスの太郎を殺すぐらいだから、そうとうスピード出した車か、でっかい車だったに違いない。シェルターのペットセメタリーに連れて行ってあげたんだけど、今年から墓地に払う値段が値上がりしてた。「墓地は5000シルで、ピット(死体用の穴)は1000シル」らしい。なに〜、5000シル〜っ?!本人達に説明する前に、とんでもない値上がりに私がびっくりしてしまったよ。シェルターで手術手伝ったりしてるから、チビも福ちゃんも埋める時にお金なんか払ったことなかったので、そんな高いなんて知らなかった・・・。そして飼い主さんがお金を持ち合わせていなかったので、「ピットでいいよ・・・」と言われ、結局太郎の死骸はピットに捨てられることになってしまった・・・(涙)。ピットに50キロの太郎が入れられると、落ちた後にドサッ!という大きな音がして、みんなに気まずい沈黙が走る。ピットは検死の終わった死体とか、安楽死させられた野犬とかが捨てられるゴミ用の穴で、絶対にケニア人じゃないかぎり自分のペットは捨てたくはない場所だと思う。→ケニア人は結構普通に「捨てて」とか言うけど。スペースがなくて墓地は他のことに土地が使えないから値上がりしたというシェルター側の言い分も分からないでもない。でも、本当は飼い主さんもお金持ってたらちゃんと埋めてあげたかったんだと思う。あぁ、現実って悲しい・・・。

悲しい現実もあったけど、今日はとっても心が温まる光景も見れた↓

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仲良く爆睡中の犬猫ども♪(左から→ヤマト、レイちゃん、トラちゃん、シノ)。

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も〜、ヤマト・ママ、最高っ!だからヤマちゃん、大好きっ♪

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ワン子ママと一緒にお昼寝だにゃ〜。 ZZZZZZ・・・・




1月9日

凶暴猫、6日目にして心境の変化かっ?!昨日の晩、人の膝の上に乗って寝ながら、初めてゴロゴロ咽を鳴らしてました。いや〜、びっくりした・・・。そして、さらに驚く風景を見てしまった。トラちゃんがレイちゃんの顔を舐めてあげてんの・・・(えっ?)。確かに舐めてあげてました、顔をベロベロと。でも、レイちゃんは嫌がってミュー!とか鳴きながら暴れてるけど・・・。嫌がって噛みつく子猫、でも、トラちゃんはめげないで顔を綺麗にしてあげてる。時々子猫の攻撃がひどくなると、ガブッと食いついておとなしくさせてからさらにベロベロ。そして、子猫攻撃に対してもおおらかになって、噛ませてあげさせている時もあり。気のせいか、噛み付きも猫パンチも優しくなってきている。そこいらじゅうを2匹でバタバタバタバタ追いかけっこしてる。レイちゃんは他人(他猫?)にとやかく言われるのが嫌いで、ボスになりたい傾向があるっぽい。それをトラちゃんが調教しているように見える。なんか、もうしばらくしたら仲良しになれるかも・・・?しかし、不思議だ・・・、あんなに嫌がっていたのに・・・。

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ちんまい子猫だけど、性格はモンスター。家犬どもも、タジタジ・・・。

「うちに迷子猫のポスターそっくりな子猫がいるので、私が安楽死させる前に取り来い!」というすごい携帯メールが来た。それって、私が行かないと殺すってこと・・・?電話で喋ってみると、「いらないんなら、獣医に安楽死させてもらう」と言う。「殺すより、シェルターに持っていけないですか?」と聞くと、「カレンは遠すぎるから、それなら安楽死だな」だと。家を聞いてみるとうちの近所でホルスタイン何頭も飼ってる家で、うちの大学の教授の親戚の家。ビジネスライクなその教授の親戚なら、間違いなく殺されるはず・・・。うちではもう飼えないから、「じゃぁ、私がシェルターに連れていってあげたら、殺さないでくれる?」と聞いてみると、「ガソリン代そっちがもつならいいか。じゃぁ、殺さないでおくか」なんぞ言いやがった・・・。私が、カレンまで連れて行ってやるよ・・・。福ちゃんをずっと探していた時に何度もその灰色の縞の子猫のことは聞いたことがある(間違いだったのでガックリしたから)。確かすごくフレンドリーで人間に近寄っては蹴られていたと聞いていた。蹴られる次は、安楽死かよ・・・(涙)。

この国の犬猫の命の価値の低さを再度知るって感じ。東京都の保健所行った時も年間で安楽死させられる猫の数は、記憶が正しければ3000匹を越えていたはず。生まれてきても餓死したり、虐待を受ける野良猫や野良犬達。「増えちゃったからいらない」と言う理由で安楽死させられる捨て犬猫達。声を大にして言いたい、「いらないんなら増やすなよっ!」、「増えていらないんなら、ちゃんとした飼い主探してあげようよ!」。シェルターで働く友達のノニーがこの2年で去勢や不妊手術したスラムの犬は、合計3000匹以上。彼女がいくら頑張っても、野良犬猫が増えるスピードには追いつかない。腰がおかしくなりそうになりながら一日一人で25件もの手術をこなす彼女はすごい。私も自分の出来る範囲で手伝いたいので、今度マラに行く時は去勢と不妊手術の為、猫捕まえるケージや手術道具一式持っていく予定っす。



1月8日

昨日、めっちゃ久しぶりにクラブに行ってきた。メンバーは若者KちゃんとD君と私。ナイロビのクラブに行ったことがないと言うので、連れていってあげました。私ゃ、もうオバさんでオールナイトの体力なんてないから、行く前に夕方昼寝して行ったよ・・・(笑)。久しぶりにクラブに行って思った、な、なんて不健康な世界じゃ・・・。最近自然の中で動物ばっか相手してるから、クラブで酔っ払ってるのかハイなのかよく分からない姉ちゃんや兄ちゃんが陶酔しながら踊っているのを見るのは、異様な感じ。私も高校生や大学生の時はクラブにも行ったけど、こりゃ若者の世界で私の世界じゃないな〜なんて、ついついオバさんくさいこと思ってしまいました。そして、耳鳴りがするほど大きな音楽の後、家に帰って犬猫にやたら癒される私・・・。結構早く帰ってきて3時に寝たのに、なぜか朝10時半まで爆睡。とにかく、夜更かしは三十路のお肌に悪いわ〜っ!(笑) 

共同生活5日目に入ったトラちゃんとレイちゃん。相変わらずです・・・。でも、昨日の灰色の子猫に対するトラちゃんの拒絶ぶりと比べると、レイちゃんに対しては嫌ではないみたい。ただレイちゃんの乱暴ぶりがちょい苦手だと見える。しかし、相変わらずちょっかいは出すトラちゃん。爪なしの猫パンチを顔にバシバシと食らわした後、ダーっとダッシュで逃げたり。もしくはネズミを狩るみたいに体重かけてパウンス(飛びつき)したり。小さい子猫に対してかなりハードだと思うんだけど、レイちゃんは全然怯えない。しかも、必ず仕返ししてる・・・。そして、自分からちょっかい出したくせに、仕返しされて逃げるのはトラちゃん・・・。福ちゃんとトラちゃんはじゃれあいもソフトだったし、お互い楽しそうだった。福ちゃんとトラちゃんのじゃれあいが仲良し姉妹のものだとすると、トラちゃんとレイちゃんのちょっかい出し合いはいっつも喧嘩してる兄弟のものみたいな感じだと思う。喧嘩したらどっちかが泣くのに、なぜかお互いちょっかい出し合うみたいな?まるで小さい頃の私と弟のような関係のトラちゃんとレイちゃん(苦笑)。うちらも大きくなってからは仲良しだし、彼女らも仲良しになってくれるのかしらね・・・。

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PRIDE 2006 なのにゃ〜〜!押さえ込み&後蹴りにゃ〜〜!フギャー!!

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とやかく言われるのは嫌いなのにゃ!(猫パンチ!)



1月7日

うちの近所の人が、「灰色の迷子猫のビラを見たんだけど、うちの灰色の子猫あげるわ」と言って、うちに灰色の猫を連れてきた。とってもフレンドリーな灰色のオス猫。福ちゃんにそっくりだけど、目の色がちょっと違って、オスっぽい顔してるので福ちゃんの優しい顔とは違う。でも、福ちゃんが4ヶ月ぐらいの時のサイズで、毛並みと体つきはそっくり。そして、子猫の手を見て、思わず涙出そうになった。灰色の小さな丸い手・・・。福ちゃんの手だ・・・。大好きな福ちゃんの小さい手、いつも私の顔を触っていた小さい手、ダンボールに入って穴の中から手だけ出して遊んでいた手・・・。思わず、そっとその手に触ってみる。福ちゃんの手と同じ感触・・・。真正面から見ると顔が違うが、横顔を見ると福ちゃんそっくり。福ちゃんとの楽しかった思い出が、どうしても頭の中でグルグルしてしまう・・・。

灰色の子猫を見て呆然としていると、トラちゃんがやってきた。福ちゃんそっくりな子猫を見て、トラちゃんはいきなり膨れ上がった。「ウゥゥゥゥ〜!ウルルルル〜!シャ〜ッ!」。耳を寝かせて、歯を出して、ものすごく怒りながら威嚇してる。小さいレイちゃんもトラちゃんの隣に並んで、「ウゥゥゥゥ〜!ウゥゥゥゥ〜!」。そして、灰色の猫にトラちゃんが攻撃を始めた。しかも、子猫に対してなのに結構本気。慌ててトラちゃんを押さえつけたが、それでも何度も灰色の子猫に襲い掛かろうとする彼女。そして、「シャ〜ッ!」っと歯を出しながら威嚇する灰色の子猫。歯を出した顔がゆがんで、野獣みたいな顔になっている。福ちゃんは、こんな顔したことない・・・、この子は福ちゃんじゃない・・・。はっとした。子猫は飼い主さんにお礼とお詫びを言って持って帰ってもらった。あまりにもそっくりだったから、いろいろ考えてしまった。でも、福ちゃんの変わりなんてどこにもいないって、トラちゃんが教えてくれた・・・。ありがとう、トラちゃん。そして、ごめんね、灰色の子猫さん。

普段違うところに寝たりして別行動しているのに、灰色の子猫が来た時は、やたら団結してたトラちゃんとレイちゃん。灰色の猫が帰っても、私がいないとお互いちょっかい出し合ったりして、なんとかやっているよう(覗き見した)。レイちゃんのことも、福ちゃんの優しい性格と比べたりしてしまったりしているところがあったかもしれない。これからは、彼女のいいところも探して、トラちゃんと一緒に彼女に慣れていくようにしようと思う・・・。とは言っても!こいつホント性格キツイんだよね・・・(困)。ヤマトもコユキも、レイちゃんのキツイ性格にはタジタジ・・・(気が強いミカン・サイズの子猫に犬どももどうしていいか分からないらしい)。噛みぐせと引っ掻きぐせを直そうとしても、誰かに何か教えられるの大嫌いらしく、切れてさらに態度が悪化するのは気のせいだろうか・・・?レイちゃんのしつけは、シノのトイレしつけと同じぐらい難しそう。

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この子猫怖いよ〜、またオシッコもらしちゃうよ〜。



1月6日

1週間ぐらい前に不妊手術をしたトラちゃん、コユキ、そして去勢したシノ。コユキとシノは順調に傷口も治っています。シノなんて、もう皮膚が完全にくっついていたので早目に抜糸した。しかし、トラちゃんに問題が・・・。縫合に使ったChromic catgut (クローミック腸線)に反応を起こして縫合した回りがひどく膨れ上がり、おまけに縫合糸を引っ張ったらしく、傷口が開いてしまった。最初の2日は別に問題なく見えたんだけど、3日目からなんか変に傷口の回りが大きく腫れ上がり、触ってみると硬くなってる。感触だと明らかに筋肉組織の上に腫れ物が出来ている。手術後に傷口舐めまくっていたので感染したのかなと思ったが、分泌物もなにもないし、膿瘍ではなさそう。触った感じだと seroma (血清が溜まるもの)じゃないかな〜と思っていたら、昨日、トラちゃんが縫合糸を引っ張った途端にいっぱい血清が出てきた。かなり出たのにまだ触ってみると硬い。なんだろうと思って、友達のインド人獣医のノニーに相談してみた。「たぶん、クローミック腸線に反応したんだと思うわ。猫は結構クローミック腸線に反応するから。明日KSPCA(アニマルシェルター)に持って来て見せてよ」と言われ、今日はKSPCAに行ってきた。ノニーは見た途端、「あ、間違いなく反応してるわよ」。Chromic catgutを取り出して、猫にも反応しにくい Vicryl (合成吸収性縫合糸)に変える必要があると言う。手術中に脂肪のスペースをちゃんと閉じなくてseromaが出来たのか・・・(でも、ちゃんと閉じたんだけどね)とか心配していたら、「時々Chromic catgutに反応する猫っているのよね。アンラッキーだったわね〜」と、私の手術のせいではないらしい。

ということで、トラちゃんは再手術。確かに皮膚の下の脂肪はchromic catgutの回りだけ反応して、縫合糸の回りが硬くなっていた。それを全部取り出して、Vicrylで縫合しなおし。下の筋肉組織は反応してなく、もう縫った場所が治りかけていた。どうやら脂肪だけ反応したらしい。マトレのところでもいつもchromic catgutを使っているのに反応したケースを一度も見たことがないのは何故だ・・・?う〜ん、運が悪かっただけ?しかし、chromic catgutが猫に反応するなんて知らなかった・・・。相談できる臨床17年の友達がいるって心強い。ノニーに一言、「将来的に大型動物ばっかやっていたら手術下手になるから、ちゃんと小動物もキープするようにした方がいいよ」(ぐっ!)。おっしゃる通りです・・・。先輩の重い言葉に、言い返す言葉なしっ!

2度目の手術を受け、麻酔から起きたトラちゃんは超不機嫌。3針だった傷口が、反応した組織を取り除いたので、合計7針の大きな傷口となってしも〜た。ヨロヨロと人の膝に乗ってきて、私が動くと「フギャー!」と叫び声を上げて噛み付こうとするので、動けん・・・。午後はトラちゃんを膝に乗せたままずっと本を読んでたよ。凶暴猫レイちゃんは、マイペース。一人でボールで遊んで、一人で食って、一人でガーガー寝てる。あんま、気にしない性格みたい。しかし、人の手を噛むのと引っかくのはどうにかならんもんかね・・・。かわいい子猫なのに凶暴で触れもしないっすよ。



1月5日

新猫を風呂に入れたら、信じられない数のノミ・・・。余裕で50匹以上いた!こんな小さな動物にこんなにノミがたかってるのなんて見たことがないかも。お湯につけたら、体中のノミの糞がお湯に溶けて、子猫の体が血だらけみたいに真っ赤に染まった。昨日埃みたいな色だと思っていたのは、みんなノミの糞の小さな粉だったようだ。お湯が溶けたノミの糞で真っ赤になったので、5回はお湯をかえたよ・・・。ノミシャンプーでノミを殺すと、濡れた髪の中にノミがゴマみたいにいっぱい見える。首の下だけでも10匹以上いて、顔もノミだらけ、体もノミだらけ、おまけに耳の中にまでいる。よくこんなにノミがいて貧血になんなかったなと思うぐらい、すごい数。いったいどこに住んでいたんだ、この猫は・・・?パトリックに協力してもらいながら全部のノミを殺して取り除くのに1時間もかかった。最初は暴れていた子猫だったけど、途中から観念したのか急におとなしくなり、湯船につかりながら居眠りまでし始めた(おぃおぃ)。かなりショックだったのか、洗い終わって湯船から取り出されると、なぜか放心状態で動かない子猫。さらにタオルで乾かされても放心状態。そのまま、毛布に包まって爆睡。お風呂は、そうとうな精神的ショックだったらしい。せっかくマラで子牛についてたノミに噛まれて後が痒くなくなったのに、またノミに噛まれまくって、私もショック・・・。

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ブッサイクな猫・・・。なんか、エイリアンみたい・・・(笑)。

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放心状態にゃ・・・。

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乾いたら、あ〜ら不思議!綺麗な子猫に大変身。しかし、乾いたと同時に放心状態から覚め、また凶暴化した・・・。

この子猫、かなり凶暴。じゃれてても本気で噛んだり引っかいたりしてくるので、うかつに触れない。私もトラちゃんも、この小悪魔とどうやって接していいか勉強中です・・・。まだまだトラちゃんと仲良く出来る時と出来ない時があり、2匹とも喧嘩腰の時が多いので、トラちゃんのお友達をこの子に決めるかは悩んでいます。もしかしたら、福ちゃんがトメちゃんを拒否してトラちゃんを選んだ時みたいに、違う子を探さないといけないかもしれません。そして、そんな時に事件は起きた!

猫が行方不明っ!!!(またっ?!)

うちは猫が呪われているのか、また煙のように家から猫が消えた・・・。台所で料理していた時は、足元をチョコマカ走り回っていたのに、夜7時になってご飯をあげようと思ったら、家にはトラちゃんしかいなかった。家中探しても、小さな子猫が出てこない。子猫の鳴き声も聞こえない。机の下も、戸棚の中も、どこにもいない。まじ焦る。パトリックが台所のドアを開けた時には、ドアの回りに猫はいなかったと言う。でも、家の中から出て来ないとなると、外に出た可能性もあるし・・・。パトリックが庭を探して、私が家を探して・・・、でも、出て来ない。うちに来てまだ2日しかたってないのに、もう迷子になるなんて!福ちゃんの二の舞になったら、ど〜しよ〜っ!!(泣) 探して探して探して、夜中12時まで、家と庭を何度も何度も探した。ヤマト、コユキ、シノの力も借りても探してみた。しかし、いない・・・。パトリックは、「こんなに探してもいないなんて、魔術にかけられたのかも・・・」って、そんな訳ないだろっ!でも、小さくて早く走れないし、階段も登れないし、絶対に遠くなんていけないはずなのに、何故っ?!本気で神隠しにあったんじゃないかと思ってしまうぐらい、こつぜんと子猫は消えてしまった・・・。そして、深夜12時、トラちゃんが見つけてくれました、子猫。台所で、ずっと冷蔵庫の下を見てるのよ、トラちゃんがハンティング・ポーズで・・・。冷蔵庫の下を覗き込んでも、何もない。もしかして、冷蔵庫の中に?!と思って開けてみたけど、中にもいない。でも、トラちゃんは10分ぐらい動かないで、ずっと冷蔵庫の下を見てる。何かが、おかしい。冷蔵庫を見つめるトラちゃんの隣に座って、私も冷蔵庫を見てみる。すると、カシャカシャカシャとかすかな音がする。冷蔵庫が作動している音?でも、とっても小さな音で、そうは思えない。じっと耳をすます。また、カシャカシャカシャ。冷蔵庫の下をもう一度見てみる。何もない・・・。床にはいつくばって何もない冷蔵庫の下を3分ぐらい見てみた。すると!灰色の小さなしっぽが、チョコっと垂れた。

いたっ!!

冷蔵庫の裏の機械の中に、子猫はいました。冷蔵庫を動かして、後ろから子猫を引っ張り出してみると、フラフラになってた・・・。いなくなってから5時間たってるから、熱い機械の中で熱射病になったっぽい。脱水症状にもなってるっぽいので、ミルクをあげて、点滴をして、しばらくするとフラフラだったのも落ち着いて元の凶暴猫に戻った。どうやら暖かい機械の回りに入り込んで出れなくなったみたい。トラちゃんが教えてくれなかったら、絶対に見つけられなかった。おまけに明日の朝まで見つからなかったら、脱水症状で死んでいたと思う。ありがとう、トラちゃん。あなたのおかげです!(ちゃんと、ご褒美のツナあげた) 超凶暴で、超人騒がせな、冷蔵庫猫・・・。君の名前は、「レイちゃん」にさせてもらうよ。元気になったレイちゃんは、さっそくトラちゃんに喧嘩売って怒らせてました。トラちゃんに「見つけてくれてありがとう」って、ちゃんと言えよ・・・。



1月4日

仲良かった福ちゃんがいなくなってから、かなりウツ症っぽくなってるトラちゃん。いつも一緒に遊んで、一緒に寝て、一緒にご飯食べて、病気になるのも一緒だったから、さみしいんだと思う・・・。夕方はヤマト達も家にいるけど、私がいない時は犬達と一緒にしたきりだと心配なので、家で一人ぼっち。最近は以前より寝ることが多くなって、起きてても一人で植木鉢に乗って窓の外をじっと見ていたりしてる。一人ぼっちになってから、もう3週間以上。かなり哀愁漂わせた背中を見ていて、福ちゃんにお友達としてトラちゃんを連れてきたように、トラちゃんにもお友達を探してあげなきゃいけないのかもしれないなとはうすうす感じてはいた。でも、福ちゃんを失ってあまりにもショックだったから、私自身が新しい猫を飼う気がしなくて、どうしようかと迷っていたのよね・・・。

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そんなことを思っていたら、突然、素敵な出会いがありました。出会いは、私にじゃなくて、トラちゃんにだけど(苦笑)。昨日、アニマルシェルターで友達と会っていた時、「道端で子猫がいて、道路で引かれそうだったから」とケニア人のお兄ちゃんが、1匹の汚い小さな子猫を連れてきた。顔はなんかほっかむりしたお猿の顔みたいな模様、目はブルー、体は埃なんだか白いのか分からない色に灰色のしっぽ。毛がボサボサで、顔に目やにつきまくりで、汚ねぇ猫・・・。そして、怯えているのか、引っかくは噛みつくは、めっちゃ凶暴・・・。抱っこしようと手を出したら、噛み付きまくる。でも、勝手にずっと手を噛ませていたら、そのうち噛むのをやめて、安心したのか私の膝の上でスースー寝始めた。「あなたが来た時に拾われてきたのもなにかの縁。家の猫のお友達として連れて帰ってあげたら?」とシェルターのおばちゃんに言われて、この汚い子猫をトラちゃんのお友達として連れて帰ることにしました。

すると、気が強い子猫にトラちゃんは、ビビりまくり・・・(困)。子猫はマイペース。勝手にソファーに乗って昼寝して、勝手にトラちゃんのご飯まで食って、勝手にトラちゃんのトイレ使ってる。トラちゃんは、子猫が急に近寄ってくるとウルルルルーと唸ってみるが、視界から消えると探したりしたり。でも、ボディーコンタクトは、ほとんどなし。そんな感じで1日目が過ぎ、2日目になると遠巻きに見ていたトラちゃんが、子猫にちょっかいを出し始めた。しかし、ずうずうしい新参者に猫パンチをくらわしてみるが、子猫もパンチを返してくるので、どうしていいか分からないらしい。私も触ると、噛み付かれたり引っ掛かれたりする。なんと気が強い子猫・・・。ウツ症入って窓の外を眺めていたトラちゃんが、そこいらじゅうチョコマカ走り回る子猫パワーの影響か、もしくはテリトリー荒らしされてウツ入っている場合じゃないと思ったのか、少し活発になってきました。

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2匹が寝ている間にこっそり一緒に寝かしてみた。子猫がおとなしくしていれば、トラちゃんはあんま気にしていないらしい。

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しかし起きるとうざい攻撃開始→ 10秒後、トラちゃん激怒の猫パンチ。



1月3日

今日は、友達のハッサンに車のパーツ関係の店に連れて行ってもらいました。今度のサファリの時は荷物が多いので、車の屋根に乗せるキャリアーが欲しかったんだけど、結構高いのね・・・。私はよくブッシュのオフロードを運転するから、今のスズキだと車がかわいそすぎる。ガタガタ道を運転すると、車の悲鳴が聞こえるようだ・・・。今、咽から手が出るほど欲しい車は、トヨタ・ハイラックスのダブルキャビン。前にウィンチつけて、屋根にキャリヤーと折りたたみテントつけて、ガソリンタンクも追加して、いっぱい改造できたら夢のよう。ブッシュで使いやすいだろうな〜、仕事しやすいだろうな〜、欲しいな〜。でも、夢のまた夢・・・。シクシク・・・(涙)。



1月2日

今日は、家を探しておりました。メインハウスと別になっている2部屋ぐらいのゲストハウスを探しているんだけど、簡単には見つかりそうもない・・・。私一人ならすぐ引っ越せるけど、うちのガキども(ペット)がいるので、かなり難しい。うちの近所にすっごく素敵なゲストハウスがあったけど、そこにはでっかいジャーマンシェパードがいるから無理。ケニアの一軒家は、ほとんどが先住犬がいるからな・・・。出来れば住み慣れたこのエリアがいいなと思っているんだけど、無理かもしれん。モールの掲示板に「スプリングバレーのベンデラレーンにゲストハウスあり」というのがあったのだが、んん??それは、以前私が住んでいた場所じゃないかい?とっても綺麗なゲストハウスだったけど、メインハウスのドイツ人が超ビッチなので引っ越した。それにチビを野犬に殺されたので、嫌な思い出があるからあのエリアには戻りたくないし。大家と話して後3ヶ月は元の家賃で待ってもらうことになったけど、後3ヶ月でいい条件の新しい家なんて探せるのだろうか。引越しの時は犬猫どもがいると厄介だけど、苦しい時に彼らがいてくれたから今の私がいる訳で。絶対に全員で一緒に引っ越しするぞ!犬猫ともどもマサイランドに一緒に行くことになるのだけは避けたい・・・(一発でヒョウに食われる)。

モールを歩いていたら、ペットショップの掲示板に福ちゃんの写真付き迷子猫のビラがまだ貼られていて、心が痛かった。もう大泣きすることはなくなったけど、ふとした時にまだまだ心がチクンとします。「迷子ならお金は払わないでいいよ」とタダで掲示板を使わせてくれたマネージャーさん、猫が集まる場所を教えて毎日見張ってくれていたキオスクのオバちゃん、アサンテ・サーナ。そして「パークランドクラブに似た猫がいるよ」(しかし、どうやってそんな遠くにいくんじゃ)とか、「KSPCAで罠を借りて来たらいいですよ」(借りて来た日が号泣のクリスマスイブだった)などの電話をくれた見知らぬ方達、とっても感謝してます。携帯番号なんて書いてしまって騙されるかもと心配したけど、結局怪しい電話なんて一つもなく、電話かけてきたのは親切でかけてきた人だけでした。人を疑うことに慣れてしまう海外生活、親切な人もいっぱいいるってことを思い出させてくれたクリスマスだったかも。

全然関係ないけど、大晦日に変な電話があった。クラスメート達とクラブ行って帰ってきた夜中の2時半、不通知で携帯が鳴った。「ハロー」(私)、「アナタは誰?」(見知らぬ男)、「誰って、そっちが電話してきたんですよ。アナタこそ誰ですか?」、・・・略・・・「その携帯からハッピーニューイヤーってメールが届いたんだけど」、「私の番号から?そんなメッセージ送っていないですよ」、「変だな・・・。まぁ、いいか、ハッピーニューイヤー。2006年がいい年であるといいですね」、「そちらこそ、ハッピーニューイヤー」。ブリティッシュ英語で話す男の人。白人か?イギリスかぶれのインド人か?ドラマならここから素敵な出会いがあったりするでしょう!でも、現実はそんなうまいことありましぇ〜ん。ただの間違い電話で終わった。なんだ、つまんないの・・・。なんか心ときめくような、えぇ出会いないかなぁ?(牛なんぞと戯れてるうちは無理じゃな)



2006年1月1日

新年明けましておめでとうございます!もう、2006年ですね。私のケニア生活も7年目に入りました。21歳で初めてこの土地に来た時から、毎日アフリカのパワーをもらって過ごしています。そして、気が付けばHPでブログを書き始めて、1年以上経ちました。いつまで続くかなと思っていたけど、もう毎日ブログを書き続けているので、ここでやめるのはもったいないから(笑)、これからもずっと続けていこうと思います。今年も獣の女医あすか、愛犬ヤマト、3本足犬コユキ、オシッコもらしのバカ犬シノ、同じく食うしか脳のないバカ犬マリモ、弱虫犬マイレ、猛犬ムサシ、ワガママ猫トラちゃんをよろしくお願いします♪



12月31日

ニューイヤーのカウントダウンは、クラスメートの野郎軍団と行ってきました(学校の友達はほぼ100%野郎ばっか)。「お前が選ぶ場所だと、オレらはローン組んで行かなきゃいけないからな!」と言われ、久しぶりに超ローカルなクラブに連れていかれた。メンバーは、マトレのところで働いているブリー、薬局関係の仕事しているカルビンとポール、そして飼料関係の仕事をしているトニー。新年のカウントダウンの後にモンバサで働いているムトゥリとマラウィで働いていて里帰り中のサイナにみんなで電話。ホントは彼らも一緒だったら、もっと良かったのに。ローカルな場所なので、カウントダウンの後はずっとアフリカンミュージックが続いて、すごい盛り上がりよう。レゲエやヒップポップもあるけど、やっぱアフリカ人の血が騒ぐのはリンガラ・ミュージックみたい。いやいや、久しぶりに大学時代の友達と会えて、楽しい大晦日だった。

いろいろなことがあった2005年も、もう終わりです。今年は最後までいろいろなことがあったなぁ・・・。福ちゃんのことで最後の方が悲しいことが多かったけど、振り返ってみると全体的には、とてもラッキーな年だったと思う。今年は、5年間の苦しみを越えて、無事に獣医になれた。それが、一番大きいかな。勉強の日々、ホント辛かったもの。二度と学校には戻りたくないってのが、動物学と獣医学を合計9年間で終わらせた後の感想。お勉強は、もういいです(笑)。知識を広げるのは好きだけど、テストに追われる勉強はもうこりごりだ〜。来年はフィールドでの暮らしも増えるので、もっともっと気合を入れていかなきゃいけないっす。さらに気合入れて、頑張るぞっ!