今日は、牛の虚勢してきた。放牧中の牛の群れは、「すぐそこにいるから」って、マサイの「すぐそこ」ってのは、絶対に信じられない。30キロ離れてても、「すぐそこ」って、全然すぐそこじゃないじゃん!(しかも「すぐそこだから」って30キロ余裕で歩くし) サバンナを走って牛の群れを探すけど、見つからない。車のエンジンを止めて牛の首についた鈴(っていうか、鐘?)の音を聞いてその場所に行けば、「うちのじゃなかった」だし・・・。
2月28日
今日も、泥に2回スタックしましたよ。1回目は放牧中のマサイに10人ぐらいに押してもらって、脱出。2回目は、夕方で知り合いの人に助けに来てもらって、ランドクルーザーに泥から引っ張り出してもらった。私の車は泥にスタックしないんだけど、今度みたいにそこいら辺が泥だらけでランドクルーザーとかランドローバーとかが深いわだちを作ってしまっていると、もうお手上げ。車高が低い私の車は、デェフが地面についてしまって、動けなくなってしまう。毎日スタックしてるよ。

思いっきりスタック。マサイに押してもらった。

本日2回目のスタック。ランドクルーザーによってトーイング。
ゲートで96年にムパタで一緒に働いていたマサイのムゼーに偶然会った。そして、オロナナ・キャンプでは、一緒にナチュラリストの仕事をしていたチェリオットと10年ぶりに偶然の再会。かなりびっくりしたね。懐かしすぎる。しかし、マサイのムゼーの方は、どうにかして欲しい。人の顔を見るなり、
「ハバリ・ヤ・ヤマザキ?」(元気か、ヤマザキ?)
「ヤマザキ・ニ・ユレ・ヤ・ザマーニ」(ヤマザキは昔(ムパタで)働いていた人だよ)
「ポレ、ポレ!ハバリ・ヤ・ノリコ?」(すまん、すまん!元気か、ノリコ?)
「ノリコ・ニ・ユレ・ヤ・サー・ヒー」(ノリコは今(ムパタで)働いている人だって)
「ポレ・サーナ!ハバリ・ヤ・スズキ?」(大変すまない!元気か、スズキ?)
「スズキ・二・ガリ・ヤング・ブワナ・・・」(スズキは、私の車だぞ、おい・・・)
オヤジ、喧嘩売ってのかいっ?!
2月27日
トランスマラでは11月から大雨が続いているらしい。しかも、ほぼ毎日。橋は流れるし、道路は土が流れて岩だらけだし、堤防みたいなコンクリも流されてた。マラセレナのまわりは4キロ四方の湿地帯が沼っつ〜より湖になってる。12月は、マラコンサーバンシーの人間が休暇になってもセレナからゲートまで車が通るのが不可能だから、ボスが自家用セスナを元オルクルック(丘の上)の滑走路まで下ろしてあげていたらしい。冗談じゃなくて陸の孤島だったらしい。それに鉄筋で出来たでっかいマラブリッジも、エルニーニョの時だって通れていたのに、今は橋の一番上にある鉄筋しか見えないぐらい水かさが増えているっぽい。ボスが「今は絶対に来れないよ」って言っていたのは、冗談じゃなかったみたい。私も今日はゲートから帰ってくる時に2回すっごいスタックして、キチュワの車に引っ張り出してもらったよ。そして、今日も午後から大雨が降り出した。一晩中、大雨だよ。マラに入ったはいいけど、雨がやむまで出られないんじゃないか、心配になってきた・・・。

そこいら辺にスタックした車が放置されてる。

ガッチリ溝にタイヤが挟まって、脱出不可能。
文庫本「晴れときどき、サバンナ」の表紙のモデルにもなった、マラの有名なアル中オヤジ。驚いたことにお酒をやめたそう。すっげ〜、毎朝8時からヘベレケだったのに。前なんて、一日24時間のうち、20時間ぐらいはヘベレケ状態だったもんな。目もパッチリ開いてて、喋っていることも、まとも。うざいオヤジが、いい人になってたよ。前も酔っ払っていない時は、いい人だったけど。後の20時間は、ウザイ酔っ払いだったから、近寄るなって感じだったから・・・。