ワクチン接種したことを証明する為、赤いプラスチックの首輪を犬たちにつけています。なぜ赤かって?そりゃ〜、マサイは赤が好きだからでしょう(赤い首輪なら文句を言われることもないだろうと思ったわけよ)→結局、誰も文句なんて言う人なんていなかったんだけど。犬に首輪がつけられると、子供たちは喜んで騒ぎだす始末。サバンナの中を自由に走り回っているマサイの犬たち。これなら、誰かが犬に噛まれても首輪がしてあったら狂犬病のワクチンが打たれた犬だってことが分かるでしょ。
8月9日
昨日の夕方、うちのアスカリから、「ワニャマ(野生動物)の子供が迷子になってるので来て欲しい」という電話があった。「夜になったらハイエナに食べられてしまうから、うちのフェンス内に入れて欲しい」とのこと。1週間前も夜中2時に「迷子の牛がいて、ハイエナに食べられるからフェンスの中に朝まで入れて欲しい」と起こされたし、うちは動物迷子センターかい?アンテロープ(レイヨウ類)だと言うので抱えて連れて来てと言うと、「重くて持てない」って、いったい何の子供連れてくるわけ?
車で迎えに行ってみると、なんと、エランドの赤ちゃん!子牛ぐらいのサイズで、確かに抱えてくるには重すぎるわな。朝9時から迷子で、辺りには親の姿が見えないらしい。暗くなったら殺されてしまけど、その前に最後にもう一度だけ母親を探してみようということになった。買い物の途中だったのでヤマト、コユキ、シノも車に乗って来ていて、マサイ3人と犬3匹とエランド1匹を乗せて、母親探しに出かけることになった。驚いたことにエランドもヤマトたちもあんまりお互いを意識していないみたい。そして、30分ほどブッシュを運転して、やっと母親らしきエランドを発見。そして、エランドの赤ちゃんを車から下ろして、うちらは茂みの中に隠れる。静かにして20分ぐらい待ってると、お互いが歩み寄って・・・、
感動の親子の再会!(胸がジーン)
そして、2頭は連れたって夕暮れの森に消えて行った。うちの犬の匂いとかマサイの匂いとかがついてたら母親が拒絶するかなとか心配だったので、無事に親子が再会してくれて、本当に良かったわ。

8月8日
ナイロビで一回やったことあるけど、今日、また面倒くさい失敗をしてしまいました。車の鍵を入れたまま、ドアをロックしてしまったのよ〜っ!(泣) 勘弁してくれよ〜、うちの家までスペアキーを取りに行ったら、片道5時間はかかる場所なのに〜っ!コンサーバンシーの無線は車の中だし、よく見てみるとエンジンに鍵がささっているだけじゃ足りなくて、GPSがオンになってるじゃないの!っつ〜ことは、GPSは車のバッテリーにつながっているので、長時間放置すればバッテリーが上がってしまうじゃないの!ぎゃ〜!
コンサーバンシーのボスやらレンジャーやらに電話してみるが、助けに来てくれる車が開いていないらしい。そこいら辺で拾ったワイヤーを曲げて窓の間に差し込んでみるが、ナイロビで開けてもらったのを見ているのに、自分でやってみるとそう簡単にはドアは開かない。2時間以上も車の外でアタフタしていると(臨時ドッグハンドラーだけアタフタしてて、私は車の屋根で諦め入って寝てたけど)、通りがかりのオッサンがワイヤー使ってドアを開けてくれた!そして、ドアが開いた途端に鳴る私の電話。
「今、君の家でスペアキーを借りて来たから、今から行くので心配しないように!」
心優しいキチュワのメカニックが、車を借りて助けに来てくれた途中だったらしい・・・。ドアは開いたけど、助けに来てくれてしまった友達に申し訳なくて仕方がなかった。ごめんね〜、そして、本当にありがとう〜。
8月7日
うちらは、ワクチンを打つ時は必ず犬を家か羊小屋の中に入れてもらうことにしてる。飼い主がどんなに「この犬は大丈夫だから」と言っても、屋外で犬に注射することだけは避けるようにしている。なぜなら、犬が逃げるから!マサイの犬は逃げ出すと、どこまでだって逃げるし、いつまでたっても戻って来ない。だから、屋内に犬を閉じ込めるのは絶対です。
いつもは飼い主に「屋内に閉じ込めてくれ」と頼むと、犬たちを呼び寄せるのにかなりの時間を要するのに、今日行ったボーマ(村)では感動した。「隣の家に来ているのを見たから、うちの犬も全部小屋に入れておいたから」。小さい羊小屋の中に入ると、なんと17匹も犬が入っていた。いったいどうやって全部呼び寄せたのか分からないけど、飼い主なのに何もしようとしないマサイ相手に仕事していて、17匹全部を集めてくれているなんて初めてだったのでかなり感動してしまった。かなり仕事が楽だもの。臨時ドッグハンドラーなんて、「ちゃんと犬を集めてくれてありがとう」とかお礼まで言ってたからね。タダでワクチン打ってあげている私たちがお礼を言ってどうするんだよとか思ったけど、ちゃんと手伝ってくれたのはやっぱり嬉しいわ(普通に考えたら当たり前なんだけどね、手伝うのなんか!)。
8月6日
昨日の夕方、「ムアンザに着いた!」と電話がかかって来て、どうやら輸入許可書をゲット出来たらしい。タンザニアのチームの人がかなり助けてくれたらしい。ありがとう〜。国境に臨時ドッグハンドラーを迎えに行くと、ちゃんと2万個のワクチンの入ったクールボックスと共に戻ってきた。よくやった!喜んで輸入許可書を見てみると、嘘だろ〜・・・。
輸入先 「ノーンギシュ・プロジェクト」 →ノーンギシュ(私のマサイ名)
まじかよっ?!か、勝手にプロジェクトの名前作りおったなっ!なんだよ、このノーンギシュ・プロジェクトってのは?そんなアホなプロジェクトネーム付ける奴がいるかよぉ〜。バカもの〜、これでワクチンが国境超えれなかったら、どうしてくれるんじゃ〜!2ヶ月近くかかってここまで辿り着いたのにっ。め、目眩が〜、マサイになんかに頼むんじゃなかったかも・・・。
でも、幸いなことにプロジェクトネームはあまり重視されず、無事ワクチンは国境越えが出来ました(ホッ)。そして、うちの冷蔵庫は大量なワクチンが入れられ、私の飲み物さんたちは、外に追い出されることに。あぁ、冷たいジュースが〜(っつ〜か、最初からワクチン用の冷蔵庫だろっ!)。

8月5日
字が読めない臨時ドッグハンドラーを連れて、国境の町イスバニアへ。まずはパスポート写真を撮って、身分証明書のコピーを取り、国境で東アフリカパスポートを取らないと。いろいろなことをいっぺんに言われるので、臨時ドッグハンドラーは半分パニック状態。携帯電話をイミグレに忘れるは、荷物はおいて来てしまうわ。とどめを指したのは、両替。ケニア・シリングからタンザニア・シリングに替えるレートがどうしても理解出来ないらしい。100ケニア・シリングは、1850タンザニア・シリングだと説明すれば、説明すればするほど彼の顔は混乱してくる。仕方ないので、バス代、食事代、ホテル代、とすべて分けてタンザニア・シリングを渡す。本当にこの人に大事な輸入許可書を頼んでいいのかしら?心配になってきたよ。気分はまるで、「はじめてのおつかい」じゃ・・・。
8月4日
待ちに待っていたタンザニアに送られたワクチンを明日タンザニアに取りに行きます。しかし、外国人の私が行くとビザだい50ドルも取られるので、同じ東アフリカ人である臨時ドッグハンドラーをタンザニアに送り込むことに。「イスバニアの国境まで連れて行ってあげ、それからムアンザ行きのバスに乗り、バスを降りたらタクシーで獣医インベスティゲーションセンターに行き「マサイマラ巡回獣医プロジェクト」宛の輸入許可書を書いてもらう。そして、夜はムアンザに泊まって、次の日の朝にバスでイスバニアに戻り、国境で輸入許可書を見せて税金を払う」。とっても詳しく紙に書いて渡してあげる。いくら初めてのタンザニアでも、これで迷うことはないでしょう。すると、渡されたメモ用紙をジッと見つめる臨時ドッグハンドラー。
「シィウェジ・ソマ」(字は読めない)
げっ!!
27歳だとずいぶん最近のマサイなのに、字が読めないのかよっ?!最近珍しいぞ、この年代で字が読めないってのは。仕方がないので、ジェーンと一緒にどこで何をすればいいのか何度も何度もリハーサル。だ、大丈夫なのか、明日・・・?
8月3日
来ましたよ、来ました!やっと、500Wのインバーターが、ナイロビからやって来ました〜。これがなかった為に家で電気が使えなくてコンピューターが使えなかったのよ〜。なんか新しいコンピューターは、前のより電気をくうみたいで、前の300Wのインバーターが使えないんだよね(壊したし)。
8月2日
無線ラジオを一時的に車から外しました。理由は、バッテリーが上がってしまうから。どうしてだろう、もう4回もストールしたし、ナイロビに帰って来た時は完全にバッテリーが上がってしまった。電気関係のことは、よう分からんっ!
8月1日
ワクチン・キャンペーンの再会です。こないだ212匹まで終わったので、その続きです。ドッグハンドラーが用事があって2週間ほど休暇を取りたいと言うので、臨時で入ってもらう人のトレーニングもかねての一日でした。まぁ、そこまで犬のハンドリングがうまい!って訳じゃないけど、他のマサイよりはマシなので、頑張ってもらいしょう!
7月31日
うちらのサイドの丘の上には、アメリカ人のキャンプが一つあるのね。そのアメリカ人とマサイの地主が、あまりうまくいっていないという噂を聞いた。まぁ、お金にうるさい部族のマサイとのビジネス交渉は大変みたい。それよりも笑ったのは、そのマサイが、「見ていろ!お前が建てた建物の中に羊を入れてやるぞ!」と叫んでいたこと。羊を入れてやるって、アンタ・・・。それって、嫌がらせのつもりかいな?訳分からん!他のマサイも、「あのムゼーは頭のネジがちょっとゆるいからな」と言っているので、普通な行動ではないらしいが・・・。
7月30日
ワクチンの冷蔵庫は機能しているけど、家の中で電気が使えません。きゃ〜、コンピューターが使えない〜。どんなド田舎生活でも、文明人(?)の私にとっちゃコンピューターが使えないほど不便なことはないのにぃ〜。メール調べる度に車のバッテリーにつなげて充電している毎日。あぁ、最悪・・・。
7月29日
日本に発つ前に私が力を入れていた、うちのシャンバ(畑)。ムズング友達の家のシャンバで、ルッコラやらニンジンやらトマトやらが成っているのを見てから、「絶対にうちでも野菜が穫れるシャンバを作ってやる!」と心に決めたのね。野菜を食べない部族のマサイの土地だから、このエリアで売っている野菜も普通よりかなり高い。ジェーンも野菜の高さを嘆いていたので、ナイロビで野菜の種を買って来てあげた。シャンバのケアはめちゃくちゃ下手なジェーンだけど(遊牧民だから)、野菜を買わないで良いかもしれないという魅力につられて、すごい勢いで畑を耕してる。という訳で、ジェーンの家の周りはすべて耕されてしまい、家は畑の中に埋まってしまいました・・・。今回帰って来ると、出発前に巻いた種がみんな発芽して、スクスク育っていて、感動〜!!(これからが難しいらしいんだけど)

7月28日
昨日マラにやって来たばっかりなのに、今日は早朝からコンサーバンシーの電気フンディのサイトティを呼んで、ソーラー関係の修理です。これからタンザニアから狂犬病ワクチン1万個とジステンパーワクチン1万個を受け取るので、ちゃんと冷蔵庫が設置しているか確認です。2万個のワクチンがダメになってしまったら、とんでもないからねぇ。

7月27日
やっとのことで、マラに出発です。ナイロビからだと、一緒にマラまで運転してもらう人は、ほとんどいない。今回も一人でマラまで8時間ものドライブです。でも、ステレオを直したので、日本で買ったipodを聞きながらのドライブですわ♪久しぶりのサバンナ、そして、何もない僻地。でも、犬猫たちが私の車を見て飛んで来るのを見て、ホッとした。どんなド田舎でも、犬猫たちがいるだけで、やっぱり自分の家なんだな〜と実感。

7月26日
今日までに出発したかったのに、やっぱり無理でした。やっぱり、オフィスのたらい回しは終わらなかった。くっ・・・、また出発が伸びてしまう・・・。
7月25日
出たっ!ケニア特有のオフィスのたらいまわし。ビザ問題の時に散々やられたけど、やっぱ政府のオフィスは、同じだね。人を待たすこととか、丸っきり気にしていない。あ〜、ケニアの書類ワーク、大嫌いっ!
7月24日
アイルランドのワクチン製造している会社からもらったドネーションなんだけど、いろいろ大変っす。一度はケニアのハンドリング会社が、「ケニアにこのワクチンを入れるなら、うちもコミッションが欲しい」などと言い出したり →(コストのコミッション取ったら、9000ドルだぞ!)。しかし、「チャリティー・ワークをやってくれるのはケニアにとってすばらしいことだから、うちも精一杯助けたい」とか言っておいて、ドナー先に「9000ドルよこせ」とは、いったいどういう神経してるんじゃいっ?!それに商業用に入れるワクチンじゃないのに、ただのドネーションにコミッションかけようとする神経が信じられないんだけど。ドナーもかなり気分悪くしたし(当たり前だけどね)、ケニアの恥だ・・・。とりあえず、コミッションの話はなくなったけど、クリアランス問題がまだちょっと残っています。あさってにはマラに行きたかったんだけど、それまでにペーパーワークちゃんと終わるかな・・・?毎日何回もカベテの獣医ラボと農業省の往復で、疲れ気味だ〜。
7月23日
さて、2週間ぶりにナイロビに戻って来ました。さっそく、ワクチンの輸入許可書などの問題で、カベテに通いつめております。実はね、いろいろ研究者のミーティングからアプリケーションやらを頑張って、アイルランドからワクチンを1万個もらえることになったのね。これで、一番高いコストだったワクチンをカバー出来ることになり、寄付していただいたお金もオペレーショナルコストにまわすことが出来るようになりました。でも、それが間違いで全部タンザニアの獣医デパートメントに送られてしまったのよ〜。だから、今、ワクチンのタンザニアからケニアへの国境超えの手続き中・・・。
7月22日
新しいマック、すっごいわ。ドバイの空港で、勝手に無線ネットを探し当てて、ネットが出来るようになった。えぇ、たぶんこれは現在のネット状況では普通なんだろうけど、バッテリーが壊れたラップトップをつねに電源につながないと使えなくて、おまけにネットにつなげるのに電話機を持って歩いていた人間には、感動なのよ。まぁ、最近ではナイロビのホテルでは、ほとんど無線ネットだけどね。私のコンピューターは古すぎて、そんな機能なかったもん(DVDも見れない代物だったからね)。これからは、最新ラップトップだわ〜。うれしい〜♪
7月21日
日本出発の日ですが、朝から弟と一緒に築地の場外に行って来ましたよ。すごい活気がある所で、びっくりよ。なんかすごい勢いでカートみたいなのがすっ飛んでくるし、思わず轢かれるそうになったわ。屋台でイクラ丼を食べ、かなり満足しました。さて、これから、またアフリカのど田舎へ戻ります。しばらくおいしい物食べれない生活なんだろうな。しくしく・・・。あ、でも、私の毛むくじゃらの子供たちが待ってるので、帰らないとね!