獣の女医 in アフリカ
8月26日

久しぶりのナイロビ上京です!Mちゃんの家に着くと、陣屋さん(ナイロビの総菜屋さん)の大福がっ!感動っ♪



8月25日

今日で1850匹の犬のワクチン投与が終わりました。明日から3日ほどナイロビに上がって個体識別用の首輪とかなくなってしまった物を買い出しに行きますので、ワクチンの続きは来週です。ナイロビに上がる前に2000匹到達したかったのに、残念だ。来週帰ってきたらもう週末なので、新しいステーションはイソコンって村で9月3日から。ドッグハンドラーは、私がいない間にマサイの間で犬を一カ所に連れてくるようにキャンペーンする予定。そして、来週はうちの家の回りに唐辛子ロープを張ってゾウが敷地に近づかないようにしてもらう予定(これが100%でゾウを遠ざけることが出来る方法)。9月の始めはオーストラリアの学生さんがアタッチメントでお手伝いしてくれることになったので、データ取りが少し楽になるかな。



8月24日

仕事を仕事だと思っていない、うちのアスカリ2人。今の家では、敷地を借りているところの人間を雇うようにといういかにもマサイ的な考えを強制されてる私。だから、仕事を一度も仕事をしたことない人間を連れて来られても、仕方ないから一から仕事を教えてやったけど、今日という今日は堪忍袋の尾が切れた。フェンスが出来る前は、夜近所の家にアスカリ2人で入り込み、朝まで寝てたらしい(フェンス作ったフンディが泊まっていて事実発覚)。仕方ないので強制的にフェンスの中に夜閉じ込めていたら(文句ブーブー)、作りかけのジェーンの家の中でマットレス敷いて爆睡しているところを私が発見(ジェーンが先に見つけた)。毎朝出ていくのはきっかり6時なのに、夕方来るのは夜7時だったり8時だったり。外にいるようにと言えば、「雨が降るから、ブーツとジャケット買って欲しい」だの、「雨よけるアスカリの家を作って欲しい」だの雨が降る前から自分たちの要求ばっかり。雨宿り出来る藁葺き小屋を建ててあげれば(わざわざ建ててやったわよ!)、壁も作って欲しいだの、いいかげんにしろ。そして、最後にゃ、「ゾウが道にいっぱい出てくる季節になったから、うちでご飯を作る時間がない」と言うので、うちに早めに来てご飯を作っていいということにまでしてやったら(野菜までうちのお金で買ってやった)、夜8時とかに仕事に入り(2時間遅れ)、それから、9時とか10時まで台所でだらだら世間話をしながら料理してるし(そして、お腹いっぱいになったら寝る)。アスカリの仕事、なめてんのかよ!昨日は1週間続けてよる8時に仕事に来てたので、ブチ切れて長老のところに相談に行って、うちの二人クビにしてやった。何をどうやって間違ったかと全部説明して分かったと言っていたが、夜ジェーンが聞いた彼らの文句は、「オレらは車がないから遅刻しても当たり前だ」(ふざけんな!)。あぁ、学校行ったことあっても、マサイは、マサイ・・・(ため息)。



8月23日

1610匹の犬にワクチンを打って、初めて噛まれました。噛み付いてきたのを足でよけた時、ブーツをガブっとやられたわ。ブーツの上だったので大丈夫だったけど。しかし、日本で何年か前に買った3000円ぐらいの安物ブーツだったので(形だけがかわいい)、皮がめちゃくちゃ薄くて、もう少しで犬の歯が貫通するところだったよ。貫通しなかったので病気の危険はないけど、思い切り親指の付け根を噛まれたので、あざが出来て痛い・・・。



8月22日

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羊を自転車の後ろに箱入りで乗せているマサイは見たことあるけど、犬でやってる人を今日初めて見たよ。

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箱に入れられているけど、チェーンで引きずり回されている犬よりおとなしくして嫌そうじゃなかったわ。



8月21日

アンガタでのワクチン打ち、最終日の3日目です。なんと、今日で1250頭、到達!!

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町のオジサンが一人、いろいろな人にワクチン打ちのことを知らせてくれたり、電話で連絡くれたりして、すっごい協力してくれた。今日は、「アンガタのみんなが喜んでいるよ。これは、ほんのお礼だ」と、穫れたばかりの蜂蜜をくれた。開けてみると、蜂蜜と一緒に蜂の巣が!(そのままだよ) 味見をしてみると、

うまいっ!

か〜なり、濃厚!っつ〜か、臨時ドッグハンドラーがガツガツ、人のもらった蜂蜜食べてるんだけど、そんなに食べて鼻血出ないのかって言うぐらい濃厚だよ。




8月20日

アンガタでのワクチン打ち、2日目です。カレンジンたち、頑張って、犬200頭も連れて来てくれましたよ!昨日のマサイがマサイだったので、かなり感動だ!アンガタのチーフ(村長)がかなり協力的で、みんなに犬を連れて来るように知らせてくれたわ。なんて素敵なの、アンガタ!

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子供たちも一生懸命犬を連れて来てくれます。



8月19日

休みを返上してわざわざ反対側の丘まで行ってやったのに、マサイの奴ら、犬1匹もセンターに連れて来なかった。すっげ〜、ムカつく。私とドッグハンドラーが休みなしに働いて疲れてるのに、わざわざ休日返上して来てやったのに。病気になった子犬はほとんど死んでしまっていて、元気なのだけワクチンを打つのにあほマサイが犬を集めてこないから村回りして、半日で9匹しか打てなかった。村にいけば逃げ回って捕まらないし、他のは放牧に行っててサバンナを車で走り回って探さないといけないし。なんでこっちが助けてやってのんのに、受け身の向こうの方がいばってるのか、理解不明。すっごくムカつくんだけど!自分自身もマサイのうちのドッグハンドラーも、しばらくするとムっとして黙り始めてたわ。ムカつくよね、一緒に働きづめの日々なのにせっかくの休日返上してくれば、誰も何も手伝おうとしないんだもんね。うちらの怒りは、マサイランドでワクチン打ちをしないと分からない怒りかもしれない。



8月18日

新しいアウトブレークが出ました。以前働いていたムパタの隣のマサイから電話があって、「犬が死にまくっている、助けてくれ」。今日はアンガタでワクチン打ってて、合計970匹までいって、タンザニア国境まで後10キロほどで到着する。ムパタ方面は私の住んでいる丘とは反対の丘。一度丘を降りてから登らないといけないから、今回のワクチン・キャンペーンの対象じゃないんだよね(遠いのでオペレーションコストがかかりすぎる)。でも、一番新しいアウトブレークだから、いかないとヤバいでしょう。スケジュールがギチギチで日にちが開いているのは、日曜だけ。う〜、明日は唯一の休み返上で、反対側の丘に行ってきますわ。



8月17日

毎日忙しすぎて目が回りそう。ゆっくりと何かをするという自分の時間が全くないわ。でも、頑張ってるおかげで現在、犬860匹に突入しました。そして、日記に書くのを忘れてたけど、3日ほど前からジェーンの家とうちの家に子猫が来てます。ジェーンに「家にネズミがいるので子猫をもらって来て欲しい」と頼まれて、マニャッタで子猫をもらって来たんだけど、その時にもう1匹ヘルニアの子猫がいたのね。そしたら、マサイがその猫を「お腹が変だから(そういう表現ってあり?)、いらない」とか言っていたので、私が面倒見ることになっちゃった。確かにヘルニアだけど、別に今は問題なさそう。もう少し様子を見た後で手術してあげようっと。シマシマ模様のメスの子猫だけど、なんとなくうちに来てしまったので、まだ名前をつけてもないわ(週末ゆっくり考えようっと)。マイペースにドタバタドタバタ家の中を走り回り、ニーニー騒ぎまくってるわ。トラちゃんやヤマトたちは問題はないみたいだけど、レイちゃんがブチ切れてます。子猫の姿を見るだけでシャー!とか言ってたけど、3日目になってだいぶ落ち着いてきた(まだ怒っているみたいだけど)。

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8月16日

今日は、仕事帰りに土曜と月曜にワクチンを打つアンガタという村によって、ワクチン・キャンペーンのポスターを張ってきた。すると、村長が出て来て彼自身が村全部に情報を知らせてくれるそう。なんでも、今日は、狂犬病の犬に噛まれて死んでしまった村の男の子の葬式だったらしい。そこに偶然に狂犬病とジステンパーのワクチン・キャンペーンの為に現れた私たち。「二度とこんな悲劇が起こらないように、絶対に村全部の犬を連れてくるから」と約束してくれた。改めて、狂犬病の恐ろしさを考えさせられてしまった。ワクチンを村の犬に打つことで、もう二度と小さい子供が狂犬病で死なないでくれればと心から願う。



8月15日

保護区の境界線をタンザニア方面に進んでワクチンを打っている私達。やっと750匹までいき、そして、マサイランドを抜けて、カレンジンの土地に入りました。カレンジンランドでは、犬を鎖につないでどこかに連れて来ることが可能なので、今までよりかなり楽。このところずっとマサイとほぼ喧嘩腰で村回りをして来たので(自分の犬なのに手伝おうともしないし、おもしろ半分に騒ぐだけで何もしようとしない)、協力的な人たちと出会えて、かなり嬉しい。マサイの臨時ドッグハンドラーも、「なんてカレンジンたちは協力的なんだ!オレらマサイたちとは違う!」と感動してた。キリンガニの村から、タンザニアの国境までずっとカレンジンランドなので、毎回センターを決めて犬を集めるスタイルに変わります(さ来週ぐらいまた悪夢のマサイランドに戻るけど)。

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8月14日

東京犬の名前の話をジェーンにしていたら、いきなり、「言い忘れていたんだけど、去年実家に帰った時に、アリス(姪っ子)の家の犬の名前を聞いてびっくりした」。「なんていう犬だったの?」と聞くと、

「ヤマト、ムサシ、マリモ、コユキ・・・」

おいおい、そりゃ、うちの犬の名前だろ。勝手に真似をするんじゃありません。しかも、ちゃんとうちの6匹の名前がつけられてるらしい。以前クラスメートが、「私たちの友情を思って、うちの動物にあなたの名前をつけたのよ。「たきた」と「あすか」、両方の名前をつけたから」と言っていたのを思い出した。「何の動物?」と聞けば、

「豚」

たきたって豚と、あすかって豚がいるらしい。喧嘩売ってんのかい?!



8月13日

今日、初めて聞いたマサイの犬の名前。「TOKYO」。なぜに東京?しかも、今日立て続けに2匹も東京って犬がいたし。前に「ありがとう」って犬がいたのもびっくりしたけど、今日の東京犬もびっくりよ。しかも、東京の兄弟犬は、「ヨーロッパ」だし、訳分からんぜ。



8月12日

やっと日曜です。いや〜、疲れたわ。今日は車で外に出なくてすむので、家で溜まりにたまった家の整頓をしないと。早朝から夕方まで昼ご飯も食べないでサバンナを走り回ってるので、日曜だけは家で料理でもしてリラックスしたいのだ。

なんでもないけど、今日一番に感動したこと→ソーラーでミシンが使えたこと!う〜ん、ミシンが使えるとは、すばらしい。今度ナイロビに行った時にガスのオーブン買って来ようかな〜。そしたら、またお菓子作りが出来る〜。



8月11日

ローデシア(現在のジンバブエ)原産の犬で、「ローデシアン・リッジバック」って犬がいるの知ってます?元ライオン狩りに使われていた犬種で、勇敢さ、獰猛さなどで有名。ナイロビではガード犬によく使われている。そして、この犬の特徴は、背中に走る一本のリッジ(逆毛)。

驚いたことに、今日、偶然にマサイの犬でリッジがある犬を立て続けに2匹も発見してしまった。マサイ・リッジバック??突然変異なのか、元々マサイたちの犬に時々見られる特徴なのか、それともナイロビからリッジバックを持ってきてかけた人がいるのか?なぞだっ?!

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8月10日

ワクチン接種したことを証明する為、赤いプラスチックの首輪を犬たちにつけています。なぜ赤かって?そりゃ〜、マサイは赤が好きだからでしょう(赤い首輪なら文句を言われることもないだろうと思ったわけよ)→結局、誰も文句なんて言う人なんていなかったんだけど。犬に首輪がつけられると、子供たちは喜んで騒ぎだす始末。サバンナの中を自由に走り回っているマサイの犬たち。これなら、誰かが犬に噛まれても首輪がしてあったら狂犬病のワクチンが打たれた犬だってことが分かるでしょ。

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8月9日

昨日の夕方、うちのアスカリから、「ワニャマ(野生動物)の子供が迷子になってるので来て欲しい」という電話があった。「夜になったらハイエナに食べられてしまうから、うちのフェンス内に入れて欲しい」とのこと。1週間前も夜中2時に「迷子の牛がいて、ハイエナに食べられるからフェンスの中に朝まで入れて欲しい」と起こされたし、うちは動物迷子センターかい?アンテロープ(レイヨウ類)だと言うので抱えて連れて来てと言うと、「重くて持てない」って、いったい何の子供連れてくるわけ?

車で迎えに行ってみると、なんと、エランドの赤ちゃん!子牛ぐらいのサイズで、確かに抱えてくるには重すぎるわな。朝9時から迷子で、辺りには親の姿が見えないらしい。暗くなったら殺されてしまけど、その前に最後にもう一度だけ母親を探してみようということになった。買い物の途中だったのでヤマト、コユキ、シノも車に乗って来ていて、マサイ3人と犬3匹とエランド1匹を乗せて、母親探しに出かけることになった。驚いたことにエランドもヤマトたちもあんまりお互いを意識していないみたい。そして、30分ほどブッシュを運転して、やっと母親らしきエランドを発見。そして、エランドの赤ちゃんを車から下ろして、うちらは茂みの中に隠れる。静かにして20分ぐらい待ってると、お互いが歩み寄って・・・、

感動の親子の再会!(胸がジーン)

そして、2頭は連れたって夕暮れの森に消えて行った。うちの犬の匂いとかマサイの匂いとかがついてたら母親が拒絶するかなとか心配だったので、無事に親子が再会してくれて、本当に良かったわ。

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8月8日

ナイロビで一回やったことあるけど、今日、また面倒くさい失敗をしてしまいました。車の鍵を入れたまま、ドアをロックしてしまったのよ〜っ!(泣) 勘弁してくれよ〜、うちの家までスペアキーを取りに行ったら、片道5時間はかかる場所なのに〜っ!コンサーバンシーの無線は車の中だし、よく見てみるとエンジンに鍵がささっているだけじゃ足りなくて、GPSがオンになってるじゃないの!っつ〜ことは、GPSは車のバッテリーにつながっているので、長時間放置すればバッテリーが上がってしまうじゃないの!ぎゃ〜!

コンサーバンシーのボスやらレンジャーやらに電話してみるが、助けに来てくれる車が開いていないらしい。そこいら辺で拾ったワイヤーを曲げて窓の間に差し込んでみるが、ナイロビで開けてもらったのを見ているのに、自分でやってみるとそう簡単にはドアは開かない。2時間以上も車の外でアタフタしていると(臨時ドッグハンドラーだけアタフタしてて、私は車の屋根で諦め入って寝てたけど)、通りがかりのオッサンがワイヤー使ってドアを開けてくれた!そして、ドアが開いた途端に鳴る私の電話。

「今、君の家でスペアキーを借りて来たから、今から行くので心配しないように!」

心優しいキチュワのメカニックが、車を借りて助けに来てくれた途中だったらしい・・・。ドアは開いたけど、助けに来てくれてしまった友達に申し訳なくて仕方がなかった。ごめんね〜、そして、本当にありがとう〜。



8月7日

うちらは、ワクチンを打つ時は必ず犬を家か羊小屋の中に入れてもらうことにしてる。飼い主がどんなに「この犬は大丈夫だから」と言っても、屋外で犬に注射することだけは避けるようにしている。なぜなら、犬が逃げるから!マサイの犬は逃げ出すと、どこまでだって逃げるし、いつまでたっても戻って来ない。だから、屋内に犬を閉じ込めるのは絶対です。

いつもは飼い主に「屋内に閉じ込めてくれ」と頼むと、犬たちを呼び寄せるのにかなりの時間を要するのに、今日行ったボーマ(村)では感動した。「隣の家に来ているのを見たから、うちの犬も全部小屋に入れておいたから」。小さい羊小屋の中に入ると、なんと17匹も犬が入っていた。いったいどうやって全部呼び寄せたのか分からないけど、飼い主なのに何もしようとしないマサイ相手に仕事していて、17匹全部を集めてくれているなんて初めてだったのでかなり感動してしまった。かなり仕事が楽だもの。臨時ドッグハンドラーなんて、「ちゃんと犬を集めてくれてありがとう」とかお礼まで言ってたからね。タダでワクチン打ってあげている私たちがお礼を言ってどうするんだよとか思ったけど、ちゃんと手伝ってくれたのはやっぱり嬉しいわ(普通に考えたら当たり前なんだけどね、手伝うのなんか!)。



8月6日

昨日の夕方、「ムアンザに着いた!」と電話がかかって来て、どうやら輸入許可書をゲット出来たらしい。タンザニアのチームの人がかなり助けてくれたらしい。ありがとう〜。国境に臨時ドッグハンドラーを迎えに行くと、ちゃんと2万個のワクチンの入ったクールボックスと共に戻ってきた。よくやった!喜んで輸入許可書を見てみると、嘘だろ〜・・・。

輸入先 「ノーンギシュ・プロジェクト」 →ノーンギシュ(私のマサイ名)

まじかよっ?!か、勝手にプロジェクトの名前作りおったなっ!なんだよ、このノーンギシュ・プロジェクトってのは?そんなアホなプロジェクトネーム付ける奴がいるかよぉ〜。バカもの〜、これでワクチンが国境超えれなかったら、どうしてくれるんじゃ〜!2ヶ月近くかかってここまで辿り着いたのにっ。め、目眩が〜、マサイになんかに頼むんじゃなかったかも・・・。

でも、幸いなことにプロジェクトネームはあまり重視されず、無事ワクチンは国境越えが出来ました(ホッ)。そして、うちの冷蔵庫は大量なワクチンが入れられ、私の飲み物さんたちは、外に追い出されることに。あぁ、冷たいジュースが〜(っつ〜か、最初からワクチン用の冷蔵庫だろっ!)。

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8月5日

字が読めない臨時ドッグハンドラーを連れて、国境の町イスバニアへ。まずはパスポート写真を撮って、身分証明書のコピーを取り、国境で東アフリカパスポートを取らないと。いろいろなことをいっぺんに言われるので、臨時ドッグハンドラーは半分パニック状態。携帯電話をイミグレに忘れるは、荷物はおいて来てしまうわ。とどめを指したのは、両替。ケニア・シリングからタンザニア・シリングに替えるレートがどうしても理解出来ないらしい。100ケニア・シリングは、1850タンザニア・シリングだと説明すれば、説明すればするほど彼の顔は混乱してくる。仕方ないので、バス代、食事代、ホテル代、とすべて分けてタンザニア・シリングを渡す。本当にこの人に大事な輸入許可書を頼んでいいのかしら?心配になってきたよ。気分はまるで、「はじめてのおつかい」じゃ・・・。



8月4日

待ちに待っていたタンザニアに送られたワクチンを明日タンザニアに取りに行きます。しかし、外国人の私が行くとビザだい50ドルも取られるので、同じ東アフリカ人である臨時ドッグハンドラーをタンザニアに送り込むことに。「イスバニアの国境まで連れて行ってあげ、それからムアンザ行きのバスに乗り、バスを降りたらタクシーで獣医インベスティゲーションセンターに行き「マサイマラ巡回獣医プロジェクト」宛の輸入許可書を書いてもらう。そして、夜はムアンザに泊まって、次の日の朝にバスでイスバニアに戻り、国境で輸入許可書を見せて税金を払う」。とっても詳しく紙に書いて渡してあげる。いくら初めてのタンザニアでも、これで迷うことはないでしょう。すると、渡されたメモ用紙をジッと見つめる臨時ドッグハンドラー。

「シィウェジ・ソマ」(字は読めない)

げっ!!

27歳だとずいぶん最近のマサイなのに、字が読めないのかよっ?!最近珍しいぞ、この年代で字が読めないってのは。仕方がないので、ジェーンと一緒にどこで何をすればいいのか何度も何度もリハーサル。だ、大丈夫なのか、明日・・・?



8月3日

来ましたよ、来ました!やっと、500Wのインバーターが、ナイロビからやって来ました〜。これがなかった為に家で電気が使えなくてコンピューターが使えなかったのよ〜。なんか新しいコンピューターは、前のより電気をくうみたいで、前の300Wのインバーターが使えないんだよね(壊したし)。



8月2日

無線ラジオを一時的に車から外しました。理由は、バッテリーが上がってしまうから。どうしてだろう、もう4回もストールしたし、ナイロビに帰って来た時は完全にバッテリーが上がってしまった。電気関係のことは、よう分からんっ!



8月1日

ワクチン・キャンペーンの再会です。こないだ212匹まで終わったので、その続きです。ドッグハンドラーが用事があって2週間ほど休暇を取りたいと言うので、臨時で入ってもらう人のトレーニングもかねての一日でした。まぁ、そこまで犬のハンドリングがうまい!って訳じゃないけど、他のマサイよりはマシなので、頑張ってもらいしょう!



7月31日

うちらのサイドの丘の上には、アメリカ人のキャンプが一つあるのね。そのアメリカ人とマサイの地主が、あまりうまくいっていないという噂を聞いた。まぁ、お金にうるさい部族のマサイとのビジネス交渉は大変みたい。それよりも笑ったのは、そのマサイが、「見ていろ!お前が建てた建物の中に羊を入れてやるぞ!」と叫んでいたこと。羊を入れてやるって、アンタ・・・。それって、嫌がらせのつもりかいな?訳分からん!他のマサイも、「あのムゼーは頭のネジがちょっとゆるいからな」と言っているので、普通な行動ではないらしいが・・・。



7月30日

ワクチンの冷蔵庫は機能しているけど、家の中で電気が使えません。きゃ〜、コンピューターが使えない〜。どんなド田舎生活でも、文明人(?)の私にとっちゃコンピューターが使えないほど不便なことはないのにぃ〜。メール調べる度に車のバッテリーにつなげて充電している毎日。あぁ、最悪・・・。



7月29日

日本に発つ前に私が力を入れていた、うちのシャンバ(畑)。ムズング友達の家のシャンバで、ルッコラやらニンジンやらトマトやらが成っているのを見てから、「絶対にうちでも野菜が穫れるシャンバを作ってやる!」と心に決めたのね。野菜を食べない部族のマサイの土地だから、このエリアで売っている野菜も普通よりかなり高い。ジェーンも野菜の高さを嘆いていたので、ナイロビで野菜の種を買って来てあげた。シャンバのケアはめちゃくちゃ下手なジェーンだけど(遊牧民だから)、野菜を買わないで良いかもしれないという魅力につられて、すごい勢いで畑を耕してる。という訳で、ジェーンの家の周りはすべて耕されてしまい、家は畑の中に埋まってしまいました・・・。今回帰って来ると、出発前に巻いた種がみんな発芽して、スクスク育っていて、感動〜!!(これからが難しいらしいんだけど)

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7月28日

昨日マラにやって来たばっかりなのに、今日は早朝からコンサーバンシーの電気フンディのサイトティを呼んで、ソーラー関係の修理です。これからタンザニアから狂犬病ワクチン1万個とジステンパーワクチン1万個を受け取るので、ちゃんと冷蔵庫が設置しているか確認です。2万個のワクチンがダメになってしまったら、とんでもないからねぇ。

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7月27日

やっとのことで、マラに出発です。ナイロビからだと、一緒にマラまで運転してもらう人は、ほとんどいない。今回も一人でマラまで8時間ものドライブです。でも、ステレオを直したので、日本で買ったipodを聞きながらのドライブですわ♪久しぶりのサバンナ、そして、何もない僻地。でも、犬猫たちが私の車を見て飛んで来るのを見て、ホッとした。どんなド田舎でも、犬猫たちがいるだけで、やっぱり自分の家なんだな〜と実感。

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7月26日

今日までに出発したかったのに、やっぱり無理でした。やっぱり、オフィスのたらい回しは終わらなかった。くっ・・・、また出発が伸びてしまう・・・。



7月25日

出たっ!ケニア特有のオフィスのたらいまわし。ビザ問題の時に散々やられたけど、やっぱ政府のオフィスは、同じだね。人を待たすこととか、丸っきり気にしていない。あ〜、ケニアの書類ワーク、大嫌いっ!



7月24日

アイルランドのワクチン製造している会社からもらったドネーションなんだけど、いろいろ大変っす。一度はケニアのハンドリング会社が、「ケニアにこのワクチンを入れるなら、うちもコミッションが欲しい」などと言い出したり →(コストのコミッション取ったら、9000ドルだぞ!)。しかし、「チャリティー・ワークをやってくれるのはケニアにとってすばらしいことだから、うちも精一杯助けたい」とか言っておいて、ドナー先に「9000ドルよこせ」とは、いったいどういう神経してるんじゃいっ?!それに商業用に入れるワクチンじゃないのに、ただのドネーションにコミッションかけようとする神経が信じられないんだけど。ドナーもかなり気分悪くしたし(当たり前だけどね)、ケニアの恥だ・・・。とりあえず、コミッションの話はなくなったけど、クリアランス問題がまだちょっと残っています。あさってにはマラに行きたかったんだけど、それまでにペーパーワークちゃんと終わるかな・・・?毎日何回もカベテの獣医ラボと農業省の往復で、疲れ気味だ〜。



7月23日

さて、2週間ぶりにナイロビに戻って来ました。さっそく、ワクチンの輸入許可書などの問題で、カベテに通いつめております。実はね、いろいろ研究者のミーティングからアプリケーションやらを頑張って、アイルランドからワクチンを1万個もらえることになったのね。これで、一番高いコストだったワクチンをカバー出来ることになり、寄付していただいたお金もオペレーショナルコストにまわすことが出来るようになりました。でも、それが間違いで全部タンザニアの獣医デパートメントに送られてしまったのよ〜。だから、今、ワクチンのタンザニアからケニアへの国境超えの手続き中・・・。



7月22日

新しいマック、すっごいわ。ドバイの空港で、勝手に無線ネットを探し当てて、ネットが出来るようになった。えぇ、たぶんこれは現在のネット状況では普通なんだろうけど、バッテリーが壊れたラップトップをつねに電源につながないと使えなくて、おまけにネットにつなげるのに電話機を持って歩いていた人間には、感動なのよ。まぁ、最近ではナイロビのホテルでは、ほとんど無線ネットだけどね。私のコンピューターは古すぎて、そんな機能なかったもん(DVDも見れない代物だったからね)。これからは、最新ラップトップだわ〜。うれしい〜♪



7月21日

日本出発の日ですが、朝から弟と一緒に築地の場外に行って来ましたよ。すごい活気がある所で、びっくりよ。なんかすごい勢いでカートみたいなのがすっ飛んでくるし、思わず轢かれるそうになったわ。屋台でイクラ丼を食べ、かなり満足しました。さて、これから、またアフリカのど田舎へ戻ります。しばらくおいしい物食べれない生活なんだろうな。しくしく・・・。あ、でも、私の毛むくじゃらの子供たちが待ってるので、帰らないとね!