獣の女医 in アフリカ
3月2日

ナイロビでのランドローバー社のミーティングなどを終わらせたので、マサイマラに帰ります。値段交渉はやっと終わりました。中古の2005年のランドローバーのディフェンダーTdiで、「コンサベーション(自然保護活動)の為」ということで、1,500,000シリング(今日のレートの66シリングだと、総額22,727ドル)で売買の書類にサインして来ました。この2年間で集めた金額が18,700ドルなので、差額の4027ドルを購入時から3ヶ月で支払いする約束になりました。後、車検が1000ドルだから、実際的には後5027ドル探さないといかん・・・。合計寄付金の18,700ドルは、以下のようなブレークダウンになります(レンジャーをサポートするマサイマラ基金とは全く別の物ですので、心配しないでね♪)。

5,000ドル ウォルト・ディズニー自然保護基金(2008年)
2,000ドル テレビ番組からの寄付(2007年12月)
4,905ドル 日本の読者さんたちからの寄付(2006年1月〜2008年1月)
4,630ドル テレビ番組からの寄付(2008年3月)
2、165ドル Wildlifedirect の読者さんたちからの寄付(2007年〜2008年)

今日、その車と同じ形と同じ色のディフェンダーを見て来ました。か〜なり、かっこいいっす!すっげ〜、感動ぉ〜♪

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どうっ?!これとまるっきり同じものが来るんだって!

● マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  3、143、969円(29,110ドル)@108円

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/


●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889



3月1日

なにか悪いことが起こっても、そこから学ぶことは多い。と、また哲学的なこと書いてしまいましょう。昨日の日記に書いたマライカさんのメールに、「今回のケニア暴動事件。明日生きていれるのかな?という長い夜を経験して、こだわりがなくなった」と書いてありました。今回の暴動で、私を含め多くの人が、いろいろなことを学んだと思います。そして、人生の歩み方などについても考える機会が多かったのじゃないかと思う。

え〜と、私はケニアに暴動の真っ最中にいたみんなと違って、一番危なかった時期には、タンザニア出張でノホホンとしてました(おいおい)。でも、帰って来たケニアを見て、いろいろ考えさせられましたよ。なんて言っていいのかな。今まで当たり前にあった「平和」という世界の中にあった、自分自身の「普段の生活」。一人で運転して帰っていたマサイマラの家への道。普通に買えていた物資。いて当たり前だった、マサイマラの観光客。陽気なケニア人の笑顔。そんな、「当たり前」だった、「普通」だったこと。それが、いとも簡単に崩れ落ちてしまうのかというもろさを思い知らされた。ナイロビ大学を卒業してビザが取れないで苦労していた時。追い打ちをかけるように、定期検査で行った病院で「乳がんの疑いがある」と言われたことがあった。イギリスに行って精密検査して、結局違ったのだけど、その時も「当たり前」だった、「健康な体」というものがグラついて、精神的にもかなり落ちたのを覚えている。「健康」もそうだけど、「平和」も頑張って手に入れるものなんだな〜なんて、そう感じるこの2ヶ月。

私も、いろいろなことについての考えが変わったような気がする。変なこだわりとか、自分の中での決めごととか、これはいつまでにしようとか自分の中でパンガ(計画)していたことなど(そこまでないんだけど)、明日が「当たり前」じゃない時には、何も意味のないものだな〜とか思ってしまいました。そして、今のまま、猪突猛進なライフスタイルでいいのではいかと(爆)。元々、あまり危機感を感じない性格だから、「なんとかなるさ〜」というスタンスで生きていて、実際にがむしゃらに進んでいけば目の前のドアが開いて、それをくぐって戦っていると、また違うドアが出て来て、って生きてる、私(ちゃんと計画立てろよ!)。

このドアを開けようか、開けまいか?と止まって考えたり。5年後の自分はどうだとか、10年後はこうあるべきだ、とか。そんな要領いい生き方、私には出来ん・・・。そして、私が住んでいる環境では、そんな先のことまで読めんし。1週間後に何やってるかも分からないのに・・・。つまり、私ゃ、何を言いたいんでしょうかね?大事なのは、「今を一生懸命に生きるってこと」じゃないでしょうか。不器用でも、まっすぐ、「今」を一生懸命生きている人。そんな人が、「明日」を明るくするのでしょう。ケニア人、みんなそうやって生きています。私も、そんなケニア人にあやかって・・・じゃなくて、見習って、もっと自分に喝を入れなきゃいかんわな!いろいろ去年の年末に進めていたプロジェクトの新しいステップ、この暴動騒ぎで資金なくなって見通しつかなくなったけど、3月からまたワクチンキャンペーン始まるので、頑張ろっと!


追伸:
2月11日のゾウの治療の写真をアップしました。



2月29日

私、昔から「人生はなんたるか」とか、「人間こうあるべき」とか語り合うの、大好きです。よく親友や弟と高校のことから語り合いってのをしていたし。そして、自分の勉強になるので、他の人、特に年配の人の意見を聞くのが好き。逆に同情を求めて来るだけの人とか、感情論だけの相談って、めちゃくちゃ苦手です(若い時は私も親にやったけどね・・・)。性格的に「それは違うんじゃない?」と思ったらそれを伝えてしまうので、特に相手が人の違う意見を受け入れられない人だと困ってしまう。基本的には、「私の意見はこう、あなたの意見は?」というアプローチが好きかな。

そして、私の悪いところをちゃんと指摘してくれて、反対の意見もちゃんと言ってくれる友達が好き。昔、よく親に「誰も何も注意しなくなったら終わりなのよ」って言われたけど、もっともだと思う。相手の悪いところを指摘するのは嫌われるのを分かった上で、「あなたはここを直した方がいい」って言ってくれる大切な存在。だってね、どうでもいいと思う人間にゃ、誰も注意しないもの。なので、せっかく指摘くれたことは、なるべく直す努力はしている(と思う)。都合の悪いことを言われるとごまかしたり逃げたりする人は大嫌いだから、絶対に自分は逃げるってことはしたくない。

人生の先輩のMちゃんは、私によくそういう為になるお説教(?)をしてくれる、とても大切なお友達です。いつもナイロビに来る時の泊めてもらっているけど、人間関係なんたるかを教えてくれるので、とても勉強になります。「誰かに何かして欲しかったら、まず自分でそれを相手にするって、心がけないといけないの」って先々週言われた。「ありがとう」って言って欲しかったら、まず自分が相手にしてもらったことに対して、ありがとう、ありがとうって言うことから始まるって。そして、人から好きになってもらいたかったら、まず自分から大好きって伝えること。誰かにまた遊びに来て欲しいって思ったら、自分で会った時に「会いたかった!」って伝えるのが先だし、微笑みかけてもらいたかったら、自分がまず微笑む事をしなきゃいけないって。確かにそうだよね。いっぱい笑って、だからあなた好きよとはっきり言えられて、会いたい!って言ってくれる友達には、自然と会いたいって思うよね。

そういうのがサラっとかわいいく出来る人間。私回りに何人かいます。こんにちは、ありがとう、大好き、ごめんねっ。人間にとって一番簡単な当たり前の言葉を、素直に心からいつも言えている人。同じ女として、かわいい人だな〜、素敵だな〜、かっこいいな〜と憧れます。そして、自分もそういう人間になりたいなとつくづく思います。10代の時よりはへそ曲がりな性格がなおって、20代の時よりは人の思いやりを考えるようになった。そして、今後は、素敵な40代の女性になれるよう、今の30代もいっぱい努力しないとな〜と思う、今日このごろですわ。

そんな素敵な、かわいいナイロビ女性の一人のブログを紹介します。いつも「あすかちゃん、素敵!」、「あすかちゃん、偉い!」、「あすかちゃん、好き!」とか、会う度に嬉しいことをいっぱい言ってくれるマライカさん。何を言ってるんですか、ケニアを本当に心から想ってキラキラ輝いているあなたは、私なんか足下に及びませんって!優しいもの、彼女のケニアを見守る目は!

http://blog.goo.ne.jp/malaikafrica

マライカさんこと、宮城裕見子さんが書いたスワヒリ語会話帳、「旅の指さし会話帳(60)ケニア」 情報センター出版局。とっても、お勧めです。ケニア大好きな彼女が、「みんなにもケニアを好きになって欲しい!」という気持ちが溢れ出ていて、読んでいて楽しいです。



2月28日

マサイマラの為に、こんなにも多くの人が協力してくれました!

今日までに集まった寄付は、レンジャーたちの3月分の給料、密猟対策の活動資金などにあてられることになりました。つまり、みなさんの寄付のおかげで、マサイマラは3月末まで今まで通りのセキュリティーレベルを保つことが出来ることになるのです!それって、ワイヤー罠によって毎年密猟者に殺される約1000頭以上のレイヨウ類の命を救ったのと同じことです。だって、野生動物を守るレンジャーたちが、ちゃんと保護区で仕事が続けられるようにしてあげているのですもの。昨日からナイロビに上がって来てしまっているのですが、マラに戻ったらすぐレンジャーたちに全員集合して、みなさんに彼らの喜ぶ笑顔を写真にしてアップしますので楽しみにして下さいね!


「マサイマラ基金(マラコンサーバンシー)への募金」 

須藤正之、勝田剛生、戸井章子、宮里かをり、上野恵子、スズ中マサル、大島登、菅付直樹、法月まどか、粕谷和代、細井伸一郎、野口百合、大戸衣子、阪口祐香、藤川聖子、濱之上徹、波多野智造、谷川篤史、阪本明久、石井むつみ、磯島宏美、坂口佳史、麻野いずみ、樋口清香、前山聡史、茂山雄樹、宮崎明美、増森珠美、松下伊代子、石田喜久子、平松直美、平岡恵子、龍野照恵、山田香菜子、原豊子、佐藤孝子、平良英子、森藤侃子、佐久間知恵子、早田光子、吉田豪、出道直子、菊川秀子、永井泰代、古郡通雄、藤田高士、小田切恵子、杉山覚、岩崎萌海、中西陽子、宮本マサヨ、菊地節子、上野恵子、村野昭子、澤田茂子、田村典子、池田純子、武田美代子、高田一有、松永智代、金山ノリ子、矢部智子、引間和人、今浜明子、木村まり、近藤敬一、小林結実、荻野容子、原桂子、勝又まさ子、出村和子、伊藤るみ子、伊藤幸世、布施和美、島村由美子、小川和子、吉田明子、益田成朗、八束美千子、角美佳代、片倉久美子、米山英美、野呂陽子、山崎洋子、若浜明子、金山隆子、奥山由香里、前田晴美、馬場佐千子、山田久邇枝、小室清己、泉山昌洋、岡松典子、小谷知子、畠山久美、相武範昭、枡澤由紀子、山添和明、橋爪和夫、佐藤幹雄、石塚明代、中畑雅、橋本愛子、宇佐美祐介、林美子、中村ジュン子、角磐雄、竜崎栄信、安川香澄、泉祥子、中谷涼子、増田良夫、堀眞美、中川郷子、久我淳、杉山節子、高橋優子、山口直子、会津麻由加、小湊由紀子、森田澄子、太田慶子、中谷陽子、大石真理子、草刈紫乃、坂本礼子、岡本健次、川上鮎美、石倉都子、今井邦人、早山芙由子、中山恵、鈴木積、新井貴美代、榊原純子、平井衣、大橋勝、松平寿美枝、宮崎英美、福富雅子、鈴木美枝子、岡本光、荒生優、安江明子、磯野圭作、石見和顕、茂山雄樹、村田弘美、若林知子、丸山卓二、柿崎孝、作山克美、油座正彦、山川泰弘。

ミタ カヨコ、シムラ ナオ、トウタニ アカネ、ハギワラ ヒロミ、タナベナオト、カラサワ ユタカ、ソダ カンイチ、ムラマツ タカノリ、タムラ コウスケ、シオザキ アンナ、ヒラタ ユミ、フカサワ マサル、コマツ ミキ、コイケ ユウイチ、タムラ コウシロウ、スギノ シンイチ、ワタベ ヤスオ、イトウ ウイチ、アサリ タカシ、ハシモト ノリコ、アサクラ コウイチ、ヒジカタ、ヨシベ サナエ、キタオカ カツコ、タカハシ トヨハル、サトウ シゲタ、タキモト ミキヤ、イキ、ノゾエ ヤスナリ、ジンボウ ノブヒコ、アラキ タロウ、タキタ リュウ、ウノキ ヨシエ、クサノ マサヤ、キクカワ タカマサ、クガ サチコ、コバヤシ ヒデキ、タカハシ ヒロカツ、(株)FiveStar International、ヤスマ ミツヨ&ヨコヤマ、ヨコヤマ フミエ、ナカムラ ノリミチ、ヤマダ ヨシコ、シブヤ リュウジロウ、コニシ ヨウコ、オカノ アキコ、ササキ アケミ、イケムラ タイキ、タケダ アツコ、ミゾブチ カツノブ、フクダ トシオ、オグロ シンヤ、サイトウ チサト、タカギ マドカ、ウノキ ヨシエ、カトウ エミコ、アツシ、ムラカミリュウジムショ、アオヤマ ケンジ、ナガイ マサヨ、ヨコヤマ エミコ、ヒエイ アキトシ、タカダ ユウジ。

この他にも、「匿名、東京都中野区在住主婦、セタガヤク 60サイ、Mara conservancy」などと書いてあって、名前が分からなかった方もいました。みんな、本当に、本当にありがとうっ!!


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● マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  3、143、969円(29,110ドル)@108円

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/


●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889



2月27日

この2年間の間に私のプロジェクトに協力して下さった方のリストが出来上がりました!みなさんから寄付していただいたお金は、獣医療用具、ワクチンキャンペーンの為の冷蔵庫、そして、今回のプロジェクトカーへ使われます(車はもうちょっとでマラに来ますので、必ず写真をアップします!)。遠いケニア、しかも、ど田舎マサイランドのプロジェクトへの支援、ありがとうございますっ!みなさんのご協力がなかったら、プロジェクトはここまで来れなかったと思います。本当に感謝しています!

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うちのワニャマ(動物)と一緒に、アサンテ・サーナ(どうもありがとう)!

(左からマイレ、マリモ、ムサシ、あすか、花、ヤマト。コユキとシノは画面から出てしまった・・・)

「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクトへの募金」 

茂倉玉美、島本昌和、関香南、上田恵子、八木達哉、槙田祐一、坂口佳史、高畑金男、磯島宏美、大原康徳、妹尾正仁、小坂弘義、阪本明久、池田里美、中西富士子、大石功、浜本由紀子、日高美知子、吉村種明・麻衣子、(株)ジュリアン・二本木、黒沢俊光、中山厚子、高田裕次、安納マリコ、大矢真理子、掘籠利典、石原映一、朔美野子、岡本泉、坂上美恵子、川北恵子、村上祥子、川口美智子、平沢泰子、松本聡、上野恵子、松本聡、木下智秀、柏谷和代、小野祐子、油座正彦


ワタナベ ユミ、トミウチ シンタロウ、セキ カナン、アサクラ アキラ、カモシダ タカユキ、タキタ リュウ、ナカタ カオリ、シノハラ ナツキ、シオウラ マリコ、タカハシ ジュンイチ、カトウ エミコ、ナカムラ エリ、カリヤ アヤコ、ケンチョウジ、キネブチ エミコ、ミゾブチ カツノブ、カシワヤ カズヨ、コサカ ヒロヨシ、フクダ トモアキ、カワムラ リカ、オオツカ ヒロオ、アカザキ、タカシマ シホ、セキヌマ レイコ、ミタ カヨコ、シダ アケミ、カサハラ タカコ、スズキ ショウコ、ナカハシ エリコ、ユザ マサヒコ、カトウ エミコ、カトウ リョウタロウ。

他にも「プロジェクトカーへ」などと書いてあって、名前の出ていない方もいました。後、何度も何度も募金してくださった方もいます。本当にありがとうございます!

追伸:
マラコンサーバンシー宛の「マサイマラ基金」へ募金して下さった方のリストは、後日アップします。こちらはものすご〜くいっぱいいて、今、日本でリストを作ってもらっているのでもうちょっとお待ち下さ〜い!

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● マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  3,070,969円(28,435ドル)@108円

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/


●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889



2月26日

SUZUKIのシャーシが壊れて車輪が内側に曲がり込んでしまったので、左にハンドルが切れない状態になっとります。えぇ、やばいです。全然車が使えない状態ですよ。っていうか、ハンドルが怪しいので怖くて運転できゃ〜せんわっ!とりあえず、明日にはコンサーバンシーのメカニックに大破した車を預けて、ナイロビに行ってランドローバー社でもうちょっと早く車をモンバサから持って来れないか交渉してきます。

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車は動かないが、取り外したイスはいい感じにゃ!

花ちゃんは、元気、元気。ムサシが哺乳瓶を破壊してしまったので、ナイロビからボスが新しい花ちゃん哺乳瓶を買って来てくれました。ジェーン、手渡された哺乳瓶を見て、「ヒェ〜〜〜〜〜!」と久しぶりに奇声を上げてた。

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「ムズリ・クリコ・ヤ・ワトト・ヤ・ワトゥ!」(人間の赤ちゃんのよりもいい!)

それにしても、ナクマット・ジャンクション(ショッピングセンター)の赤ちゃん用品店で哺乳瓶を買って来たらしいが、オッサンが一人で哺乳瓶2本とスペアの乳首まで買っている姿は、いったいどうよっ?!とか内心思ったが(変態だと思われんのだろ〜か)、首になりたかないので黙っておいた・・・(汗)。

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「花、花!」と呼ぶと哺乳瓶に突進して来ます。お願いだから、大きくなって突進して来ないで。あすかさん、つぶされてしまうから・・・。

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花ちゃん、大喜びです。

● マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  3,070,969円(28,435ドル)

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/


●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889



2月25日

なぜだか分からないんだけど、ムサシが花ちゃんの近くに他の犬が近寄るとウーウー唸っております。マリモもなぜか花ちゃんの側を全然離れない。ムサシもマリモも黒犬。そして、花ちゃんも黒バッファロー(っつ〜か、普通のバッファロー)。毛皮の色が同じ黒だから興味をそそるのかよう分からんが、見ていて不思議な感じ・・・。

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おいおい、アンタら、ただのストーカーだよ・・・。

後、なんか訳分からないけど、こないだ同行したナショナルジオグラフィックの人から「ナショジがあなたに頼みたいことがあるらしいから、会えないかしら」と言われた。なんじゃ、そのナショジからの頼み事って・・・?

おまけ♪

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日曜日に作ったお客用のシュカ(マサイ布)のベッドカバー(ただ袋縫って紐つけただけなので、裁縫とは言いがたいんだけど)。
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ずいぶん前に買った水瓶。なんか水が漏れるので、上にガラス置いてテーブルにしてみました(うちの実家でよくやってるスタイル。火鉢とか瓶の上にガラス置いたりしてテーブル作るの)。


● マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  3,070,969円(28,435ドル)

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
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三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

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口座番号 00100-0-667889



2月24日

日曜日は、犬たちのダニ駆除シャンプーの日です。前までは6匹とも自分でやっていたけど、この何年かはジェーンにシャンプーの仕方を伝授したので、彼女に任せっきりです。唯一彼女が出来ない爪切りと歯の掃除だけ、私がやってるけど(猫のシャンプーも私しか出来ない)。麻酔も鎮静剤もなしでガリガリと歯垢を取らしてくれる犬たちも、珍しいよね。歯茎が血だらけになっても、我慢してずっと口開けてるので、いい子たちです(飼い主、鬼?)。他人の犬だったら手を食いちぎられそうなので、あまりやりたくない、っつ〜か、出来ない。

まぁ、そんなことで、今日はジェーンが犬6匹のシャンプーをしている間に、私はバッファローの花ちゃんのダニ駆除に半日かかった。シャレなしで耳の中に100匹ぐらいダニがっ!丸々と血を吸ったダニがブドウのようになっていて、見ただけで吐きそっ・・・(涙)。ジェーンに手伝ってもらうおうと思ったが、さくっと「シィウェジ」(できん)と言われ(薄情)、背筋が凍りそうになりながら花ちゃんから何百匹ものダニを取り除くはめに。いくらダニ見慣れているって言っても、こんなにウジョウジョいるのは、気持ち悪いっ!

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● マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  2,450,969円(22、695ドル)

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
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●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889



2月23日

バッファローの花ちゃんは、元気にやっとります。今朝になって見たら、どうも血腫だと思っていたのは、ヘルニアっぽい。迷子になった時に大きいバッファローに軽く蹴られたか、どっかで転んで岩に横腹ぶつけたのかもしれないね。朝から2回ほどミルクを飲んで、また昼に飲んで、夕方寝付かせる前にミルク飲んで。全部で6リットルぐらいミルク飲んでるよ。ウンコもオシッコもちゃんとして、ミルク飲んでいない時は爆睡してるので、今のところは問題なく健康でしょう。ミルク飲んだ後に、10分ぐらい犬と人間相手にピョンピョン跳ねてはしゃいで、その後、すぐ疲れてお寝んね。ただの赤ん坊だよ、この子・・・。

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「何よ、このミルク臭い、でっかい物体?!」ってな感じで、ヤマトも興味津々。

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ジャンボ・・・。

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そして、またすぐ爆睡です。

● マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  2,450,969円(22、695ドル)

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/


●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889



2月22日

昨日、ボスに「この女の子の面倒をしばらくみてくれる?」と頼まれごとをされた。「女の子ぉ〜?」、スタッフのガキとか預けられるんじゃないでしょ〜ね?と、半分首をかしげてついて行くと、こんな女の子がいましたよ。

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牛っ?!

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いえ、この人の赤ちゃんです。バッファローっすよ、バッファロー。

なんでも、母親がいなくなって炎天下で2日間も迷子なり、脱水症状だということ。保護区の中だと、絞り立ての牛乳が手に入らないから、草が食べれるようになるまでうちで預かって欲しいらしい。確かにうちの回りにゃ〜、牛を何千頭も飼っているご近所さんがいっぱいいるので、牛乳にゃ困らないっすけどね。日射病になってて、脱水症状の上にとっても熱っぽい。横腹も何かにぶつけたらしく血腫も出来てた。まだへその緒もついているし、蹄もそこまですり切れてないので、たぶん生まれて2〜3日ぐらいかな。生まれたばっかりなのに体重50キロ以上あって、めちゃくちゃ力強い。生まれてすぐに迷子になったらしく、まだメコニウム(初めのウンコ)も出きっていないっぽく、便秘状態。ミルクやりから浣腸から、いろいろやって、今日の午後には元気に鳴って来ましたよ。赤ちゃんが慌てて哺乳瓶にくいついたおかげで、牛乳をゴホゴホと吐き出され、洋服はよだれダラダラにされ、浣腸してサンダルがウンコまみれになり、おまけにオシッコをしっぽで顔にまき散らされた。うん、本来の獣医の姿だね。うちの犬も猫たちも、でっかい不思議な物体に興味津々です。ムサシなんて、吠えても逃げないで頭突きしながらバッファローが突っ込んでくるので、びっくりしてるし。

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でも、なぜかずっと寝ている赤ちゃんの横を離れないムサシ・・・。

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明日から、ミルクやりをジェーンに教え込みます。

どうなんだろう。私的には、野生動物に干渉するのは反対だったんだよね。偉そうなこと言ってたけど、実際にハァハァ苦しそうにしている赤ちゃんを目の前にすると、放っておけないってのは、矛盾しているのかな・・・。ボスも夕方のパトロール中、自分の車を母親だと思って一生懸命転びそうになりながら走ってついてくる赤ちゃんに遭遇した時、放っておけなかったらしい。レンジャーたちと早朝に母親を探したけど、結局見つからなかったので、私が呼ばれたのだそう。その場で赤ちゃんを見捨てていけなかったボスもボスだけど、捨て犬や捨て猫拾いまくっている上にバッファローまで抱え込んでしまう私も私だよね・・・(涙)。草食動物だから人間が育てても「狩りが出来ない」とかないだろうけど、人間慣れしたバッファローを保護区に戻して大丈夫なのだろうかね。観光客の車とかについてきたり、ゲートで客に近づいて驚かせたりしないだろうか・・・。

う〜ん、自分がいいことしているのか悪いことしているのか分からないけど、もう治療したことで干渉してしまったので、ちゃんと育てあげて野生に戻す出来る限りのことはするつもりです。あぁ、野生動物保護って難しいわ。「自分で草が食べれるようになって、ある程度大きくなって自分で身を守れるようになったら、オロロロ・ゲート近辺に返すから」とボスに言われているので、あまり愛着湧かないようにしとこぉ〜とか思ったけど、あまりにもかわいいので名前つけてしまいました(爆)。バッファローの「花」ちゃん(ハンナって発音的に英語でも使える名前にしておいた)。だって、名前ないと呼べないしねぇ。それにしても、ミルクをやった後、ずっとお尻をすごい力でついてくるし(牛の子供がやるように)、でっかい蹄でサンダル踏むので、めちゃくちゃ痛い。指吸わしてから哺乳瓶に変えているんだけど、その指も吸引力が強いので軽い内出血になってる。こやつが離乳するまで、私の体はもつのだろうか・・・。


●マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  2,450,969円(23、122ドル)

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/


●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889



2月21日

「獣の女医 in アフリカ」、JMM (Japan Mail Media)、そして、毎日新聞の記事を読んでマラコンサーバンシーに寄付してくれた多くの方々、本当にご協力ありがとうございます!今日、マラコンサバンシーに「日本からのレンジャーのサポートの為の寄付です」と、みなさまからもらった寄付を渡して来ました。オフィシャル・レターをHPに出して、寄付してくれた人への感謝の意を示したいと、このようなお手紙をもらいました。私宛ではありません。寄付してくださった方々、一人一人へのマラコンサーバンシーからの手紙ですので、読んで下さい!

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「マラコンサーバンシーを代表して、以下のメディアを通してレンジャーのフォースとセキュリティー・オペレーションに対して寄付して下さった沢山の方々に感謝の意を示します。

●滝田明日香のウェブサイト(www.asukafrica.com)
●JMM (Japan Mail Media)
●毎日新聞

皆様方のおかげで、$19,000 の寄付が集まりました。このおかげで来月のレンジャー(セキュリティースタッフ)と密猟対策のオペレーション費を支払え、大切な野生動物の宝庫であるマサイマラを守っていけます。」

現在までにマサイマラ基金に寄付して下さった方の名前のリストを現在作っていますので、後日HPにアップします。


●マサイマラの野生動物を守るレンジャーをサポートしてあげて下さい●

現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  2,014、000円(19,000ドル)

目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/


●銀行口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

●郵便振替口座:
「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
口座番号 00100-0-667889



2月20日

プロジェクトカーが遅れることになり、車がないと不便だからと無理してSUZUKIをマラに持って帰ったんだけど、意味ありませんでした。マラコンサーバンシーのドライバーに頼んで運転して来てもらって、マラに到着して1日でまた壊れましたよ・・・。ウェルディングしたシャーシの亀裂が、またパックリ開いてしまいました。なんだか、ギアも、まだ直ってないし。今日ロルゴリアンまで私用で行ったんだけど、30分の道のりも、車の調子悪い、悪い。こんなんじゃ、絶対に3月のワクチン打ちに使えないわ。明日またコンサーバンシーのガレージで、ギア・ボックスを解体することになりました。わざわざ3000シリングもドライバーに払ってマラまで持って来てもらったのに、まじで意味ねぇ〜。こっちでも使えないんなら、ナイロビに置いてくりゃ、良かったよ・・・(涙)。

それにしても、早くプロジェクトカーが来て欲しい。1月にボスがランドローバー社の社長と交渉してくれて、安く中古のディフェンダーを探してくれたのね。安いって言っても、250万円もするので、鼻血が出そうな値段なんすけどね。でも、社長さんが、値打ち的には350万円する2005年のディフェンダーTdiを100万円まけてくれたので買うことにしました(というかこの値段で買わないと他に何も買えないぞ!とボスに脅されて(?))。バジェットが200万円までしかなく、後50万円足りないのに・・・。でも、半年後までにどうにかして支払いするという約束で売ってもらうことになりました。ディフェンダーが来たら、SUZUKIはナイロビのMちゃんの家の庭に引退させてあげようと思っています。使わないなら売ったら?ってみんなに言われるんだけど、あんなシャーシに亀裂入りまくった車、誰も買ゃ〜せんだろっ!っていうか、かわいそうなことをしたなとか思う。ナイロビでは使いやすい素敵な車だったのに、マラに持って来てしまったことで大破させてしまったから・・・(南無)。買手がつかないほどの大破ぶりにゃ〜、私のふところ的にも非常に痛いわ(自車なので)。

ディレンダーTdiが来たら、またランドローバーに戻ることになるんだなぁ〜。実はSUZUKIの前は、ランドローバー109(78年型)に乗ってたんですよ、私ゃ。渋いっしょ、私と同じぐらいの歳の車ってのも。めちゃくちゃかわいいんだけど、109はパワステじゃないし、ショートとは言え、めちゃくちゃ運転しずらい車だった。重いし、小回りきかないし。他の女の人に運転させたら、駐車場からも出せなかったもんね。すっごく気に入ってたけど、あまりにも古くてしょっちゅう壊れていたので、泣く泣く売りました。アンティックみたいな車は、趣味で持ってるならいいけど、修理代が高くつくのよ・・・。そんな訳で比較的新しい今度の2005年版のディレンダーには、ワクワクします。四駆の大型車のくせに軽いのでほとんど泥にはまることないTdiは、ずいぶん長いこと憧れていました。タイヤのクリアランスが高いのも、う〜ん、素敵。なによりも、私、四角くていかつい車、大好きなんだよね〜♪

109.jpg
昔の109、めっちゃくちゃ、かわいいでしょ!


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現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  1,997,469円(18,844ドル)
目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


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2月19日

今日は、「マラコンサーバンシーの危機」についてのナショナル・ジオグラフィックからの取材に同行して来ました。取材対象はボスとシニア・ワーデンだけどね。この取材グループは、すっごい運が良かった。だって、マラ河の辺りでボスに「カバの密猟とかあるんですかね?」とか聞いた10分後に、なんとレンジャーたちがカバを密猟しようとしていたワクリア(クリア族=マラの密猟者の95%はタンザニアのこの部族出身)を逮捕したという無線がっ!こんなに偶然にいい映像撮れないっしょ。

普段からよく聞いていたんだよね。ワクリアの密猟者は、茂みに隠れてても臭いで分かるって。なんでも殺した動物の干し肉にしてから保護区から運び出すんだけど、その時の血、泥、汗、肉の腐敗臭などが混じった臭い体についてしまうらしい。今日、実際に逮捕したワクリアの側に立ったけど、う〜ん、獣臭っ。マサイたちが前日にと殺したヤギの肉を焼いている時のような臭い。煙、血、肉、内蔵の臭いが混じったような。うん、確かにこんな体臭がしてたら、茂みの中からでも彼らがいるの分かるかも・・・。

wakuria1.jpg
このでっかい10キロ近くある槍は、川岸からカバの背中に体重をかけて打ち込むらしい。捕鯨のもり打ちみたいな感じみたい。

wakuria5.jpg
シニア・ワーデンのゴイトイが、毒矢をチェック。

wakuria4.jpg
手錠をかけられ、明日にはロルゴリアンの警察まで輸送されるらしい→間違いだった、タンザニアの警察に渡されるそう。

wakuria3.jpg
6年間で1010人の密猟者逮捕に成功した、コンサーバンシーのレンジャーたち。みんないかつい顔しているけど、いい奴ばっかよ。


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現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  1、398、140円(13,190ドル)
目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

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2月18日

マラコンサーバンシーの危機基金を集める為、Wildlifedirectで働いていたウェブプロモーターの兄ちゃんのウィルが1年のコントラクトでマラで働くことになりました。そんで、彼が英語圏とフランス圏のファンドレージングをして、私が日本側のファンドレージングの受け持ちになった。みんな、マラを救おうと必死です。

will1.jpg
ウェブおたくのウィル&Wildlifedirectのブログを書いているレンジャーのキモジノ。

午後にパトロールに参加したんだけど、その時になんと保護区内に密猟者の猟犬発見!びっくりしたね〜。ヒョウが木の上にかけて置いたインパラの死体を見ていたら、いきなり黒い犬がヒョコヒョコ茂みから出てくるんだもん。

poacherdog1.jpg

「密猟者は絶対に茂みにいるから」と、すぐさまレンジャーたちの車が呼ばれて、パトロール開始。でも、すでに夕方になっていたのですぐに暗くなってしまって、結局密猟者は見つからなかった。夜間パトロールは現在実行出来なくなってるから、密猟者は夜になったらやりたい放題なんだろ〜な〜なんて思いながら、仕方なく引き返すことになった。密猟者のパトロールエリアが限られてしまっていること、そして夜間パトロールや保護区の境界線のパトロールが出来なくなったこと。すべてが、密猟対策のディフェンスが落ちてるよ〜。

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現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  1、398、140円(13,190ドル)
目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

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2月17日

車の件が延期になってしまったので、明日マラに帰ります。そうそう、こないだの足の怪我をしたゾウの写真をアップしたかったんだけど、レンジャー友達のナイトイに映像をもらわないといけないので、もうちょっとお待ちください。足の怪我の写真はないけど、同じワイヤー罠で鼻がなくなったゾウの写真をアップしときます。

snare1.jpg
ワイヤー罠にひっかかって切れたゾウの鼻。

snare2.jpg
短くなってしまった鼻。

snare4.jpg
車のタイヤを焼いた後に残るワイヤーで作られた、「スネア」(ワイヤー罠)

snare3.jpg
マラトライアングルから回収されたワイヤー罠の前に立つ、レンジャー(アシスタント・ワーデン)のキモジノ。彼が持つのは、殺されたカバの背中から回収された槍。

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現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  1、398、140円(13,190ドル)
目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。

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2月16日

今月の始めからネゴシエーションしているプロジェクトカーの件、なんか大幅に遅れるらしい。今週にモンバサから運ばれて来る予定だったプロジェクトカーは、「まだ2〜3週間遅れそう」とのこと。げっ!今回は車を持って来ようと思って、ナイロビに上がって来たのに・・・(涙)。

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現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  790,299円(7、455ドル)
目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。

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2月15日

ちょい地形が分からない人の為に、管理施設別のマサイマラの地図を添付します。みんなが「マサイマラ」と呼んでいるエリアは、青い線で囲まれたエリアで、実は3つの違う地区に別れているんです。

MaraMap.jpg

緑のエリアは、「マラトライアングル」。マラコンサーバンシーが管理しているエリア。マラトライアングル内にあってお客のパークフィー(40ドル)が保護区管理に払われているロッジは、合計5件のみ(合計262人宿泊可能:マラ・セレナ150、オロナナ24、リトルガバナーズ36、ムパタ40、マラ・シリア12)。40ドルのうち、55%がカウンティーカウンセル(地方自治体)いきで、45%が保護区管理の為にマラコンサーバンシーにいっている(近々カウンティーカウンセルが60%になり、保護区が40%にされてしまう動きがあるらしい)。キチュワとバテラーに泊まった観光客の入園料は地主に入り、保護区には入らないので問題になっている。

青いのエリアは、「ナロック」(ナロック・カウンティーカウンセルによって管理)。ピンクのエリアは、「コイヤキ」(コイヤキ・ワイルドライフ・トラストによって管理)。ナロックとコイヤキ合計のホテル数は60以上で、観光客は3000人以上宿泊可能。どこが何%もらっているのかの詳しいことは、私はあんまり知らない。

黄色いエリアは、私がワクチン打ちやっているエリア。と言っても、最初に始めたエリアだけなので、さらに左側のアンガタとかモヨイまでカバーしているけど。



2月14日

オルチョロオイログア・コンサーバンシーでのミーティングがキャンセルになったらしいので、ナイロビに直で飛びました。コフィ・アナン君、見れなかったよ、残念・・・。セスナに4人乗っていて機体が重かったので、ず〜っと低飛行の300フィートぐらいでナイロビへ。まるで空撮のように奇麗に景色が見えたが、あまりにも小さな地形のディテールを目をこらして見ていたら、久しぶりに飛行機酔いになってしも〜た(涙)。それにしても低飛行だとよくいろんな物が見えるのね。難しい密猟者の追跡はセスナも使うんだけど、空からの目があったら密猟者もたまらんわな。

K MC Poaching 008.jpg
先週1005人目捕獲したパトロール中のマラコンサーバンシーレンジャーたち。

K MC Poaching 021.jpg
逮捕されたワイヤー罠を使ってレイヨウ類狩りをする密猟者たち。

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現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  790,299円(7、455ドル)
目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。


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2月13日

容赦ない夜の大雨が続いています。ず〜っと、ゴォーーーーーーーーってな感じの豪雨の音で、隣でジェーンの喋ってることも聞こえやしね〜。でも、この雨のおかげで7月ぐらいにレシンゴとそこいら辺で拾いまくった花の種が育って、庭中に赤、ピンク、白のコスモス、マリーゴールド、青や紫の昼顔が咲き乱れております。お花畑よ、うふっ♪って感じ。とっても奇麗なので、今度お花いっぱいの庭の写真撮っておこうっと。それにしても、約1年かかって、やっと人が住んでいる雰囲気の家になってきたよ。前までは、はっきり言って、ただの廃屋。外から見ると。めちゃくちゃ水簿らしかったからねぇ。

この暴動騒ぎの後で、みんな、ケニアに平和が戻るのを祈っています。先月にうちらのエリアから先にあるマサイのグループランチの「オルチョロオイログア・コンサーバンシー」(もうちょっと簡単に覚えられる名前つけてくれよ)で、白サイに赤ちゃんが産まれたんだけど、その名も、

コフィ・アナン!

どうしようもないケニアの政治家相手に、メディエーターとして頑張っていらっしゃる、アナンさん。大切なサイの赤ちゃんにまで、アナンさんの名前がつけられましたからね。最近ちょっと疲れ気味の顔しか見ませんが、頑張って欲しいっす。明日から3日間ナイロビに帰ってプロジェクトカー購入の交渉に行くんだけど(私の自車はマラで使い物にならず、12月からナイロビに待機)、途中でボスがミーティングあるらしいのでオルチョロオイログアに寄るそう。「私は何をしてればいいんすかね・・・?」と聞くと、「コフィ・アナンにでも、会ってくれば?」と言われたので、サイの赤ちゃんのアナン君?アナンちゃん?に会って来ます(楽しみ)。


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2月12日

「ヒョ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!ヒョ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

夜9時。なんか、闇夜に変な女の人の叫び声が響き始め、ジェーンやアスカリとかまで、びっくりしてみんな外に出て来て、「なに?なに?なになに?と野次馬根性丸出しの我が家。耳をすますと、

「ヒョ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!ヒョ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

遠くで、まだ叫び声が聞こえる。いったい何が起こったのか調べる為にアスカリと一緒にいろんなマサイに電話してみると、「パルタキラットのマイタ・オレ・シアンペルというオッサンの羊が100頭いなくなったらしい」とのこと。「羊泥棒かもしれない!コンサーバンシーのレンジャーに連絡をして!」と頼まれたので、レンジャーに連絡した。すると、15分ぐらいしてワーデンから電話がかかってきて、

「無線でコミュニティースカウト(保護区の外のレンジャー)に聞いたけど、羊が迷子になったので、探す人を集める為に雄叫びをあげているだけらしいよ」

羊泥棒じゃないんかいっ?!携帯みんな持ってるんだから、電話して人集めんかいっ!夜に雄叫びを上げるのはやめようよ、平和じゃなかった日々が続いた後なんだからさ〜。マサイも、先週の中国大使館の旧正月の花火と同じぐらい迷惑もん・・・。レンジャーたちは牛泥棒かと思って、もう出動の用意してたらしいし。ホント、お騒がせして、すんませんです・・・。

今日、Wildlifedirect経由のマラコンサーバンシー宛のドネーションのアップデートを受け取りました。ドネーションをしてくださった方の名前を読んでいると、日本語の名前がいっぱい!!嬉しくて、涙出そうです。みんな、ありがとうっ!!

http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/2008/02/12/2500-received-in-a-week/#comments


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目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)

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メールマガジン連載および雑誌連載のお知らせ

自分のHPでお知らせするのをすっかり忘れていました。小説家の村上龍さんのメールマガジン「JMM」(Japan Mail Media)に不定期連載で毎週記事を載せて頂くことになりました。

登録は、こちらから→ http://ryumurakami.jmm.co.jp/


後、街角でホームレスの人たちが販売している「BIG ISSUE」という雑誌にも毎号コラム載せさせていただいています。



2月11日

先月、リトル・ガバナーズ・キャンプの汚水タンクにゾウが落っこちて、大騒ぎになりました。マラコンサーバンシーのレンジャーたちによるレスキューでゾウはやっとこさ陸に戻る事が出来たんだけど、ロープを使って4トンのゾウを引き上げるんだから、とんでもない重労働だったそう。リトル・ガバナーズの汚水タンクにゾウが落っこちたのは、今回で2回目。「フェンスを建てるように!」とマラコンサーバンシーから注意を受けたけど、今日見たら、まだやってなかった(おい)。ガバナーズは、いっつも保護区ともめてるんだよね。でっかいバルーンサファリの車で道を破壊しまくってるくせに運転マナーを注意されると「営業妨害だ!」とか逆切れするし、ホント、たちが悪いマネージメント。自分とこのスタッフもかなりひどい扱いだし、高級ロッジで宿泊700ドルもするイルモランとか420ドルのバルーンサファリの利益をどこに使ってんのか、疑問に思う。ガバナーズのスタッフの住んでいる場所も、はっきり言ってキベラ(ナイロビのスラム)みたい。マラのロッジのスタッフハウジングの中で一番ひどいよ。保護区の動物や自分たちのスタッフがあるからロッジ経営していけるのに、どちらもちゃんとテイクケア出来ないって、いったいどういうもんかね・・・?

って、ガバナーズのバッシングをするつもりはなかったんだけどさ。なんで文句言ってるのかって言うと、そのガバナーズの汚水タンクから救い出されたゾウが、実はその時に怪我をしたみたいなのね。昨日、ガバナーズの前を通った時に、レンジャーたちと一緒に見つけたんだけど、足の傷に汚水が入ってひどい感染症を起こしてた。傷自体は足首にあったけど、足全体がふくれあがって、足を動かす度に傷からは膿みと血が飛び出ている。たまたま政府の野生動物獣医のドミニック(私のクラスメート)がナロックから来ていて、連絡するとすぐ現場に駆けつけてくれた。ゾウはほとんど動かないで泥水の中で寝てたので、痛みもそうとうながら熱も出ているっぽく、彼女の子供2頭もその回りをグルグルしてる。

レンジャーやボスたちはみんな徒歩で麻酔銃で打たれたゾウを追跡し始めたけど、私はナイロビから飛んできたばっかだったから、ミニスカートにロングブーツというおおよそ場違いな服装・・・(爆)。ちょっと追跡してみたが、この格好じゃついていけないので諦めた(当たり前だ)。レンジャーが置いていったパトロールカーをバックアップとして持って来てくれと言われたので、そうすることにした。Suzukiを運転するのは、私の方がうまいからということで(運転していたレンジャーは去年免許取ったばっかりらしい)。ものすごい深いブッシュで何度も何度も前進後進しないと、木がよけれない。やっとこさゾウが麻酔で倒れている場所につくと、子ゾウ2頭が母ゾウを守ろうとして、レンジャーたちを攻撃してる。子ゾウたちがいたら、治療の為に獣医が母ゾウに近づくことは不可能。レンジャーたちは、銃を使わず大声で叫んだり棒を投げたりして、子ゾウたちを追い払おうとしてるけど、子ゾウたちはなかなかその場を離れない。「危ないから、車で追い払え!」と言われたので、私の運転する車を叫び回る子ゾウたちと母ゾウの間に入れ、バリケードを作った。その間にドミニックがゾウを治療して、レンジャーたちが他のゾウの群れが来ないか辺りをパトロールする(その20分後に群れが来たんだけど、うちらがいる間に来られていたらかなりやばかった)。ゾウは治療が終わった後、麻酔のリバース剤を打たれて起き上がり、ブッシュに消えていった。後はレンジャーたちがパトロールカーで、ゾウがちゃんと回復に向かっているかフォローアップするらしい。途中ドミニックが「ちょっと手伝って」と頼まれ、傷から膿みを取り除いていたので、終わったら私も膿みと血まみれ。レンジャーたちは、

「スカートとブーツでやる仕事じゃないよね」

っていうか、こんなハプニングがあると知ってたら、私だって最初っからこんな格好しとらんわい・・・。

治療に同行したガバナーズのマネージャーに「こんなことにならないように、おたくの汚水タンク、ちゃんとフェンスして下さいね」と頼むと、「オレはマネージャーだから、オレの汚水タンクじゃない。オーナーのだ」だと。ムカつく、ガバナーズ。さすが、「irresponsibletourisms.com」(無責任な観光業ドットコム)なんぞ言うサイトでバッシング受けるロッジじゃ・・・。ちなみに汚水タンクに動物が落っこちたのはガバナーズだけじゃないけどね。以前は、キチュワの汚水タンクにカバが落っこち、ヘドロの中で溺死寸前だったのをコンサーバンシーのレンジャーたちが射殺(安楽死)させたし。ロッジのみなさん、お願いだから責任持って野生動物に危険な目にあわせないように努力して下さいな。ただでさえレンジャー不足で保護区が大変なのに、観光業関係の施設がレンジャーの仕事増やしてどうするよ・・・(ゾウの治療だけでレンジャー10人出動したぞ)。

ndofuinjury2.jpg
野生動物獣医のドミニック(ナイロビ大学で私の1つ学年上だった友達(右))。

ndofuinjury3.jpg
化膿した左前足から、膿みをフラッシュアウトする。

ndofuinjury1.jpg
治療に参加してたレンジャーたち(他にもいるけど写ってない)。一番左は車を私に奪い取られたレンジャーのナイトイ。

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2月10日

嵐のような大雨が続く、マラに戻って来ました。夕方から嵐が来るんだけど、落雷がめちゃくちゃ怖い・・・。なんか暗い雨雲の中にピンクっぽい稲妻が走ってるのが、見えますわ。保護区の中ではとんでもない嵐だけど、丘の上のうちんちはそこまで雨がひどくなくて、ちょうどいい感じ。タンクに水が溜まり、庭のお花もいっぱい咲いてとっても奇麗・・・なんて、思っていたら、午後になって豪雨がっ!きゃ〜・・・。

それにしても、保護区は観光客の姿が全くなく、ガラーンとした寂しい雰囲気。レンジャーたちは数が減らされても自分たちの出来る範囲で頑張っていて、今日はコンサーバンシーが2002年に始まって以来1005人目の密猟者を捕獲したらしい。3人のうち、2人は逃亡してしまい、1人しか捕まえれなかったみたいだけど。そして、1年先まで予約いっぱいで有名な宿泊率100%を誇るセレナは、今日はたったの13人だってさ・・・(セレナは150人泊まれるロッジ)。そして、コイヤキのロッジのほとんどはこの2週間、お客ゼロ状態。きゃ〜、いつまで続くのか、このマラの状態は・・・?

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目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)
★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。

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2月9日

なんか、ピーストークも、ケニア人らしくダラダラダラダラと進んでいるのか進んでいないのか分からないようなスピードで行われています。ホント、歩み寄る気はあるのか、ないのか・・・。ニュースで見るアナンさんの顔も、かなり疲れております。そして、ケニア人自体も、だいぶこの騒ぎに疲れてきたっぽく、シアサ(政治)のことを熱く話す人も私の回りにはほとんどいない。シアサ大好きなケニア人なのにねぇ。

この1週間ほどは暴動が起きたというニュースは聞きません。やっと、自分たちの生活とシアサを分けて考えることが出来るようになってきたのかも。って言っても、最初から暴れているのはシンナー吸ってラリってるようなおバカな若者たちばっかりだったし(ニュースの映像にシンナー瓶持って放火している様子が流れてますって)、一般のちゃんとした仕事を持って家庭を支えていこうと頑張って働いているケニア人にとっちゃ、迷惑きわまりない群衆でしょう。シアサという名を使って日頃の鬱憤をはらしているだけなんじゃないの?って感じ。それにしても、あれだけ暴れて、いろんな物を破壊して、国の経済をつぶすようなことして、いったい何の特があったの?と聞きたくなるが、暴れている群衆は最初っから何も失う物がないような民衆だから、何も考えていないで行動しているものね。あぁ、頭痛い。おかげで、頑張っている大勢のケニア人の生活がめちゃめちゃにされたなんて、ひどすぎるよね・・・。

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2月8日

昨日、ケニアの政治家の分別のなさより、さらに驚くことがあった。「交渉決裂して、金曜日に集会があるらしい」という連絡が入った途端、泊まっているMちゃんのアパートの近くで、ものすごい爆発音がノンストップで鳴り響き始めた。

ドカーン!!ドカーン!!バババババッ!!

え、なになになにっ?!襲撃?!ついに軍が大砲ぶっ放し始めた?!慌てて外に出て(出んなって?)、音の聞こえる方向を見てみた。

ドカーン!!ドカーン!!バチバチバチバチ!!

爆発音は近くで、まだものすごい音で響いている。他の日本人からも、「何が起こっているの?!」と電話がかかってくるし、やばくないこれ?銃撃戦になったら危ないので家の中に戻った方が良くない?とMちゃんと家に逃げ込もうとした時、道にいたケニア人に、「なに?!爆弾なの?!」と聞いてみる。すると、

「チャイニーズ・ニューイヤー」

旧正月の花火と爆竹かいっ!!!!(Mちゃんちは中国大使館のすぐ側)

っていうかさ〜、考えようよ、中国人っ!!普通この緊迫した雰囲気の町で、爆弾みたいな音を出す花火と爆竹を爆発させんだろ、おいっ!(涙) ケニアの将来が決まると言われているピーストークの交渉決裂の報道のすぐ後に、爆発物を炸裂させるって、どういう神経してんの?!っていうか、どう考えたっていないでしょ、そんなことする人って!空気読めよ、アンタらっ!!!!(激怒です)

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現在マラコンサーバンシー宛に集まった金額  413,100円(3897ドル)
目標金額  15,9000,000円 (150,000ドル)
★この合計金額は、日本から週一で更新されてくる金額です。

●ネットによるマラコンサーバンシーへの寄付先。
http://wildlifedirect.org/blogAdmin/maratriangle/


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「マサイマラ巡回家畜診療プロジェクト」
三菱東京UFJ銀行 
大森支店 普通預金
口座番号: 1299787

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口座番号 00100-0-667889



2月7日

え〜、ライラとキバキのピーストークは、さっくり交渉決裂しました。そして、噂によると金曜日にまたまたODMの集会があるそうですね(大使館情報)。あのさ〜、ホント、いい加減にしてよね・・・。子供の方が分別あるっしょ、今のケニアの政治家より・・・。これだけ世界中に、「このピーストークでケニアの将来が決まる!」とまで報道しておいて、世界中の期待を裏切りまくりです、ケニア。世界のヒンシュクを買いまくりです、ケニア。恥ずかしすぎる、この失態。海外ニュースでは、「ケニアの悲劇は、ルワンダやスーダンのダフールともはや同じレベルだ」とまで報道されてしまいました。ダフールですよ、ダフール。いいのか、ケニア、そんなことで?!「アフリカの優等生」から「ダフール同様の悲劇」までのものすごい格下げされて、恥ずかしくないんですか、ケニアの政治家さん??って感じです。

おまけにテレビで、アメリカ大使館とカナダ大使館が「この暴動の火付け役となった国会議員3人とケニア人ビジネスマン3人に、アメリカとカナダへのビザ発行を禁じた」とまで報道していからね。なんでも、暴動を引き起こしていると疑われていると言われる人物は、後30人いるのでまだまだ捜索中だとか。ライラが集会を起こそうとすると大雨が続きだったらしい、このところのナイロビの天気。大雨が降ったせいで、集会が延期になったりキャンセルになったりしていたみたいね(そんぐらいで集会辞めるんなら、1年間大雨降って平和が来て欲しいよ)。なんか、今晩も、もうすでに雷がゴロゴロいい始めましたよ。天の神様も、「いい加減にしろ!」と怒ってるんだと思う。あすかさんも、ケニアの状勢は聞くのバカバカしくて腹立ってくるだけなので、もう寝ます。明日はいい日になりますように・・・。

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2月6日

今週はキバキとライラのピーストークが行われる予定で、今回のミーティングで両方が歩みよれなければ、もう和解は無理でしょうと噂されているので、また暴れるかもしれないみたい。アフリカ最大のスラムのキベラから出てくるMちゃんのメードさんも、「キベラは、今はもう落ち着いたよ」だってさ。「一番ひどい時は人だけじゃなくて、キベラ内の犬まで警察に射殺された」のだそう。う〜ん、私の友達の獣医がキベラ内の狂犬病撲滅ワクチンキャンペーンなる物をやっていたのだが、全部殺されてしまったのね・・・。田舎の方もだいぶ落ち着いて来たけど、やっぱり自分たちの家に戻るのが怖い人たちが国内難民となって溢れ返っています。ケニア人はひどい暴動が起こった時でさえ、火の手が上がっているキベラから徒歩でナイロビ市内の会社に仕事に通っていたし、根性がすわってると思う。現在でもリムルなどでは、茶農園のトラックが難民キャンプにワーカーを迎えに行って、みんな昼間は農園で茶摘みをしてから、夜はまた警察の横にある難民キャンプで寝泊まりしています。夜間の襲撃があったので、自分たちの家には怖くて帰れないけど、働かないとお金がないからと。小さなリムルだけで、そんな生活をしている難民が6000人います。

それにしても、パンガ(山刀)や斧でめった斬りにされている人の映像が毎日のようにBBCやCNNで流れているので、観光業は完全に潰れてしまいました。私の友達で現地のツアー会社で働いている子は、観光客が戻る見込みがつかないからと今後4ヶ月間給料が出ない事が確定したそうです。確かにあんなに怖い映像ばっかり流していたら、この国に観光に来たいなんて思う人はいないよね。私だって、ケニアに住んでいない人だったら、わざわざそんな怖い国には高いお金払って旅行には来たいとは思わないと思う。実際は、観光客の行動範囲の場所は安全なんだけどね。ナクルとナイバシャは危険だったけど、なんか生活も元に戻りつつあるらしいし、最初っから公園内の問題はなかった。マサイマラにだって他の公園だって空路で行けば何の問題もないのに、誰も来ないよ・・・。ロッジたちも春のブッキングが全滅した上に、さらに夏のブッキングのキャンセルまで入り出したそうで、かなりやばい状況です。密猟パトロールも、510平方キロメートルのマラトライアングルで2台オンリー(しかもパトロール範囲縮小されてるし)。マラに来たことがある人なら分かるかもしれないけど、こんな広いサバンナを車たった2台でパトロールしきれる訳ないじゃん・・・。

追伸:
リムルの友達から状況の訂正が入りました。

「実際、紅茶農園周辺に関していえば、夜間襲撃が一件も起きていません。でも夜間の襲撃してやる、という脅迫ビラ(ムンギキというキクユの過激派グループがばらまいた)が怖くて、みんな自分たちの家に戻りたくても戻れないの。でも、みんな落ち着きをじょじょに取り戻しているかんじです。」

彼女も大好きなケニアが壊れていくのに悲しむ一人です。


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2月5日

ケニアは危険地帯と安全地帯の温度差が激しく、田舎やスラムでは人は暴れているけど、ナイロビのショッピングモールは平和で、なんかハッピーショッパーで溢れ返っています。ジャバ(スタバみたいなコーヒーハウス)に行けばランチを楽しむムズング以外にも、中流ケニア人や上流ケニア人でにぎわっていて、おおよそ「緊急軍事介入がいると言われている国」とは思えない光景なんだけど、気のせいかしら・・・。親から「緊急自体の為に飛行機のチケットをちゃんと買っておきなさい!」と言われて友達の旅行会社に行ったはいいけど、こんなにナイロビ平和なのに変だからヤメたよ(平和と言っても私の行動範囲内の場所が平和なだけなんだけど)。別に危険をおかしてまでここにいるとかカッコいいこと言ってる訳じゃなくて(っていうか、私の生活自体に危険はないし!)、帰る必要性を感じられないのよね。

それより、なんかやらなければいけないことがあるような気がする。マラとナイロビを行き来していろんな人に呼びかけることで、私が日本とマラの架け橋になれるなら、そっちに力入れたい。この暴動騒ぎのせいで3月までの私の仕事すべてキャンセルされちゃったし、ワクチンキャンペーンが続けられるのも3月以降じゃないと無理っぽいしね(ワクチンキャンペーン用の費用が保護区パトロールの緊急資金として回されてしまったんす)。私はレンジャーじゃないから自分自身がパトロールをして密猟者を捕まえることなんて出来ないし、ボスたちみたいに保護区のインフラ管理を出来る訳でもない。でも、私は私にしか出来ないことが出来る。それは、日本に呼びかけて彼らが動物を守る為の資金を探して来てあげることや、今のマラの現状を外の世界に教えてあげること。

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2月4日

Wildlifedirectのミーティングの他、IFAWなどの団体にアピールする為、ちょっとナイロビに上がって来ました。

観光客激減による経営困難により、マサイマラでは以下のようなことが起こっています。

1. コミュニティースカウトのカットダウン(保護区の外のマサイランドに置かれたレンジャーたち)
2. 肉食獣に殺された家畜の損害賠償の支払いのストップ
3. 動物モニターカー3台のうち、2台ストップ
4. 密猟者捕獲の為の夜間襲撃のストップ
5. パトロールカーのカットダウン(2台までにカット)
6. パトロールエリアの大幅な縮小
7. 従業員やレンジャーの大幅な解雇


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2月3日

今月の19日、「サイを殺す」という脅迫がコミュニティースカウト経由でコンサーバンシーに入ったらしい。そして、つい2日前にもまた同じような脅迫の噂が流れ、私も参加したパトロール(って言ってもサイを探しに行くレンジャーたちについていっただけ)の最中に、彼らに動物の足跡の追跡を教えてもらいました。マサイのレンジャーより先にボスがサイの足跡を見つけ、みんなで車を下りてブッシュの中を足跡を追っかけてサイの居場所を確認するための追跡をスタート。しかし、途中で足跡が消えてしまい、残念ながらサイの姿まで見れませんでした。現在トライアングルにはサイが7頭(レジデントが3頭、半レジデントが2頭、ビジターが2頭)いるらしく、噂であろうとも「サイを殺す」などという脅迫には真剣に対応したいとのこと。誰も来なくても、レンジャーたちは動物たちを守らなければいけないからね・・・。


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2月2日

まだエルドレットやケリチョ辺りでは暴動続きですが、マラは静かです。暴動はないけど、観光客もいないので、保護区は静まり返っているし、マサイランドの方も活気がめっきり減ってしまっております。暴動が続くエルドレット近辺から来ているジェーンは、「エルドレットでも、モンバサのように群衆をコントロールすればいいのに。モンバサはルーティングの後にちゃんと商品を店に戻しているんだから」と言う。商品を店に戻しているとは知らなかったが、それにしても、戻すぐらいなら最初っから盗まなければいいのにとか思うのは、私だけか?

「家に持って帰ってきたら、盗んだ商品に足が生えて動き出してね。みんな、びっくりしてお店に返したんだって!」

またまた変な話をどっかから聞いて来たな・・・(汗)。「どこでそんな話、聞いて来たの?!また変なラジオでしょ!」と問いつめると、

「ラジオで言っていたから、本当だと思うんだけど、どう思う?」

って、嘘に決まってんだろ、そんなことっ!!

お願いだよ、ラジオステーション。貧乏人はラジオぐらいしか持っていないから、すぐラジオの言うこと鵜呑みにするんだから。こんなおバカな話ならいいけど、ルワンダの虐殺の時だってラジオが群衆を洗脳したんだから、ちゃんと放送する内容チェックしてくださいよ・・・。



2月1日

ケニアの未来のような、どよ〜んとした薄暗い空模様のマサイマラです。ケニアに戻って来てから、毎日暗いニュースばっかり聞かされて、アンニュイな気分。そんな中、日本の親から電話がかかって来ました。やっぱり心配しているそうです。今回マラに車がないのに帰って来たのも、一度はマラの様子を見てみることと、後は貴重品などをすべてナイロビに持って帰って来る為だったのよね。知り合いのつてで、何かあった時の国外脱出用のヘリの乗客リストに載せてもらったのはいいが、パスポートとかがマラだったら、シャレにならないからさ。

マラの家の回りの状況が悪かったら、犬猫もナイロビ郊外に撤収しようと猫ケージまで持って帰って来たんだけど、来てみれば、マラの方がナイロビより安全かも。マサイのキジャーナ(若造)がカレンジンを追い出すとかキシーを追い出すとか言って、近所の店(キシーのやっている店)を襲ったりしていたとジェーンから聞いたが、昨日マサイのワゼー(長老)たちがキジャーナいっぱい集めて、「バカなことをするな!」とムチ打ちの刑を実行したらしい(汗)。そりゃ〜、ワゼーは困るわな。店の大家はみんなワゼーだから、キシーを撤去されたら家賃払ってもらえないでしょ。キジャーナたちに、「キシーを追い出したら、お前らが店を借りるのか?!」と問いつめたら、「借りない」。ってなことで、暴れたキジャーナどもは、2メートル級の巨大キボコ(ムチ)のめった打ちにあったらしい・・・(怖ぇよ)。そんな訳で、今日はみんな静かな日々を過ごしていたとか。ワゼーのキボコの力が健在なうちは、まだ救いがあるわ・・・。

そして、今日会ったオロロロゲートの経理のムズングおじさんは、会った途端に「君に説明しないといけないね」と、でっかい地図を広げ始めた。「何ですか、これ?」と聞くと、

「ハタリ・マップだ!」(危険地帯地図)

ほぇ〜・・・。ちゃんと赤いペンで、「危険」。青いペンで、「安全」なエリアが塗りつぶされている。見てみると、うちのエリアは青(良かった)。そして、さらに黒いペンで、「キシー対ワセンギシュー・マサイ、非友好的」、「カレンジン対ムルタニック・マサイ、暴動勃発」、「ルオーとマサイ、友好的」など、いろいろ書いてあった。ちなみにうちの回りに住むシリア・マサイは、特にこのエリアのカレンジンと戦っていないっぽい。危険地帯は、ムルタニック・マサイとカレンジンが隣り合わせになっているエマルティとシャルトゥカなどだけだって。うちのエリアのカレンジンが住むアンガタ、コンダメットなどは暴動とかはなしと聞いて、ほっとした。客が全く来なくなって経理は暇なので、危険度のデータ集めしているらしい(汗)。まるで動物のテリトリー・マップみたい・・・。



1月31日

やっとこさ、愛する犬猫が待つ我が家まで帰って来ました。なんでやっとこさなんだって?各地での暴動によって陸路の流通ルートが止められつつあるマサイマラでのガソリン不足問題のせいで、家まで送ってくれる車が午後になるまでガソリンが見つからなくて動かなかったのよ・・・(涙)。そして、保護区を横切って家に帰る途中、なんか悲しくなった。っていうか、こんなに静かなマサイマラを見たのは初めて・・・。サファリを楽しむ観光客の車がゲームドライブの時間になっても2−3台走ってるぐらいで、全くいない。キチュワも3日前は80人泊まれる施設なのに、お客ゼロ。マラのあらゆるロッジが経営不可能で、経済が元に戻るまで閉鎖し始めたらしい。メインガバナーズはとっくのとうに閉まったし、イルケラ二、マラサファリクラブも閉鎖。マラシンバ、キーコロックなどは数人のスタッフを残してほとんど従業員カットしていると聞いた。他のロッジの従業員も半分以下に減らされているところばっかり。

そして、ロッジ以上に苦しんでいるのが保護区管理施設のマラコンサーバンシー。ロッジは客が来なければ閉めりゃいいが、管理施設は客がいようがいまいが、動物を守っていかなければいけない。客が来なくても、密猟者はいるからね・・・。マラコンサーバンシーが毎月レンジャーや密猟対策、そして道のメインテナンスなどに使っている金額は約USD70,000。選挙の後の暴動で、1月のレベニューは一気にUSD20,000にまで下がり、USD50,000の赤字の為、レンジャーたちが使う車を動かすガソリン、パトロールカーのスペアパーツ、オペレーションフィー、雨でぐちゃぐちゃになった道の修理費など、すべてのオペレーションがストップしつつある。そして、この観光客がいない状態は良くて半年、悪ければ1年ぐらい続くと予想されるらしい。政府の金や海外の寄付金に頼らず自立したオペレーションを過去6年間続けてきたマラコンサーバンシー。入園料のみでのここまで動物保護地区を守ってこれた団体は、他にはいないだろうってぐらい優秀な実績を残してきた。観光客が来なくなって入園料が入らなくなった今、そんな頑張りが裏目に出てしまったのかもしれないと思うと、彼らの努力を知っている私はやりきれない気持ちになってしまう。ドナーを探す為にナイロビとマラを往復しているいろんな団体に「マサイマラを助けて下さい」と頼むボスの姿や、解雇されて実家に帰されるレンジャーの姿を見るのは、マサイマラとそこに住む人たちが大好きな私にとってものすごく胸が痛い・・・。