こないだトリパノソーマの予防薬を打った追跡犬モラニとメムシ。メムシの方が、どうやら私が知らないでハーネスがかかる箇所の下に注射を打ってしまったので、大きく晴れ上がってしまった・・・。ハーネスかかる場所をよく把握していなかったっていうか、全然ハーネスのことなんか忘れていたよ。ってなことで、メムシはしばらくパトロール休憩っす。ご、ごめん、メムシ・・・。
2月2日
前にも書いたマサイマラのクロサイの森の危機。マラに帰って来てから、川の反対側から対岸のロッジ建設場を訪ねる機会があり、その自然破壊の現場を目の前にし、とても気分が悪い、というか、悲しい気分になりました。なので、今週のJMMには、この現実をもっと多くの人に知ってもらいたく、記事に書くことにした。記事が出た日、日本からの署名が1日で500人近くあり、そのコメントを読んでいたら遠い日本からもこんなにも多くマサイマラのことを心配してくれる人たちがいるんだ〜と、目頭熱くなってしまったよ。嬉しいよね、やっぱり自分の国の人たちが応援してくれるのって。このHPのヒット数は一日500−700を平均しています。今日、私の日記を読んだ人たちにお願いです。匿名でもいいから署名してください!
JMMの記事、「クロサイの森の危機」から引用
今、マサイマラのロッジ建設の問題が、国際的にホットな話題になっている。私達が働いているマラ・トライアングルの隣になるナロックと呼ばれるエリアで、絶滅の危機に面しているクロサイの生息地の森を破壊してロッジを建設している会社があるのである。この会社はもう何年も裁判からのストップオーダーなどが出されているのにも限らず、ロッジ建設を続けている。あらゆる自然保護関係の人間が建設廃止を訴えたが、建設は止まるどころか、ついには2010年の観光客の宿泊予約を取り出してしまう始末。

問題のサイの生息地である森(煙が出ている場所と川沿いに見えているのが建設中のロッジ)
マサイマラは、アフリカで唯一、人間の手が加わることのないクロサイの人口が残っている場所である。他のエリアのクロサイは、トランスローケーション(移動)で他の公園から人工的に持って来られた個体のみである中、マサイマラのクロサイは唯一オリジナルの人口であり、今現在40頭しか残っていない貴重な人口だ。そして、このロッジが建設されることで、クロサイたちが生息地として生き延び得て来た森がまた一つなくなってしまうのである。

この何年の間、ロッジ建設を反対する為に何度も裁判があった。しかし、有力政治家のプッシュが強く、裁判所のストップオーダーもむなしく、建設は続くばかり。政治家の言い分は、「このロッジの建設はケニアの観光業にとって良いことだ。クロサイの生息地だから建設をストップするなんてとんでもない」という、とんでもないもの。マサイマラは「観光」の為に作られた場所ではなく、「動物」を保護する為に作られた場所であることを全く理解していない発言である。

自然保護関係の人間がロッジ建設反対運動の限界を感じていた時、マサイマラに観光に来たことがある一人のアン・ローズというイギリス人女性が、個人でオンラインの FACEBOOK を使って、マサイマラの自然を守ろうと呼びかけを開始したのである。彼女は政治家にコネクションがある訳でもないし、ケニアにコネがある訳でもない。観光客である彼女のスタンスはただ一つ。「私はこの会社の建てるロッジには泊まらない」というシンプルなもの。そして、10,000人の署名を集めて会社と政府に送るのだと言う。この署名運動には、かの有名なBBCの自然番組「ビッグキャット・ダイアリー」のプレゼンターであるジョナサン・スコット氏なども参加し、イギリスをベースに広がって行った。そして、先日にはイギリスの新聞 Telegraph に大々的にこの問題が取り上げられたのである。

イギリスの観光客を相手にしているロッジにとって、このメディアでの自然破壊の暴露はとても痛いダメージである。そして、これには何年もロッジ建設の反対運動を続けていた自然保護関係の人たちも、びっくりしてしまった。なにしろ、自分たちが出来なかった「ロッジの自然破壊問題の暴露」をたった一人の女性がやりとげてしまったからである。
しかし、ロッジの建設はまだ止まってはいない。このまま署名運動が終わってしまえば、何もなかったようにロッジ建設は続くだろう。私も自分たちがいる川の反対側から自然破壊の現場をこの目で見たくて、先日ロッジ建設場を訪れてみた。マラ川の向こうでは大勢の従業員の姿が見え、チェーンソーの音やらトンテンカンテンという金槌の音やらの騒音が森に響いていた。また動物たちの住処の静かな森が人間たちに占領されてしまうかと思うと、私は悲しい気持ちになってその場を去った。そして、アン・ローズさんが立ち上げたサイトには、私が見たのとまったく同じ風景を写した悲しい写真が載っていた。
もし私がサインすることで、この建設が止まるのなら・・・という思いで、自分もアン・ローズさんの署名運動のサイトに自分も署名することにした。観光でケニアに来る人は、野生動物を見たい為にやってくる。それなのに自分たちが泊まるロッジのせいでクロサイが絶滅してしまう可能性があることを知ったら、どれだけ悲しい気持ちになるだろう?お金儲けの為ならクロサイの生息地だろうが気にしないというスタンスのロッジに泊まりたいと思うのか?そんな観光客はいないだろう。ツアー会社や政治家にも、ケニアに観光に来る一人一人の気持ちを伝えたい。アン・ローズさんのそんな思いから始まった第一歩。一人の人間が勇気を出して始めた運動が、マサイマラのクロサイの森を救えるかもしれない。
そんな彼女に共感を受ける方がいたら、一人でも多く日本の声を届ける為、オンライン署名にサインして下さい!(匿名希望でも署名出来ます)
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"Balala is wrong on Mara Project: Nairobi Star, 2nd October 2008"
He was quoted as having supported the proposed project, the Olkeju Rongai Lodge, on the grounds that the country needs more tourism revenue. He accused those who were opposing this project -led by his Cabinet colleague William Ole Ntimama - of seeking to protect their own interests. The Maasai Mara National Reserve was never created for tourism. It was created as a conservation area for unique ecosystem that is of worldwide value. Tourism a secondary and complimentary activity to earn revenue, but should never ever be allowed to threaten the protected ecosystem
"Sunday Times, 17th January 2010 by Chris Haslam"
Leading conservationists have joined in a call to boycott the top safari operator Somak. Jonathan Scott, presenter of the BBC's Big Cat Diary, and Brian Jackman, the veteran safari writer and Sunday Times contributor, have added their names to a petition on the Care2 campaign website after the company started bookings for the controversial hotel that, they argue, will jeopardize the future of the critically endangered black rhino.
Environmentalist allege that the Ashnil Mara Lodge is being built in the middle of one of Kenya's most important black rhino breeding habitats. "I have no hesitation in putting my name on the campaign", Scott said. "A company of this standing should be prepared to play its part in halting the rash of the development threatening the Masai Mara". The famously mild mannered Jackman says he was "incandescent with rage" at the move.
There are less than 40 black rhinos living in the vast Masai Mara National Reserve. Of these, more than half are thought to live in the small tract of forest where the 60 bedroom lodge owned by Somak subsidiary, Ashnil Hotels, open next month.
Somak pledge to "walk away from the lodge" should it be proved that the area is the breeding habitat, but said it was "non-issue". Matt Walpoll, the head of ecosystem assessment at the UN Environmental Program, argues that this is disingenuos. "Black rhinos live, eat and sleep in the area" he said. "You cannot distinguish this from breeding habitat"

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2月1日
昨日の夕方は、キジャーナと初めてのゲームドライブに行って来ました!
ライオン3頭の前では、爆睡。チーターの前ではウンコしまくりで、おむつ替え。全然ゲームドライブになりやしません・・・(当たり前?)。

マラ川の前で。
しかし、ガタガタ道で普通にミルク飲んでいたり寝たり、ずいぶん頑張ってました。っつ〜か、ガタガタ道に入るとすぐ寝てしまうのよね。お腹の中にいた頃から慣れてるからかな・・・?ゲームドライブから帰って来たら、なんか寝返りしてて仰向けだったのがいつの間にかうつぶせになってた。3ヶ月半で寝返りって、早くないっすか?まぁ、首がすわるのは脅威の1週間っつ〜(ケニア人は産まれた時にはだいぶすわってるけど、うちのは1週間ぐらいはちょこっと首ささえてた)、不思議な赤ちゃんなので、普通なのか?
1月31日
今日は丘の上で、コミュニティーのミーティングに出て来ました。仕事復帰早々、マサイ・ミンギですわ。久しぶりに一日中、アフリカの太陽に照らされ、疲れたわ・・・。



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1月30日

今日は、隣のマークのところにミーティングに行って来ました。キャンプが新しくなって素敵になっていたけど、お昼ご飯はやっぱりマーク・スタイルで、目が飛び出たよ。
「肉しかないんだよね〜」
って言われて、出て来たのは、

羊の足、2本っ!
普通、炭水化物一つぐらい食べるだろ、アンタ・・・。


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1月29日
やっとマラに帰って来ましたよ〜。やっぱりいいね〜、サバンナはっ!



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