獣の女医 in アフリカ
2月27日

私は陸路で早朝7時に出発。ナロックのセケナニ経由で、お昼過ぎにマラでキジャーナたちと合流♪シアナスプリングス辺りから、ずっと雨。う〜ん、空も雲がかかっていて太陽の光が全然見えない。シアナスプリングスでウィルが絶賛している「マサイ・デンタル・クリニック」(海外からの歯医者さんボランティアがやっているクリニック)に寄ってみたけど、週末で休みだった。残念、せっかく歯のチェックしてもらおうと思ったのに・・・。二階建ての奇麗な建物で、「ホントにここはマサイマラ?ナイロビのカレンじゃないの?」ってぐらいちゃんとした施設だった。ウィルによれば中も海外の歯医者さんと何もかわらないらしい。しかも、診察料タダ。歯医者さんは2週間ごとに違う人が来ていて、今回来ている女の人がうまいって聞いていたんだけど、次に行った時までいるのかしら・・・。

それにしても、ナロック側の保護区を通ったけど、動物1匹もいなかったよ。ちゃんと管理しないとクロサイ以外の野生動物も何もいなくなるぞって感じ・・・。



2月26日

はぁ〜〜〜〜〜、めちゃめちゃ、忙しい。今日は一日かかって荷造りと車に荷物詰めていましたわ。明日は、私は朝7時に出発です。ジェーンとキジャーナ君は、ポレポレで午前便の飛行機でマサイマラへ。お昼過ぎには合流出来るといいな。



2月25日

今日は、キジャーナの予防接種(ってもロタウィルスなのでoral vaccineだけど)に行って来た。生後1週間頃からほぼ首がすわっている変な成長過程を進むキジャーナ君ですが、今日で4ヶ月と1週間。順調にスクスク育ってくれています。体重測定したら・・・、すでに8キロ(おもっ)。どうりで腕が疲れる訳だよ。昼間はずっとスリングッ子のキジャーナ君ですが(下ろすとギャン泣き)、最近は片肩のスリングでは肩こるので、両肩の抱っこ紐を愛用中。

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サバンナ育児。

(変な髪型は許して。最近髪が長くなってきたのでクリップで適当にとめてること多し)



2月24日

ナイロビに戻って来ました。って言っても、車を取りに戻って来ただけなので、しあさってマラに戻るけど。でも、キジャーナとジェーンは飛行機で、私は泥道を運転してマラ戻り・・・。

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マラにいてもナイロビにいても、いつも動物に囲まれているキジャーナ。



2月23日

マラにいる時は週に一回のペースで、キジャーナもゲームドライブに同行しています。初回のチーターの前でのおむつ替えサファリは最悪だったけど、最近は慣れて来たようっす。ライオンの前とかで泣かれたらヤバいなーとか思っていたけど、ゲームドライブ中に泣くこともなく、比較的いい子です。でも、ライオンとかは小さくて見えていないようだけど、ゾウには反応していた。目の前にゾウが歩いていると、ジーーーーーッと興味津々な様子。生後4ヶ月から本物のゾウを見れるなんて、すごいことなんだぞ〜!



2月22日

今朝は、ワイヤー罠を外す子ゾウの治療に行って来ました。去年からマラにいる政府獣医さんの下で見習いをしないといけないはずだったんだけど、なんせ身重だったからね・・・。妊娠7ヶ月まで頑張ってフィールド治療にも同行していたけど、何が起こるか分からない危険な野生動物治療の現場で返ってみんなの足手まといになり、サイの治療を最後にフィールド治療見習いはお休みしてた。今年になって仕事復帰したので、フィールド治療見習いも復帰しました。

今日のワイヤー罠がかかった子ゾウは、大きな群れにいたから大変だった。麻酔銃で子ゾウが寝るとお母さんゾウが離れなく車に突進してきて、かなり危険な状況。レンジャーのキモジノが空に向ってライフル発砲し、母ゾウがひるんだ間にワイヤー罠を外すことになった。いつもならチンタラやってることが多いんだけど、今日は母ゾウの攻撃が激しくて5分もたたずに治療終了。ずいぶん早く終わったわ。


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2月21日

孤児イランドのバハティがいる、オロロロ・ゲート。なんかまた小さなイランドの赤ちゃんが最近連れて来られてました。でもね、栄養失調で死んじゃった。私に持って来られた時は、もうすでにずいぶんガリガリ(もっと早く言えよ)。前回もそうだったんだけど、イランドの赤ちゃん用に買っているミルクを、誰かがチャイ用に盗んでいるっぽい・・・。じゃなかったら、4リットル買ってるのに新生児のイランドが餓死する訳ないじゃん。前回は盗んだ奴が発覚したのでかなり怒ったんだけど、今度は違う奴が盗んでいるっぽい。孤児受け取って餓死させるのなんてサイテーだから、もうゲートでは孤児動物受け付けないことになった。自分のチャイにミルクを入れたいから孤児動物のミルクを盗むサイテーな奴がいるなら、受け取らない方がいいと思う。私がいくら頑張って治療したって、ミルク盗む奴がいたら元気になる訳ないじゃんよ。せっかく元気になり始めた赤ちゃんが自分勝手な理油で殺されたのも同然なので、かなり気分悪い・・・。


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2月20日

密猟者9人がカバを殺した現場をレンジャーが見つけ、20人のレンジャーが現場に向いました。追跡犬のモラニも出動!モラニが密猟者1人、レンジャーたちが3人で合計4人逮捕しました。後の5人は深い森の中に逃げられ、モラニもレンジャーたちが足跡を踏んで臭いを消してしまったので追跡出来なかったみたい。殺気づくマサイのレンジャーーたちに足跡を踏むなと現場コントロールをさせるのが一番難しいんだよね・・・。


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2月19日

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そして、Dupotoの森の周辺も、炭の為に木が伐採され、森が叫び声を上げています。


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2月18日

森の中まで木を切り開いて作った道、コンクリート敷き詰めたロッジ、何見ても、ムカついてムカついて仕方ない。

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Somakロッジ建設サイト(気球から撮られた写真)。


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2月17日

クロサイを追いやって森を伐採して建てたロッジに、野生動物を見たくてマサイマラにやってくる観光客を泊める。そして彼ら動物好きの観光客の払ったお金が、自然破壊に繋がる。どうよ、その矛盾?観光客をバカにするのもいい加減にしろって感じだよね、このロッジ。

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Somakロッジ建設サイト(気球から撮られた写真)。


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2月16日

人間の欲はとどまることはないんだな、と、Somakのロッジの件が始まってから、ずっとずっと感じてる。この世に正義はないのだろうか?というか、動物達の声は誰にも届かないのか?本当にヤメて欲しい、動物たちの住処を奪うの・・・。

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Somakロッジ建設サイト(気球から撮られた写真)。


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2月15日

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静かなクロサイが住処としていた森も、今はこんな悲しい姿に・・・。


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2月14日

マサイマラに帰って来ました。途中、クロサイの森を破壊して建てているSomakのロッジ建設現場の上空を通ったので写真を撮って来ました。もうサイテー、サイテー、サイテー。見ていて胸が痛くなった。世界中の人がクロサイの森を破壊しないで!と訴えているのに、建設は続いているんだもん。もう動物達の住処を奪わないで、お願い!

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マサイマラで最後の巨大な森のど真ん中で木を切り倒して建設が進んでいます。


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2月13日

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2月12日

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2月11日

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2月10日

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2月9日

今週のJMMの「マサイマラ・リポート」から引用

先週のJMMの記事で書いた、「クロサイの森の危機」が発行されてから、日本からの署名(日本人で外国に住む方も含めて)がアン・ローズさんの「I will not safari with Somak」の署名サイトに集まっている。「サファリに来ることでクロサイが絶滅してしまうのなら、ケニアなんか行きたくありません!」や「サファリの意味がありません!というコメントを読んだ時には、その思いが分かるだけに私まで心が痛んでしまった。

現在で全世界から「クロサイの森を守って欲しい!」と願う人たちからの署名の数は、2,445にもなっている。そして、署名のコメントを読んでいて、ケニア人が結構いるのには驚いた。今までだとサファリビジネスや環境保護問題は、外国人が訴えるばかりで、ケニア人はあまり興味をしめす人は少なかった。しかし、この5年ほどであろうか、年々多くのケニア人の間で自国の自然や動物を守りたいというスタンスを取る人が増えて来ている。マウの森林破壊など、ケニアの若者の間で熱く口論される時代が来るとは、ちょっと昔までは想像も出来なかったかもしれない。これは、インターネットがケニアの若者の声を世界に届かせることを可能にしたのが、大きいだろう。今までは政治家などがメディアをコントロールし、若者の意見は踏み消されていたのも同様だったが、時代は変わって来ているのだ。他の国にはだいぶ遅れを取ったが、賄賂をばらまいて許可取りをして好き勝手に自然破壊を起こし、その事実を隠し通すことは、ケニアでも出来なくなっているような気がする。

2010年1月18日に出た問題の会社のプレス・リリースのレターや、ナロック州のワーデンのリポートを読むと、実際にマサイマラで働く私としては疑問を感じない訳にはいかない。プレスのレターには、「ロッジ建設サイトにはサイは生息していないことが証明されている」と書かれているが、これは「ロッジ建設が開始して以来、このエリアでクロサイは見られていない」の間違いではないのだろうか?イギリスの新聞「Telegraph」には、「クロサイのモニタリングチームのデータによると、2008年6月にロッジ建設が開始された時点では5頭のクロサイがこのエリアで見られているが、去年の6月と12月のセンサスではクロサイは1頭も発見されていない」と書かれているが、実際のデータを見てみると、事態はもっと深刻である。

マサイマラ全体で40頭のクロサイが生息しているが、そのうち約10頭は私たちのいるマラ・トライアングル(面積510平方キロメートル)に生息している。すなわち、問題の森があるナロック州には、30頭のクロサイが生息していることになる。そして、2006年2月には、この森でカウントされたクロサイの数はナロック内のクロサイの40%にも当たる12頭がカウントされているのだ。その数はロッジ建設が開始された2008年6月には4頭にまで減ってしまい、同年7月と8月には3頭しかカウントされていない。2009年に入ると、1月に2頭、2月に1頭カウントされていて、その後7月に1頭カウントされるまでは、3月から6月の期間は森からクロサイの姿は消えている。そして、2009年7月の1頭が最後に、現在までこの森でクロサイの姿は見られていない。「クロサイの森を破壊するな」とバッシングを受ける以前は、ロッジの名前は「ASHNIL EMUNY MARA CAMP」と宣伝されていた。「EMUNY」は、マサイ語で「サイ」という意味である。クロサイが生息していないと言い切るのなら、なぜロッジの名前に「サイ」が入っていたのか・・・?

プレス・レターに書いてある「ワーデンのリポートではロッジ建設はマサイマラの自然に悪い影響を及ぼさないと証明されている」というポイントも、リポートで書かれている2008年のナロック州の保護区内のベッド数のデータを見て驚いてしまった(ロッジの数では実際の宿泊数が分からないので、「Bed Capacity」(ベット数)を元に問題を指摘したいと思う)。リポートでは、マサイマラ全体のベット数は、「3,248」で、ナロック州の保護区内のベット数は「570」とされている。この数を元に「ロッジが建設されることでマサイマラの自然に悪影響は及ばない」という議論付けがされているが、これはマサイマラの現状を知らない人を混乱させる物の書き方である。

2009年のデータによると、マサイマラ全体のベッド数は「3,473」。そのうち、ナロック州の保護区内のベッド数は「1,151」である(どこから570が出て来たのかは分からない)。そして、忘れていけないのが、保護区の外にあるが「保護区内」でゲームドライブするロッジのベッド数である。リポートでは、「Siana Springs Masai Mara Conservancy」、「Majimoto Group Ranch」、「Olkinyei Conservancy」、「Olderkesi」などと細かくベット数をエリアごとに個別に書かれているが、これらの宿泊客はすべて保護区内でサファリカーを走らせることになるのである。このように外に建っているが、サファリで保護区を使用しているロッジのベッド数は、さらに「1,018」もある。したがって、ナロック州の保護区を利用する観光客のベッド数は、「2,169」もあることになるのである。決して「もっとロッジ施設が必要」という数ではないだろう。

平均宿泊%を元に計算すると、ナロック州の保護区は公園費を年間
1,535,663,588シリング(20、475,514米ドル(約1、832、 558、548円)を観光客から得ていることになる。去年このナロック州の保護区の公園費を集めていた会社は、この問題の会社であることは、あまりケニア以外では知られていない事実である。公園費を集めていたツアー会社が、裁判所のストップが出ているのにも限らずロッジ建設を続けている・・・。この事実に何かふに落ちないのは私だけなのか?先月までは「2010年2月1日にオープン予定」とHPで宣伝されていたが、今日同じHPを見ていると「2010年3月末にオープン予定」と変更されていた。一人の観光客であるアン・ローズさんの熱い思いで始まった運動が、なんらかの影響を与えていることを祈る。

まだアン・ローズさんの「クロサイの森を守る運動」に署名していない方がいたら、一人でも多く彼女を応援して下さい!
(匿名希望でも署名出来ます)


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2月8日

週末、ケニアの新聞「Star」に「クロサイの森の危機」の記事が出ていました〜!

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まだアン・ローズさんの「クロサイの森を守る運動」に署名していない方がいたら、一人でも多く彼女を応援して下さい!
(匿名希望でも署名出来ます)

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これはこないだの新聞記事。


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2月7日

今週末は、めまぐるしい勢いで成長しているキジャーナ。昨日、哺乳瓶を持てるようになったと思ったら(まだうまくないけど)、今日は絵本のページを見よう見まねでめくってました(最後には本食ってたけど)。毛皮とか張ってあって触って遊べる動物の絵本なんだけど、先月買った時は友達に「まだ早過ぎるよ!って呆れられたけど、今週ぐらいから興味津々。マラにもナイロビにもテレビないからキジャーナのエンターテーメントったら、ケニア人おばちゃんたちとのお喋りと絵本ぐらいだからね〜。おかげでお喋り大好きです。しかし、ジェーンが休暇の時は抱っこ地獄とお喋り地獄で、キャ〜・・・っ。



2月6日

早いもんで、後10日でキジャーナも生後4ヶ月。しかし、キジャーナの成長もまた早い早い。生後1週間から首がすわり、2ヶ月から足つっぱらせて立ったり、いろいろ周囲を驚かせていますが、さらに今日も・・・、

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完全に自分の力で立ってます・・・(壁のシミに興味津々)。

お〜い、そんなに急いでどぉ〜すんのぉ〜?



2月5日

今日から、ナイロビです!皆さんのおかげで、アン・ローズさんの運動の応援の署名もちゃくちゃくと数を延ばしています。みんな、マサイマラの動物のことを大切に思ってくれて、ありがとう〜〜〜〜っ!!

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野生動物さんたち、しばらく御機嫌よぅ〜!


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2月4日

蒸し暑い昼間が続いていたけど、天気予報によると、今週末はマラは大雨らしい。でも、雨が降る前に避難。っつ〜か、来週はナイロビでミーティングが立て続けに入っているので、明日から1週間はナイロビっす!

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暑いので、素っ裸でジェーンと木陰で私の帰りを待っていたキジャーナ。


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2月3日

こないだトリパノソーマの予防薬を打った追跡犬モラニとメムシ。メムシの方が、どうやら私が知らないでハーネスがかかる箇所の下に注射を打ってしまったので、大きく晴れ上がってしまった・・・。ハーネスかかる場所をよく把握していなかったっていうか、全然ハーネスのことなんか忘れていたよ。ってなことで、メムシはしばらくパトロール休憩っす。ご、ごめん、メムシ・・・。


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2月2日

前にも書いたマサイマラのクロサイの森の危機。マラに帰って来てから、川の反対側から対岸のロッジ建設場を訪ねる機会があり、その自然破壊の現場を目の前にし、とても気分が悪い、というか、悲しい気分になりました。なので、今週のJMMには、この現実をもっと多くの人に知ってもらいたく、記事に書くことにした。記事が出た日、日本からの署名が1日で500人近くあり、そのコメントを読んでいたら遠い日本からもこんなにも多くマサイマラのことを心配してくれる人たちがいるんだ〜と、目頭熱くなってしまったよ。嬉しいよね、やっぱり自分の国の人たちが応援してくれるのって。このHPのヒット数は一日500−700を平均しています。今日、私の日記を読んだ人たちにお願いです。匿名でもいいから署名してください!

JMMの記事、「クロサイの森の危機」から引用

今、マサイマラのロッジ建設の問題が、国際的にホットな話題になっている。私達が働いているマラ・トライアングルの隣になるナロックと呼ばれるエリアで、絶滅の危機に面しているクロサイの生息地の森を破壊してロッジを建設している会社があるのである。この会社はもう何年も裁判からのストップオーダーなどが出されているのにも限らず、ロッジ建設を続けている。あらゆる自然保護関係の人間が建設廃止を訴えたが、建設は止まるどころか、ついには2010年の観光客の宿泊予約を取り出してしまう始末

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問題のサイの生息地である森(煙が出ている場所と川沿いに見えているのが建設中のロッジ)

マサイマラは、アフリカで唯一、人間の手が加わることのないクロサイの人口が残っている場所である。他のエリアのクロサイは、トランスローケーション(移動)で他の公園から人工的に持って来られた個体のみである中、マサイマラのクロサイは唯一オリジナルの人口であり、今現在40頭しか残っていない貴重な人口だ。そして、このロッジが建設されることで、クロサイたちが生息地として生き延び得て来た森がまた一つなくなってしまうのである。

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この何年の間、ロッジ建設を反対する為に何度も裁判があった。しかし、有力政治家のプッシュが強く、裁判所のストップオーダーもむなしく、建設は続くばかり。政治家の言い分は、「このロッジの建設はケニアの観光業にとって良いことだ。クロサイの生息地だから建設をストップするなんてとんでもない」という、とんでもないもの。マサイマラは「観光」の為に作られた場所ではなく、「動物」を保護する為に作られた場所であることを全く理解していない発言である。

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自然保護関係の人間がロッジ建設反対運動の限界を感じていた時、マサイマラに観光に来たことがある一人のアン・ローズというイギリス人女性が、個人でオンラインの FACEBOOK を使って、マサイマラの自然を守ろうと呼びかけを開始したのである。彼女は政治家にコネクションがある訳でもないし、ケニアにコネがある訳でもない。観光客である彼女のスタンスはただ一つ。「私はこの会社の建てるロッジには泊まらない」というシンプルなもの。そして、10,000人の署名を集めて会社と政府に送るのだと言う。この署名運動には、かの有名なBBCの自然番組「ビッグキャット・ダイアリー」のプレゼンターであるジョナサン・スコット氏なども参加し、イギリスをベースに広がって行った。そして、先日にはイギリスの新聞 Telegraph に大々的にこの問題が取り上げられたのである。

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イギリスの観光客を相手にしているロッジにとって、このメディアでの自然破壊の暴露はとても痛いダメージである。そして、これには何年もロッジ建設の反対運動を続けていた自然保護関係の人たちも、びっくりしてしまった。なにしろ、自分たちが出来なかった「ロッジの自然破壊問題の暴露」をたった一人の女性がやりとげてしまったからである。

しかし、ロッジの建設はまだ止まってはいない。このまま署名運動が終わってしまえば、何もなかったようにロッジ建設は続くだろう。私も自分たちがいる川の反対側から自然破壊の現場をこの目で見たくて、先日ロッジ建設場を訪れてみた。マラ川の向こうでは大勢の従業員の姿が見え、チェーンソーの音やらトンテンカンテンという金槌の音やらの騒音が森に響いていた。また動物たちの住処の静かな森が人間たちに占領されてしまうかと思うと、私は悲しい気持ちになってその場を去った。そして、アン・ローズさんが立ち上げたサイトには、私が見たのとまったく同じ風景を写した悲しい写真が載っていた。

もし私がサインすることで、この建設が止まるのなら・・・という思いで、自分もアン・ローズさんの署名運動のサイトに自分も署名することにした。観光でケニアに来る人は、野生動物を見たい為にやってくる。それなのに自分たちが泊まるロッジのせいでクロサイが絶滅してしまう可能性があることを知ったら、どれだけ悲しい気持ちになるだろう?お金儲けの為ならクロサイの生息地だろうが気にしないというスタンスのロッジに泊まりたいと思うのか?そんな観光客はいないだろう。ツアー会社や政治家にも、ケニアに観光に来る一人一人の気持ちを伝えたい。アン・ローズさんのそんな思いから始まった第一歩。一人の人間が勇気を出して始めた運動が、マサイマラのクロサイの森を救えるかもしれない。

そんな彼女に共感を受ける方がいたら、一人でも多く日本の声を届ける為、オンライン署名にサインして下さい!(匿名希望でも署名出来ます)


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Somak refutes claims Kenyan lodge affects rhino habitat

A 30-tent camp lodge operated by Somak Holidays and owned by Olkeju Rondkai will soon be open for business – right in the middle of critically endangered black rhino habitat.

Somak Refutes Claims Kenyan Lodge Affects Rhino Habitat

Conservationists say safari lodge a threat to black rhinos

Ntimama, Balala clash over Mara camp

Survival of the Mara Must Always Take Priority

Why We're Saying NO to Somak


"Balala is wrong on Mara Project: Nairobi Star, 2nd October 2008"

He was quoted as having supported the proposed project, the Olkeju Rongai Lodge, on the grounds that the country needs more tourism revenue. He accused those who were opposing this project -led by his Cabinet colleague William Ole Ntimama - of seeking to protect their own interests. The Maasai Mara National Reserve was never created for tourism. It was created as a conservation area for unique ecosystem that is of worldwide value. Tourism a secondary and complimentary activity to earn revenue, but should never ever be allowed to threaten the protected ecosystem


"Sunday Times, 17th January 2010 by Chris Haslam"

Leading conservationists have joined in a call to boycott the top safari operator Somak. Jonathan Scott, presenter of the BBC's Big Cat Diary, and Brian Jackman, the veteran safari writer and Sunday Times contributor, have added their names to a petition on the Care2 campaign website after the company started bookings for the controversial hotel that, they argue, will jeopardize the future of the critically endangered black rhino.

Environmentalist allege that the Ashnil Mara Lodge is being built in the middle of one of Kenya's most important black rhino breeding habitats. "I have no hesitation in putting my name on the campaign", Scott said. "A company of this standing should be prepared to play its part in halting the rash of the development threatening the Masai Mara". The famously mild mannered Jackman says he was "incandescent with rage" at the move.

There are less than 40 black rhinos living in the vast Masai Mara National Reserve. Of these, more than half are thought to live in the small tract of forest where the 60 bedroom lodge owned by Somak subsidiary, Ashnil Hotels, open next month.

Somak pledge to "walk away from the lodge" should it be proved that the area is the breeding habitat, but said it was "non-issue". Matt Walpoll, the head of ecosystem assessment at the UN Environmental Program, argues that this is disingenuos. "Black rhinos live, eat and sleep in the area" he said. "You cannot distinguish this from breeding habitat"


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2月1日

昨日の夕方は、キジャーナと初めてのゲームドライブに行って来ました!

ライオン3頭の前では、爆睡。チーターの前ではウンコしまくりで、おむつ替え。全然ゲームドライブになりやしません・・・(当たり前?)。

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マラ川の前で。

しかし、ガタガタ道で普通にミルク飲んでいたり寝たり、ずいぶん頑張ってました。っつ〜か、ガタガタ道に入るとすぐ寝てしまうのよね。お腹の中にいた頃から慣れてるからかな・・・?ゲームドライブから帰って来たら、なんか寝返りしてて仰向けだったのがいつの間にかうつぶせになってた。3ヶ月半で寝返りって、早くないっすか?まぁ、首がすわるのは脅威の1週間っつ〜(ケニア人は産まれた時にはだいぶすわってるけど、うちのは1週間ぐらいはちょこっと首ささえてた)、不思議な赤ちゃんなので、普通なのか?



1月31日

今日は丘の上で、コミュニティーのミーティングに出て来ました。仕事復帰早々、マサイ・ミンギですわ。久しぶりに一日中、アフリカの太陽に照らされ、疲れたわ・・・。

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1月30日

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今日は、隣のマークのところにミーティングに行って来ました。キャンプが新しくなって素敵になっていたけど、お昼ご飯はやっぱりマーク・スタイルで、目が飛び出たよ。

「肉しかないんだよね〜」

って言われて、出て来たのは、

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羊の足、2本っ!

普通、炭水化物一つぐらい食べるだろ、アンタ・・・。


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1月29日

やっとマラに帰って来ましたよ〜。やっぱりいいね〜、サバンナはっ!

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